Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

英語は難しい

 中学生の孫に英語を教える。要は日頃、英語の授業中にどのような態度で過ごしているかが大事だ。教科書の英文をスラスラ読めても、授業中に先生がどのように英文の構造を教えているか、それをしっかり聞いているか。新しい発見があるかが大事だと思う。授業中に興味を持って新しい発見をしてほしいからだ。授業中が退屈なら、興味が持てないなら、いくら塾で学んでも英語は身につかない。どんな時にも、新しい発見があることが大切だと思っている。そして何故そうなるのかを知っていくことが大事だと思っている。

 来週に期末テストがあるので、教科書の範囲から最も基本的なことを理解しているかどうかのテスト問題を作って、やらせてみる。どこが理解でき、理解できないかを知る手がかりになる。間違いを指摘し、何故間違ったかを考えさせる。わからない時は、質問させる。多くはうっかりミスが多いので、少なくともそのようなミスがないようにしていく。

 今比較級を学んでいるが、3シラブル以上の単語には、その単語の前にmore, the most をつけて、比較を示すことを学んでいるが、学校では発音記号を教えないので、シラブルと言ってもわからない。学校の先生は長い単語には、more, the mostをつけると教えているようだ。子供たちにとって、どの単語が長いのか、短いのかわからない。

 私は今フランス語を学んでいるが、フランス人の先生は発音を正確に教えてくださっていて、シラブルについては厳しい。フランス語には発音しない子音が多いので、どこでシラブルが切れるか、丁寧に教えてくれる。辞書にも示されている。

 中学の教科書には新しい単語には発音記号も書かれているので、私はできるだけ、発音記号が読めるように指導している。発音記号に慣れると、どんな単語でも読めるようになる。英語はフランス語と違って、文字だけ見ていてもどう発音するか推測しにくい。ゲルマン系とラテン系の語源を持つ単語が混在しているからだ。

 私は何十年も昔に英語を勉強している時に、おそらく好奇心を抱き、パズルを解くような喜びを持ちながら、学んでいたと思う。新しいことを学ぶ楽しさがあった。

 

 アメリカではトランプ大統領がメディアを締め出し、『フェイクのニュースを流している」として大手のアメリカのメディアを寄せ付けない。大きな危惧を感じる。トランプ大統領の言葉だけを信じてしまうと、世の中の秩序は混乱してしまう。そのためにもトランプ大統領の言葉、その他の言葉を理解できるだけの英語力を身につけることが求められる。その他の外国語も大切だと思うが。