Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月30日 アメリカの夢は打ち砕かれるのか

 すっかり朝晩、肌寒くなってきた。明日からもう10月。時間だけは毎日早く過ぎ去っていく。

 アメリカの大統領選が最大の話題になっている。昨日にトランプ大統領と、民主党からバイデン候補者がテレビ討論で対決した。全米ではライブで配信された。Facebookに友人が怒りの声が書かれていた。何が語られたのかとびっくりした。日本の新聞やテレビの報道によれば、一貫してトランプ氏は自身の言いたいをしゃべり続け、相手の意見を聞く態度ではなく、根拠も示さず、相手を罵倒しつづけたという。これまでも、「それはフェイクだ」というだけで、相手に対して暴力的な言葉しかはかないので、司会者の言葉も無視したこの討論会がどんなものだったのかは想像がつく。日本のメディアはそれに対して、バイデン氏の弱さが目立ったと報道し、強いトランプ大統領というイメージ、アメリカを指導するには強いイメージが必要だという。

 日頃から感じているが、トランプ大統領は、根拠も示さないで、暴力的な「強い」言葉がまるで「正義」かのようにまどわされる「雰囲気」が気になっていた。「黒でも白」と言い切る「政治の言葉」が恐ろしい。トランプ大統領は選挙で負けても、「負けを認めない」と公言してはばからない。郵便による投票は「不当」だと言っている。トランプのこうした態度は最高裁も許すのだろうか。人権も民主主義もなくなってしまうアメリカを独裁国家にしていいのかと友人は問いかけている。私にとって若い頃は、アメリカは民主主義の国、夢と希望がかなう国として、憧れていたが。

 午後からは歯科に出かけた。歯科は少し前まで暮らしていた家の近くにあるので、少し散歩のつもりで、ご近所を歩いてみた。家は建て替え中で、前庭に植えていた紅葉とモッコクとカクレミノはそのままだった。裏の酒屋さんもほぼ同じ時期に家を売り、その跡地に2軒家が建っていた。以前の酒屋さんは表の店と住まいが続いていたので、もと我が家は裏どおしが高い塀で区切られていたが、少し空間ができていた。家が売れたのは昨年の11月だったので、ちょうどいい時期に売れてよかった。今年の2月以降なら、誰も家を購入しようと思わないので、売れていなかったかもしれない。

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 家に帰ってきてから、大島の着物で作ったロングのスカートをパンツに作り替えた。歳をとってから、ロングのスカートをはいて歩くのは危ないので、パンツのほうが安心だ。

着物の生地は幅が36〜38センチほどしかないので、スカートを作る時に、5枚剥ぎにして、裾広がりにしていたので、それをそのままにして、スカート風パンツとなった。

 着物の生地は絹なので軽くて暖かい。