Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

京都市長選挙 水彩画教室 手軽な掃除機

5日( 月)京都市長選挙の立候補者は全員無所属新人だった。だが、当選した松井孝治さんは、17万7454票、二位の福山和人さんは、16万1203票。松井さんは、自民、公明、立憲、国民の推薦を受けた。福山さんは、共産の推薦。わずか1万6251票の差だった。立憲民主党が本当に自民党政権と対決する姿勢ならば、これまでのひどい京都市政を変えていく機会になったが、そうではなかった。立憲民主党は、少なくとも京都市民の信託を失った。前橋市長選挙では、自民公明が押す現職市長を破り、立憲民主党が推薦した新人女性市長小川晶さんが当選した。すばらしい結果がでた。自民党による、傲慢な金権政治が問われた結果だ。京都では、立憲民主党自民党と手をとりあっているようでは、いまのひどい政治を変えることはできない。京都は立憲民主党代表の泉健太氏は京都出身議員。立憲民主党の幹事長をつとめた福山哲郎氏も京都出身議員。なんということだろうか。

 午後から「おとなの小学校」の「水彩画教室」にでかけた。水仙を描いた。背景を水彩画の特徴である、水を背景に塗り、そこに絵具をつけて、自然に広がっていく手法を学んだ。どんな色になるのかは想像がつかないが、思いがけない色が画用紙の上に現れるので楽しい。水仙の花弁の白い部分は塗らない。花びらの縁がきりっとして、浮き上がったような、立体感がなかなか出せない。2時間、静かに画用紙と向き合った。すごく充実した時間だった。

 

先日購入した掃除機が届いた。軽くて、強力な吸引力に大満足。絨毯の上の埃をしっかり吸い込んでくれるので、嬉しくなった。吸い込んだゴミもすぐに処理できるのもいい。床がダークブラウンのフローリングなので、ゴミや埃がすごく目につく。ちょっと気になったときに、手軽に使えるのがいい。

麻生太郎氏の「発言」はなぜ許されてきたのか? 京都市長選挙 お花たち

 麻生太郎氏の上川外務大臣に関する発言が、海外のメディアで取り上げられ、日本の男性政治家の意識の低さが指摘されている。日本のメディアは麻生氏に対して抗議できないでいるのは、なさけないことだ。国会でも麻生氏に対してではなく、上川外務大臣に対して、「なぜ(麻生氏に)抗議しないのか」と立憲民主党の田島麻衣子氏は代表質問で詰め寄った。イギリスのガーディアン紙は、麻生氏について「長きにわたり失言をしてきた」人物と紹介した上で、「上川大臣の容姿や年齢を侮辱する発言をし、性差別だと非難されている」。麻生氏はこれまでからもたくさんの失言や差別発言があった。だが、許されてきた。いや、許してきた。自民党内の「裏金政治」についても、麻生氏はまったく無関係なのだろうか。長年にわたって自民党内で「裏金」作りが横行していたことを、麻生氏はまったく知らなかった、関与していないとしたら、あまりにも「嘘っぽい」。「関与していなかったが、知っていた」とすれば、同じ自民党内の政治家としてどうだろうか。総理大臣、副総理大臣をつとめているので、それこそ「発言」して辞めさせなければならなかったのではないか。安倍晋三氏が総理大臣を長期につとめ、それを支えてきた麻生氏がまったく「白」であるはずがない。旧統一教会の問題のときですら、「まったく自分には無関係」という態度をとりつづけた。なぜそんなことができるのだろうか。麻生太郎氏は限りなく「問題」を抱えた政治家だと思えてきた。

 今日は京都市長選挙の投票日で、午前中に河原を歩いて、上賀茂小学校まで投票にでかけた。歩いて15分ほどのところにある。お天気も良かったので、河原を歩いて、畑の中を通り、小学校まで。最近では北区役所で、期日前投票をしていたので、小学校にくるのは久しぶりだった。現在の京都市政に不満を持っている人は多いが、立候補者5名はすべて新人だが、本命とされる候補者は自民、公明、立憲、国民党らが推薦しているので、他の候補者に勝ち目がない構図となっているが、どこまで不満の声が届くのだろうか。このブログを書いている時点ではどの候補者が市長になるのかは不明。

