Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月24日 知人の骨折事故

 23日(木)は1日中家にいた。「秋分の日」だが、京都はまだ「緊急事態宣言」が出ているので、外に出る気がしなかった。一日中、特にこれということはしていない。毎日、毎日が同じことの繰り返し。自分の行動に自分で縛りをかけているようにも思えてきて、少々焦り気味。

 フランス語のニュースを見ていると、ケープタウンにアマゾンが進出していくという記事があった。場所は特定できなかったが、ケープタウンではアマゾンの進出を阻止するデモがあったという記事もあった。膨大な敷地に巨大の倉庫を作るという。そしてその周辺に新しい商業都市を開発する。直接雇用5000人以上、19000人の間接雇用を創出するという。南アフリカの経済を回していくにはとてもいい話に見えているが、南アフリカ・アマゾンは、南アフリカだけではなく、アフリカ大陸全体の拠点となる。

 私は外国から出版された本はすぐに手に入るので、アマゾンで注文することが多い。書店で本を購入することがなくなってしまう。本文化を発展させていくには書店は欠かせないが、その書店に打撃となるようなシステムがアマゾンにはある。別の記事で「アマゾンで本を買うのをやめましょう」というキャンペーンのあった。ようやくその意義がわかり始めたような気がする。特にコロナ禍の中でアマゾンでどんなものでも買えるという魅力があったが・・・・

 24日(金)今日は88歳になった知人の「米寿」のお祝いを友人3人で計画した。米寿の方がレストランにつくやいなや、道路でつまずいて、手首が膨れ上がり、少し出血をしていた。とても痛いらしい。近所の整形外科に行くと、手術などが必要かもしれないんで、別の大きな病院に行くように言われた。結果として京都駅の前にある武田病院に行くことになった。レントゲン撮影の結果、複雑骨折をしていた。

 フレンチ・レストランで4人で食事をすることになっていたが、二人だけで食事をしていただき、私はその方に付き添った。娘さんに電話連絡をして、病院にきていただいた。私もよく知っているので、久しぶりにお会いできてよかったが、びっくりしていた。歳をとることは、危険と向き合うことにもつながると思った。レストランでの食事はできなかったので、テイクアウトにしてもらい、それをその方の家にとどけた。そこで今日食事を一緒にすることになっていた4人が顔を合わせた。記念すべき日なのに、とんでもない一日になったが、大きな教訓をえた。

 複雑骨折を自然治癒すると五週間はかかるという。手術をすれば一週間で治るというので、来週月曜日に手術となりそうだ。右手を負傷したので、これからしばらくは不便で大変だろうと思うが。

 テイクアウトのおかげで、夕食は夫と分け合って食べた。とてもおいしかったが、みんなと一緒に食事をしたかった。

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 予定していたレストラン。