Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月20日 コロナ感染症の重篤者数のあやつり

 コロナウィルス感染症対策分科会の尾身会長は、沖縄の感染者拡大について、「下火になっている」と主張した。どの部分をみて「下火」なのか。しろうとでも、決して下火とは言えないし、沖縄でなぜ感染者が増えたかを無視しての発言には驚きを禁じえない。沖縄県知事玉城さんは、「そのような認識はない。下火かというと違うと思う」ときっぱり発言している。

 西村経済再生担当大臣はいまの状況を「第二波の定義があるわけでない」と主張し、あくまでも現状を「第二波」と認めたくない。日本感染症学会の舘田一博理事長は「今、日本は第二波真っただ中にいる」という見解をだした。

 大阪と東京では重篤者数の数え方が違うという。何のための数字なのか理解に苦しむ。

 尾身氏にしろ、西村大臣にしろ、どうして「第二波」あるいはコロナ感染症の拡大を素直に認めないのか。背景にどんな政治的駆け引きがあるのか。緊急事態宣言を政府が出せば、財政的保証をしなければならない。それをやりたくないだけなのか。責任のがれをしたいだけなのか。

 政府側が頑なになればなるほど、嘘臭くなる。Go To キャンペーンや「経済再生政策」で外出を解禁したことで、感染症が拡大したことは事実だ。それを認めて、新たな対策をだせばいいのに、何もしないのに、どんな得策があるのか。

 今日も外に出たくない。冷房の効いた部屋にこもっているが、温度は36度。湿度は45%。どういうことかと思うが、外はもっと暑いのだろう。

 今日はフランス語の勉強に励んだ。こういう時には頭の体操にいいが、覚えた言葉もすぐに忘れてしまう。

ベランダに置いているバラが咲いた。三番花でだんだん小ぶりになっていく。色は相変わらず綺麗な赤。他にも三つ蕾がついている。次々と新しくシュートがでている。生命力旺盛。

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