 ここしばらく、お花を買いに行く機会がなかったが、ようやくお花を購入することができた。ミツマタとストックを購入。ミツマタは久しぶりに生ける。気持ちが晴れやかになる。右側の花瓶は、アメリカに住むパキスタン出身の友人がお土産に持ってきてくれた、重い大理石のもの。左りは信楽焼の花瓶。

           

コンピュータに侵入する悪質警告  ストレス回避は? 掃除道具あれこれ 麻生氏の発言撤回

 2日(金)今朝ブログを書いていた途中に、コンピュータの画面に警告音がなったので、あわてて消した。よくこうした悪意あるものが飛び込んでくるので、腹立たしくなる。思い直して、午後の用事をすませたあとに、もう一度書き始めた。午前中に書いていたことはすっかり忘れたので、あらためて。

 ケープタウンの友人からメッセージが届いた。私の方からはすこし体調を崩していたことを書くと、テレビも新聞もみないようにと書いてきた。ケープタウンではあちこちで火事が続いているという。友人はテーブルマウンテンの麓にすみ、山火事が家の近くまでせまり、何度も避難したことがある。数年前ににはテーブルマウンテンの裾のにあるケープタウン大学の図書館が山火事で燃えてしまった。日本では地震があり、ウクライナやガザでは戦争状態。世界中、どこをみても精神的ストレスが多く、子供たちが置かれた状況は正視できないという。そうした社会的ストレスを抱え込まないようにと、忠告してくれた。彼女とは30年来の友人であるが、社会の第一線でバリバリ働き、退職後は時間があると、読書をしたり、油絵を描いている。旅行にも出るし、ガーデニングも大好き。私は昨年9月にケープタウンを訪れ、居候したときも、彼女が広大な国立公園にお花畑をみに連れて行ってくれた。彼女は、長年一人暮らしをつづけ、南アフリカの特殊な社会でストレスの多い生活を送ってきたが、ストレスを抱え込まないように工夫して生きてきた経験からのアドバイスに思えた。 

 久しぶりに京都駅近くのヨドバシカメラに掃除機を買いにでかけた。床の掃除はルンバのロボット掃除機が毎朝8時半から働いてくれる。最初購入したロボットは、シャープのものだったが、これは相性がよくなかったので、長年購入拒否し続けていたアメリカ製のルンバを購入することになった。よく仕事をする。他にはちょい掃きは棕櫚の長柄ホウキで、長年愛用。狭いところを掃除するには、コードレスの掃除機もある。これはなかなか優れものだが、電池が長持ちせず、自動充電器では電気がたまらなくなった。バッテリー交換が必要になったが、もう10年以上は使っているのと、このバッテリー交換が高くつくので、掃除機を買い換えることにした。お店の人にも勧められ、バーゲンをしていたアメリカのシャーク社のものを購入。来週に配送される。濡れ雑巾でしっかり拭き取るのが一番いいのだが。

 麻生太郎副総裁の福岡での上川外務大臣についての発言は、多くに批判をあび、麻生氏自身が謝罪し、撤回した。女性の外務大臣は上川氏が初めてではない事実にも訂正や反省はない。「あらゆる方々、特に女性や若者が能力を十分に発揮し、活躍できる環境を整えていくことが政治の責務」とは発言している。この言葉のなかにも、上からの目線、男性中心主義の本質があることに気づいていない。麻生氏の政治姿勢が問われていることに、なんら反省はみられない。傲慢な態度には辟易する。

