Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

3月24日 フォンロンーニコルズ賞受賞のナワール・エル・サーダウィとお花

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 23日、前日に引き続きエジプトの女性作家ナワール・エル・サーザウイの写真を探した。甲斐あって束になってでてきた。ここ十数年デジタル・カメラで写真をとり、プリントアウトしていない。DVDのディスクにコピーして保存していた。2007年3月〜17日までウエスタン・ヴァージニア大学で開催された第33回アフリカ文学会にナワールはフォンロンーニコルズ賞の受賞者として招待されている。この賞は、人権と表現の自由と闘ってきたアフリカ人作家に与えられる賞で、すでに多くの作家たちが受賞している。フォンロンーニコルズ賞の歴史は長い。1993年のアフリカ文学会でこの賞が生まれたとのこと。

 カメルーンのバーナード・フォンロンはヤウンデ大学アフリカ文学科長を務め、言論の自由を求めて闘う教育者だった。1986年に亡くなったが、彼の教子たちが何とか彼の足跡を歴史に残したいと模索していた。一方長年Voice of Americaで働くジャーナリストで、アフリカ文学会には毎年参加していたフォンロン・ニコルズがいた。二人のファンロンさんの名前からこの賞が生まれたとのこと。私は、フォンロン・ニコルズさんのお一人の名前を持つ賞かと思っていたが、正しくはそうでなかった。もっと早い時期に知っておくべきだったのだが。フォンロン・ニコルズさんは、長年アフリカ文学会に参加され、とても愉快な人でいつも周りの人を笑わせていた。1993年のアフリカ文学会はグアドループで開催され、そこでこのフォンロンーニコルズ賞がアフリカ人作家や研究者に贈られることになった。

 私もそこに参加していた。カリブの島が美しく、とても印象深かった。コロンブスが上陸して500周年記念式典があった。アメリカ航空の労働者のストライキに巻き込まれ、予期せずマルチニークの島で一泊することになり、マルチニークの島の観光もできたのはラッキーだったのを思い出した。

 午後から筋トレジム・カーブスに行った。その前に散歩のつもりで植物園まで行き、椿を眺めながら歩いた。陽光桜が見事だった。桜もたくさん種類があるのを知る。最後の写真はフジモドキで、ジンチョウゲの一種らしい。チョウジサクラの名で園芸店では売られているという。心がウキウキする色。

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