Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

中秋の名月 「国葬」の招待状、

 9月10日は満月。中秋の名月。雲にかかっていたが、お月さんが現れた。久しぶりに夜空をみた。もう秋になるのだと思うと、時があっという間に過ぎたのを実感した。左横にいる星は木星だそうだ。ケープタウンで暮らしていた頃は、空が澄んでいることもあり、よく夜空を眺めていた。ケープタウンには100年も前に作った南半球最大の天文台があった。週末には一般にも開放されていて、よく天文台に行き、南半球の空を眺めていた。初めて土星天体望遠鏡で見たときに、教科書で見た星だと思って、えらく感動した。肉眼でも夜空の星をたくさん見ることができた。オリオン座は北半球で見る形と違っていたが、それが面白くもあった。そして、2005年にサザーランドという小さな町に新型の南アフリカ国立天文台ができたときには、2007年に友人と一緒に出かけた。夜は冷え込むからと言って、友人は湯たんぽを用意してくれた。標高1700メートルの所にある。星が手に届きそうなほど近くにみえ、星が大きく見えた。古代からある、星にまつわる様々な物語は、雄大な世界を連想させてくれた。

 Facebookを見ていると、中山千夏さんに国から安倍氏の「国葬」への招待状が来たという。郵便局が休日の日にわざわざ配達があり、返信用の葉書も入っていたという。いろんな人が転送していたので、ここに記しておきたい。

 「元参議院議員」として国民のみなさまに申し上げます。本日、ただいま、「内閣総理大臣」殿より写真のような「国葬」のご案内が速達で届きました。本来なら休日のはずの局員が届けてきました。 さまざまな注意書きと共に、出欠の返信葉書も入っています 郵便局員をこの上わずらわせないように、この欄を借りて返信します。私は出席いたしません。ご注意いただくまでもなく、香典、献花も出しません。私は元総理の

国葬に反対です。誤解しないでください、私は「どのような元総理の国葬にも」反対なのです。どんな総理であれ、国民すべてが愛し支持することはありえません。その人物を全国民の税金で葬儀するなんて、納得できません。これは政権が人の死を政治利用することであり、人間として元参議院議員として、怒りを禁じえません。今からでも中止することをお願いいたします。これまでの準備費用は無駄になるでしょうが、アベノマスクを推進なさったみなさまには、たいした打撃にはなりますまい。以上。元参議院議員中山千夏
 立憲民主党の連坊氏、辻本清美氏にも招待状が来たが、「欠席」をTwitterで表明している。「国葬」は様々な国との外交ができると岸田首相は説明し、ジャーナリストの田崎史郎氏が「お金に換えられない価値がある」とコメントしたことに、舛添要一氏は「外交を知らない人の発言だ」とTwitterで批判した。時間的余裕も、会談を準備する余裕はないと。エリザベス女王の「国葬」に日本からは天皇皇后陛下が出席するという。安倍氏国葬」欠席者が名乗りをあげている。