Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月26日 フランス語の勉強と政府の感染症対策は?

 自粛生活を余儀なくされたために、規則正しい生活を送るよう心がけるようになった。毎日、毎日同じ日課。その一つがフランス語のお勉強。退職して、はじめたフランス語を学ぶために4年間日仏会館に通った。私の能力の限界を感じて辞めた。そして、京都外国語大学の生涯教育講座に登録して一年通った。しかし、2年目はコロナ禍で休講となった。今年もまだ開講されないかもしれない。NHKのフランス語の講座もストップして、再放送になった。断捨離で多くのものを処分したが、フランス語関連のノートや本などは取っておいた。一通り復讐をし、フランス語と向き合う中で、少しづつ記憶が蘇ってきた。だが、忘れるのも早いので、がっかりするが、自分のペースで学んでいる。You Tubeにはたくさんの映像があり、自分のペースにあわせて、学べるのでいい。

 『報道1930』で感染症法改正案では、刑事罰が課せられることについて議論があった。自民党武見敬三氏は当然だという。共産党小池晃氏は「感染者に罰則をかすのは、感染者を犯罪者扱いとし、感染を抑えることにつながらない。休業・時短営業に従わない所に、罰則規程を設けるという。根本的な感染対策ではない。」と指摘。倉持仁呼吸器内科医の意見は非常にすっきりした。国立感染症研究所がすべての検査やデータなどの情報を独占して、感染症を抑えるための努力をしていないと批判した。イギリスのように政府が財政支援をし、イギリス国内の多くの研究所や専門家の総意を集結して対策をとるべきだという。なぜ、縄張りが必要なのか。研究の手柄だけした頭にない人たちに政府が委ねているのは間違いだと指摘した。

 感染者は加害者ではない。事業主は加害者ではない。なのに、政府は、罰則で感染者や事業主をいじめるのはおかしいと堤伸輔氏も指摘。罰則ではなく、感染症を科学的に向き合い、しっかりと検査と医療の提供にあたるべきという意見もでたが、政府は聞く耳をもたない。

 補正予算に関しても、この年度内つまり3月までの補正予算にGo To Travel やGo To Eatに1兆円以上も必要なのか。倉持先生は、非常にはっきり述べた。「自宅療養」を生み出している状況こそが問題で、誰でもがいつでも医療を受けられるようにするのが、政府の役目だと厳しく指摘した。武見敬三氏は経済を優先させる持論を展開し、人の命を軽んじた発言をした。傲慢の一言。

f:id:mwenge:20210125003338j:plain f:id:mwenge:20210126212758j:plain

左の写真はケープタウンの友人の庭で咲いた花。右側はバラの教室の先生からいただいたもの。名前は忘れてしまったが、種から育ったもの。雪害から救った。いま台所に移動中。