Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

1月5日 断捨離と医療崩壊を考える

 この2日間ででた大型ゴミを、娘の車で我が家の近くにある市原の大型ゴミ処理場に運んでもらった。100キロまでで1000円だが、持ち込んだゴミの量は80キロだった。すっきりした。そのあと、娘が四条の銀行で用事があるというので、一緒にでかけ、そのあと大丸でランチをした。人の出はいつもよりも少なかった。孫の成人式できる振袖用に飾り襟を購入した。私は烏丸御池から地下鉄とバスを乗り継いで帰宅。娘は御池通から滋賀へ帰って行った。

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 玄関先に詰め込んでいた段ボールの箱を2つ取り出し、整理を始めた。なぜこんなところに詰め込んでいたのか、自分でもわからない。30年前の年賀状も取っておいてあった。思い出に浸っていると作業はなかなか進まない。「昔ばなしの手帖」もでてきた。36年前に有志たちでスワヒリ語の昔話を読む会をやっていた。その成果を小さな手作りの冊子を発行していた。神戸から、大阪から、京都から集まっていた。みんなと学ぶことがとても楽しかった。表紙絵は画家のふしはらのじこさん作。

 昨日の夜は、BSフジLIVEプライムニュースを半分みた。下村博文 自由民主党 政務調査会長福山哲郎 立憲民主党 幹事長、西田実仁 公明党 参議院会長 選挙対策委員長小池晃 日本共産党 書記局長が出演していた。司会者の反町理さんは出演者の顔をみないで、下ばかりみて、人の意見を聞かないで挑発したり、反論したり、言葉尻を捉えてある種の方向へ話を導こうとするので、あまり好きな番組ではないが、Live番組なので率直な意見が聞けるので、ときどきみている。私は松原耕二さん司会のBS報道1930のほうが好きだ。

 昨夜の討論番組では、コロナ禍の中でようやく菅首相が重い腰をあげて、国会で「特措法」について審議すると言ったことを受けて議論があった。「特措法」と「罰則規定」について意見がわかれた。「罰則規程」が必要なのかどうか私にはわからない。監視社会となり、殺伐としてしまうのはいやだし、自警団が密通しあうようになるのは怖い。

 今日の東京での感染者数は1591人。過去最多。年末年始と感染者数が減少しない。東京とその周辺三県の感染拡大もひどくなっているが、政府はなかなか腰をあげない。菅首相は年頭の記者会見をしたが、緊急事態宣言を出すことには躊躇している。時間がたち、感染拡大が広がるばかりで、自治体と政府の間で責任の擦り合いが浮き彫りになるが、見苦しい。自治体に権限も財源も乏しいなか、政府が決断しなければならない。だが、責任の擦り合いのようにみせるのは、見苦しい。ほんとうにコロナ感染を抑える気持ちはあるのだろうか。「自助」の域はこえ、いまこそ「公助」が必要な時期だろう。

 日本医師会中川俊男会長は午後3時から東京都内で記者会見を開いた。これまでからも医療崩壊の危機を訴えてきた。今日は政府が「緊急事態宣言」を発することに対して、高く評価した。収束への突破口になることを期待した。国会議員の会食を禁止、医療崩壊の危機についても強い言葉で、医療関係者は日々奮闘していることへの理解。コロナ感染症をあまり甘くみないでほしいと。なるほどと思うことがたくさんあった。だが、そのあとの報道で橋下徹氏の自己中心的な考えで相手を叩きのめすコメントを展開する。つまり医療崩壊の状況を語った医師会に対して、そうした状況を生み出しているのは、一般病院が協力しないからだといわんばかりだ。医師会会長が言ったように、通常医療ができないこと自体が医療崩壊だと言っている意味を橋下徹氏は無視する。聞くに耐えられないので、テレビのチャンネルを変えた。