Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

メディアの役割って何?

 昨日は一日中家にいて、片づけと洗濯に明け暮れた。今日の午前中はやるべき仕事があったので、静かに机に向かっていた。お昼ご飯を作りながらテレビを観ていると、明けても暮れても、「相撲の世界、貴乃花親方や理事会のことと、山尾しおりさんのことばかり。どちらも個人的なことで、週刊誌的関心を煽るような報道に辟易する。

 一体国会はどうなっているのか、加計学園獣医学部の件や森友学園の件は一体どうなっているのか。伝わってくるのは、FacebookTwitterなどのSNSからだ。獣医学部の建設の際にもっとも重要な細菌などを扱う実験室に機密性があるのか、厚生省が認可したのか、と重要な質疑が国会でなされているというニュースなどをFacebookで知り得るのは、おかしくないだろうか。

 マス・メディアも、安倍首相を忖度して政治課題を流さないようにしているのなら、あるいは安倍政権から圧力がかかっているのなら、メディアはもう死に絶えている。メディアがバラエティ化し、まともに報道しないなら、NHKに対しても視聴料など払えない。

 最近、NHKの視聴料支払いに関する最高裁の判決が出たが、それはNHKに有利なものだった。もし視聴料を払わなくてもいいという判決ならば、誰も視聴料を払わなくなるし、今払っている人たちだって、支払いをやめるだろう。だから、社会を混乱させるような判決は出ないのに決まっている。私の理解は、NHKと視聴者が放送契約を交わした人だけが、視聴料を払わなければならないが、その放送契約は任意のものであり、税金の支払いのような国民の義務ではないはずだ。

 NHK放送を見たくない人に対しても視聴料を払わせるとすると大きな問題になるだろう。視聴料を払わない人に対して、テレビ電波を送らないのでいいのではないか。技術が発達した時代にそのことは可能だと思う。

今はネットの時代になっていて、新聞ニュースもテレビニュースも番組もネットで観れる時代になっている。テレビを持たずにネットでアクセスできるので、そのような人には、過料方式を取ればいい。どれだけの人が政府よりの偏向番組を見たいと思うだろうか。