衆議院本会議での岸田首相 チューリップと部屋ばきスリッパ

31日(水)もう1月も終わる。なんと時間が過ぎるのが早いことか。午後からは衆議院本会議で、岸田首相の施政方針演説に対する各党の代表質問があり、岸田首相が官僚が書いた文書を読み続けるだけで、「丁寧な説明」にもならず、何の解決策もなかった。とりわけ、立憲民主党が質問した、沖縄辺野古の埋め立工事強行についても、岸田首相は、なにも変えようとしない態度で、「真摯に」玉城知事や地元民と話し合いをしてきたと主張する。本当だろうかとの印象を持った。

 今日の毎日新聞は、安倍派の議員95人が過去5年間に集めた6億7654万円の寄付金を、政治資金収支報告書に記載していなかったので、それを訂正したと報じた。問題が発覚していなければ、そのまま見過ごされたのだろうか。実際に何に使ったのかを明らかにしていない。訂正ですむ問題でもない。The Japan Times にはこう書いてあった。

"Kishida faces heat from all sides over political funds scandal. ..... The prime minister finds himself in hot water not only with the main opposition party, but also with his own ruling party" 「キックバック」とか「不記載」とかで、事実を隠していく。 英語のほうは、political funds sandals と書き、「政治資金のスキャンダル」だとして、ことの本質を明らかにする。しかもその状況は岸田首相を「in hot water」の状況に追いやっているという。in hot water とは、「窮地にたたされている」。日本語は、曖昧表現が多く、物事の判断をしないのが特徴なのかと思うほどだ。

 先日購入したチューリップは、花瓶のなかでもなかなか咲かない。春が待ち遠しい。ベランダで育てているバラたちは、新しい芽をだし、わずかだが葉っぱもでてきた。「春よこい、早くこい」の気持ち。処分できないで、いつまでも袋に入っていたベストを、部屋ばきスリッパに作り直した。きれいな手刺繍がしてあったので、長い間とっておいたものだ。

     

電気スタンド購入 ライン友だち 国会予算委員会での岸田首相は

29日(月)机の前を明るくするために卓上電気スタンドを購入した。机の端っこを挟んで、横に長く伸びるタイプ。やはり明るくてコンピュータの画面がきれいに見える。眼にもやさしい。誰もが私の部屋は暗いといっていたのに、なぜ長くスタンドなしできたのだろうか。ずいぶん前には卓上電気スタンドを使っていたのに。

 友人が、グループラインに、梅の花の写真を送ってくれた。「春よこい、早く来い。梅一輪、一輪ほどの。。」と書いてあった。春が待ち遠しい。私は返礼に長寿楽のボケの花の写真を送った。「ボケないようにがんばろう」と添えた。すると「すでにボケているので、がんばらなくてもいい」と返ってきた。別の友人は「ボケの花はかわいいね」と。高校時代の友人たちとは、こんなやりとりができる。

 コンピュータの前に座りながら、午後から参議院予算員会国会中継を観たり、聞いたりしていた。「政治とカネ」問題に集中したが、岸田首相の答弁は終始煮え切らないで、あいまいだった。なぜはっきりと言えないのか。誰に遠慮しているのだろうか。ほとんどの自民党議員は、「裏金」をキックバックしてもらって、しらんぷっり。会計報告書を書き換えて、すむ問題ではない。何に使ったのかを明らかにすべきだが、岸田首相はそこを素通りしていく。知っていても知らぬふりをする。だが、一点だけ責任体制を確立する観点から、「連座制」の導入を考えているようだ。会計責任者にだけに「裏金」作りの責任を押し付けるのではなく、当該の国会議員にも責任が発生する。どこまで岸田首相はやれるのだろうか?

