Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

11月17日 綾部の安国寺、福知山の長安寺に紅葉狩りに

17日(木)いつもの友人3人と88歳の豊子さんの4人で紅葉がりに出かけた。今年は綾部市の安国寺と福知山市長安寺に紅葉を見に行った。どちらのお寺も初めて訪れた。天橋立や城崎などに行く途中に通るところだが、一度も立ち寄ったことはなかった。京都からは縦貫自動車道が京都の南にある大山崎から宮津まで93.2キロメートルが一本につながったので、とても便利になった。

 亀岡を通ったときには、霧が発生していて、街全体が真っ白な靄にに包まれていた。そこを抜けると、快晴だった。安国寺は14世紀半ばに足利尊氏により創建された寺院。足利尊氏と、生母の上杉清子と正妻の足利登子の墓があった。屋根が茅葺でとても趣があった。臨済宗東福寺派の寺院で、両脇の書院作りの窓がとても際立っていた。

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福知山の長安寺は、聖徳太子実弟麻呂子親王が創建。何度か焼失しているが、福知山城主によって再建されてきたという。タイミングよく、前日のNHKの紅葉たよりで、ここのお寺が紹介されていた。「丹波の紅葉寺」として知られているという。

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京都市内では、紅葉で有名な、永観堂東福寺円通寺などあるが、観光客が多く訪れるので、いつも避けて通っている。地元の人にはよく知られる曼殊院の紅葉は穴場で、私は散歩のついでに曼殊院まで出かけることがよくあった。貴船の紅葉も上賀茂神社の紅葉も素晴らしいが。

 お昼は、由良川の見えるレストラン「丹波茶屋ゆらり由良川」ででおいしい和食料理をいただいた。まったりとした時間を過ごした。由良川舞鶴市に流れ込む大きな川というイメージだったが、京都府滋賀県福井県にまたがる山国岳の杉尾峠に源を発して、舞鶴雨まで流れ込む大きな川。古くからこの由良川は歌に歌われるほどで、馴染みが深い。『大江山いく野の道の遠ければ まだふみもみず天橋立』や『由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな』でも知られる。

 久しぶりに、友人たちと遠出ができたことはとても嬉しいことだった。

国会では今期当選した衆議院議員に交通通信費100万円が現金で配られたことが話題になっている。維新の議員が話題にしたことから、波及している。正確にいえば、10月31日に選挙があり、当選した議員は国会で承認されてからが、正式に給与や経費が支払われるので、10月31日に国会議員になったわけではないのに、領収書も明細書もいらないお金が10月分として支払われた。なんというずさんさに呆れる。科学研究費が国費から支払われる場合は、すべてに領収書が必要だし、一円たりとも不正があってはならない。それほど厳しいものなのに、なぜこの交通通信費はまるでご褒美かお小遣いのように国費からもらっているのは、非常におかしい。今回維新の吉村大阪府知事が問題にしたことで、国会で法律を変更するらしい。議論として、どこかの組織に寄付するという案もあがっているが、自分たちを応援する団体に寄付するのは、政治利用だから、これはすべて国庫に返還すべき。そして領収書も添付すべき。10月分は発生しない。

 機密費もそうだ。領収書もいらなければ、何に使ったかも明らかにする必要はない。菅首相時代は、1日あたり370万円も使っている。なんということか。マスクの余剰品の倉庫代にしても納得いかない。コロナ禍でパソナなどが儲かるシステムなど、無駄遣いがおおすぎる。安倍元首相の経費の無駄遣いなどもうやむやになっている。さて、政府は透明な国費の使用ができるのだろうか。やらなければ、大きな信頼をなくす。