Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

6月16日 歯医者とフランス語と「ご飯論法」

 午前10時に予約していた歯科医に出かけた。私は食べ物を噛む力が強くて、10数年前に入れたインプラントの歯が欠けたりして具合が悪くなった。意を決してすべてを取り替えることにした。とても物入りとなった。だが、インプラントのおかげで、硬いものもかめているし、生涯歯は大切だ。骨に金属を埋め込み、そこに歯をつくるという画期的な治療には驚く。インプラントの土台は問題がないので、型をとる作業が大変だった。

 朝から小降りの雨が降り続いているので、自宅でのんびりするしかない。フランス語の勉強をしたり、ピアノの教則本をおさらいする。言語もピアノも、毎日の繰り返しが必要だが、なかなかそうは続かない。京都外大から京都府が「緊急事態宣言」が20日に解除になった場合は、来週から授業を対面で始めるという通知がきた。7月30日までやり、全6回の授業になるが、半額は返金するという。授業料よりは、はやく授業が始まって欲しい。京都は極端にコロナ感染者数が減ってきたが、大阪と歩調を合わせなければならないとするとまだまだ「蔓延防止策」がとられるのだろうか。感染者が少ないからという理由で大阪や兵庫から京都に遊びにくる。そうしてもらわないと、観光地は経済がなりゆかない。そうするとコロナ感染者が増える。京都の生活者は複雑な気持ちだ。

 先のイギリスで開催されたG7首脳国会議では、菅首相は「全員一致で東京オリ・パラ開催を応援した」と発言したが、これはうそだった。ドイツのメンケル氏は賛成しなかった。平気で嘘をつく菅首相。安倍政権時代から幹事長として嘘ばかりついてきた。さらに国会での答弁は嘘とごまかしで塗り固めてきた。東京五輪の開催についての国会答弁は、「ご飯論法」とも「ヤギさん答弁」とも言われ、何を聞いても、質問しても紙に書いた言葉を繰り返すばかり。オリンピック開催については、40数回同じ文章を読み上げたとか。間違いがあるといけないので、いつも同じ文章を読むという。そこにあるメッセージは何も質問や疑問に答えていない。論点をずらして、平気で嘘をつく。安倍政権時代から、こうして、嘘と誤魔化しで政治をやってきた。腐敗しきっている。嘘をついても平気にしていられる神経と、ずる賢さを許していいのだろうか。政治圧力を受けた、マスコミもそれに乗っかっているのは、マスコミの役割をはたしていない。

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玄関口のミニバラが咲き始めた。どう成長していくのだろうか。楽しみ。

どこの家の紫陽花もきれいに咲いている。雨が降っていると、ひときわ美しい。花たちはコロナなんかに負けていない。