 

机のまわりの整理 パレスチナとイスラエル

28日(日)机のまわりを整理した。机はもともと窓側に向いていたが、昨年夏に冷暖房機が壊れたときに、取り替え作業ができるように机の位置を変えた。そのままずっと変えずにきた。なんとなく落ち着かなかったが、テレビは窓際に置いていたので、コンピュータを使いながら、横目でテレビを見ていた。テレビをまっすぐ正面から観たいと思い、机の位置を変えた。居心地のいい場所つくりはワクワクする。ついでに不要になった書類や郵便物やプリントアウトしたものなどを整理した。ゴミ袋がいっぱいになった。普段からできるだけ、不要なものはすぐに処分して、紙袋や箱などもとっておかないでいるのに、どうしてモノが増えるのだろうかと思った。

 世論調査の電話が昨日から5件ほどかかってきた。同じ新聞社からは3度も。何に利用されるか分からないので、私は一切答えないことにしている。世論調査による数字が、必ずしも世論を反映しているとは限らない。少数意見でもとても重要なことがある。

 NHKの夜の番組で、イスラエルパレスチナの衝突について、「衝突の根源に何が」あるのかを報道していた。ガザで犠牲が広がり、どこへ逃げても空爆がつづく。鴨志田郷記者のルポで、ディアさんというパレスチナ人を通して、ガザの現状が語られた。なぜイスラエルパレスチナが対立しているのか。一時期、「2国家共存」で合意し、その方向で進むと思っていたが、「和平」は崩れた。パレスチナ側にユダヤ人の入植者が年々増加し、パレスチナ人の生活が脅かされているという。イスラエルの主張は、もともとから、ユダヤ人の土地だという。「2国家共存」は不可能だという。イスラエルのジャーナリストですら、2カ国間の「和平」は不可能だと言う。唯一の解決策は国際世論で「戦争状況」を終わらせるしかないという。

 南アフリカは、イスラエルに対して即時停戦を求めて、国際司法に訴えている。ハーグにある国際司法裁判所は、イスラエルに対して、ガザの民間人保護の必要性を強調する形で、国連総会での決議と同じく、警告の域をでない。イスラエルパレスチナを壊滅状況に追いやる覚悟だ。南アフリカの主張は、アパルトヘイトを経験してきたことから、パレスチナの置かれている状況は、まさにアパルトヘイトと同じだと理解している。だからこそ、国際司法によって終わらせなければと考える。すごく納得がいく。

フランス語授業欠席 通常国会招集 今後の国会は

26日(金)午後からは京都外国語大学の生涯教育講座「フランス語」の授業をお休みした。今学期最終で、来年度は5月から京都外国語大学のキャンパスに移ることはすでに先生からお聞きしている。フランス語から離れないでいるために、この講座に参加させてもらっているが、現実的に考えると進歩が止まっているような気がする。語学の勉強はもっと自分に厳しくストイックな訓練が必要だと改めて感じている。荻原朔太郎の「ふらんすに行きたしと思へど ふらんすはあまりに遠し せめては新き背広。。。」ではなく、新き本でも読もうかと思った。

 2日遅れのお誕生日プレゼントに蕎麦屋さんでランチを御馳走になった。4種類の魚を使って作った蕎麦の出汁が美味しかった。ついでにスーパーで、ドライ・イーストとベイキング・パウダーを購入。パンは一週間に2〜3回は焼いているので、ドライ・イーストは欠かせない。

 通常国会が招集された。岸田首相は施政方針演説は来週に先延ばしにして、通常の国会開会日には行わなかった。自民党内の混乱ぶりが露呈したが、自民党内の政治資金パーティ収入をめぐる事件は、6派閥のうち4派閥が解散した。茂木派は小渕優子氏の退会でゆれていて、今後どうなるかわからない。唯一麻生派は絶対解散しないと意固地になっているがどうなのだろうか。使途公開不要の「政策活動費」があること事態がおかしいのではないか。政治家の力は、お金と権力をどれだけ集中させるかの繰り返しになっている。新たな権力闘争が始まったと、多くがみている。本当に情けない。

 「報道1930」では、「政治とカネ」が派閥解体や幹部処分で本質的解体になるのかが議論。自民党の槇原秀樹、立憲民主党辻元清美パトリック・ハーランが論者。「政治資金の透明性」をどうはかるか、裏金問題の対処については、今後与野党により国会で議論されることになる。会計処理は、すべてデジタル化すれば、簡単に検索できるのと、まったく不正ができない。デジタル化しているのは、9.1%程度だという。なぜデジタル庁は、指導しないのか?