Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

6月21日 この数日をまとめて、紫陽花寺を訪ねる

 19日(土)午前10時からマンションの理事会があった。今年度は理事会役員になっているので、出席。マンション管理会社主導で理事会が運営されてきた。理事会の当番はこれで3回目。議論された内容で、疑問に思っていることは、マンションの屋上を誰が掃除するのかが議題になった。昨年は梅雨時に屋上の掃除が行き届いていなかったために、我が家の押入れの天井が水浸しになった。あきらかに鳩のフンが排水溝を塞いで、屋上がプール状況になったことだ。1ヶ月以上検査したが、わからず、結果的には精密技術を持つ会社に依頼して検査することになった。そのための費用が50万円。屋上の大修理はかなりの費用をかけて数年前に行い、補習期間がまだ残っていたはずだ。最終的にはクラッカーでできているところがわかり、管理会社側で修理が行われた。

 マンションの管理に関して、規約では管理会社が雇用する人が屋上を清掃することになっているが、管理会社としては屋上の清掃は雇用者にさせられないので、規約から外してほしいとのことだ。そして特別清掃員を雇わなけえればならないので、管理費を予算以上になると提案してきた。何でも管理費から使い放題がいなめない。理事会提案は、とりあえず管理者雇用条件から、屋上清掃を外して欲しいというものだった。では誰が一体屋上清掃をするのか。そのための人件費を別に住民が支払わなければならないのか。そうしたものも含めて管理会社に依頼してきた。管理会社としては、点検、掃除、補修などは年間契約の中に入っている。他にも、エレベータの部品交換工事、給水装置囲いブロック塀、鳩対策など、さまざまな問題が議論された。やり方に少し疑問をもった。

 20日(日)大原の朝市にでかける。いつものように新鮮な野菜(ケール、万願寺とうがらし、人参、赤玉たまねぎ、きたあかりのジャガイモ等)とお花(茶の木とゆりと小菊)を購入。 ベランダでは紫陽花が様々な顔を見せている。

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 午後から娘たちと出町柳で待ち合わせた。下の孫が髪の毛を染めるのに出町柳近くにやってくるので、娘が車で送ってきた。2時間ほどかかるので、その間買い物に付き合ってもらった。銀閣寺の近くにある大西牛肉店で御肉類を購入。西賀茂のエムジーや、生協にも大西のお肉屋さんが入っているが、本店には種類がたくさんある。まとめ買いにはとてもいい。出町柳の商店街で柏餅やおはぎなどを購入。午後のお茶菓子に。私は甘いものは食べないので、味噌入り柏餅を購入したが、残念ながら餡子の中に味噌が入っている程度だったので、ほんの一口いただいただけ。上の孫に髪の毛を切ってもらった。若い人はとても上手に髪の毛を整えるのがうまい。

 娘の家でもメダカをかっているので、メダカ用の入れ物の底に入れる石をもってきてくれた。これは水を綺麗にする役割があるので、とても大事だそうだ。小さい火鉢のほうに今年生まれたメダカを50~60匹を入れた。小さなかわいい命が動き回る姿がけなげ。

 BS番組でパリに住む辻仁成さんのフランスレポートがあった。コロナ感染も落ち着き、ワクチンも進む中、徐々に日常を取り戻しつつあるパリの様子と彼の日常生活が紹介された。美しいパリの街並みと、人びとのゆったりとした暮らしとおしゃれな生活空間にしばし心を奪われた。フランス人のバンドと一緒に、セーヌ川の船上でLa vie en Roseを辻さんは歌い上げた。演奏した。思わず一緒に口ずさんだ。

 21日(月)いつもの友人と一緒に宇治にある三室戸寺に紫陽花を見に行った。紫陽花寺として有名な場所。私は三室戸寺には何度か足を運んでいる。西国33西国33所の一つでもあるので、特別な思いでここを訪れたこともあった。

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「緊急事態宣言」が解除された後だったので、大勢の人が訪れていた。「待ちに待った日がきた」という思いだった。いつもの三人の食べ歩きは、2月に寿長生の郷に梅を見に行って以来のことだった。また出かけたいねと言ってわかれた。今日の京都のコロナ感染者数は1名だった。月曜日なので、数字的には低い日だが、、、。

 オリンピック委員会は、観客を1万人まで入れてオリンピックを進めていくという考えを示した。何がなんでもやるという姿勢。「報道1930」でジャーナリストの田崎史郎氏が出ていて、オリンピック開催の責任者は誰かという議論の中で、日本政府ではないという。東京都とオリンピック委員会だとあくまでも主張した。では、なぜ菅首相が「国民の命と安全を守って、オリンピックを開催する」と主張するのか。なぜ田崎氏はその責任は日本政府にはないと主張するのか。なぜ田崎氏は政府のスポークスマンになり、政府への責任を回避させるのだろうか。政府から資金でも出ているのかと疑いたくなる。誰が考えても、東京で開催する責任者は東京都だろうが、オリンピックは国家の行事だと誰でも知っている。前回のオリンピックがブラジルで開催された時に、なぜ当時の安倍首相がマリオの格好をして登場したのか。なぜ小池百合子さんではなかったのか。オリンピックありきで、ことが進んでいく。その科学的根拠はまったく感じられない。すべて政治判断。

 ウガンダの選手団の中からコロナ感染者がでたという。ともにチームとして行動してきた人たちは、感染者とは濃厚接触者でないとし、まったく記録もしていないという。狭い飛行機の中で何時間も閉じ込められて、来日してきた。そして集団で東京から大阪に移動している。日本側はこのことをしらんぷりしている。このすり抜けさせようは、一例だが、オリンピックが近づくと、毎日同じことが起こるのではないか。