Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ベランダの花壇の手入れ

毎日が熱い初夏のような気候で、ベランダの花壇が冬と春とが混在しているのが目につく。10年以上もプランターの鉢を替えていないので、雑草が生い茂っているものもあって、ずっと気になっていた。今年こそは土の入れ替えをしようと思った。この10年来咲いてくれる芝桜は満開で美しいが、すこしづつ雑草などに占領されて消えていったものもたくさんある。いまは2/3に減ってしまった。桜とは違い、長らく可憐な花を楽しませてくれる。種類もさまざまで愛おしい。

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空いた所に今年はペチュニアを植えてみた。

夏の暑さにもつよいペチュニアはどう咲いてくれるのだろうか、楽しみである。

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冬に植えていた野菜が元気よく新しい葉っぱをつけている。水菜と壬生菜は可愛い花が咲き出した。先日大原の朝市では白菜の花をお浸しにして食べると美味しいよと教えられたので、そうして食べてみると結構おいしかった。水菜も壬生菜も同じだと思うので、小さく刻んでちりめんじゃこと一緒に炊いてみた。結構箸休めに美味しくいただけた。幅の広い野菜の名前はなんだったか忘れたが、今晩はお肉と味噌を炒めて、この葉っぱで包んで食べてみよう。春野菜はビタミンがいっぱい詰まっているような気持ちになる。

 おねぎやミツバ、豆苗はスーパーで購入して使ったあと、根をプランターに植えておくと、新しいはっばがでてくるので、お味噌汁などにちょっと必要なときには役立ってくれる。何を植えたか忘れたものもあるが、口にして悪くはないものばかりだと思う。

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4月7日と8日

4月7日、午後から高校一年生になる孫の英語のお勉強の時間。家をでて、バスで北大路ターミナルに着いたときに、午前中につかっていたアイロンの電源を切っていないことに気がつく。すぐにバスで引き返した。やっぱり切っていなかった。最近小さなものをアイロンがけするのに、大きな重いアイロンはいらないと思って小さなアイロンに買い換えた。洋裁や大きなものをアイロンがけするには、やはり物足らず、使い慣れた大きなアイロンを買おうかと思案している。高い温度になり、長時間つかっていないと、自動的に通電がストップするすぐれもの。多少アイロンをつけっぱなしでもまったく危険なことはない。

 しかし、いま使っている小さなアイロンは、価格も安いだけあり、自動スイッチはない。アイロンのスイッチのかけ忘れで、火事をだすともっと大変になるので、帰っきてよかった。これからは出かける前に、電気を切ったかどうか、ガスはつけっぱなしではないか、窓は閉めたか、鍵はかけたか、注意しないといけないことが増えてきた。

 高校になって、子供たち(英語を教えている孫と孫の友人)は、「英語の教科書が面白く無くない」という。確かに、テキスト、何種類ものワークブックのようなもの、分厚い文法書の参考書、副読本などがあり、毎日勉強しないと追っつかない。自学自習で英語力を高めるというようなシステムになっているのだろうか。大学受験に向けての勉強が始まるという感じだ。

 4月8日午後から竜王のアウトレットに娘家族と出かける。孫たちにとっても春休み最後の日曜日。大勢の人たちがいた。新しい流行の傾向をウィンドウショッピングして、さまざまにアイディアを膨らませた。

 

 

やっぱり物つくりが好き

 ミシンがけが一番好き。無心になれて物つくりに夢中になれる。ずっと前から、しなければならない仕事から逃げ出して、ミシンがけをすることがあった。出来上がるまで、あれこれ考えながら出来上がるのを楽しみにしている。この寒い時期に2枚のセータを編んだ。一枚は3ヶ月もかかった。もう一枚は太糸なので、一週間もかからなかった。

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この数日は暑かったので、毛糸の服は洗濯をしてしまおうかと思っていたが、また少し肌寒くなったので、まだそのままにしている。赤色の毛糸は野呂英作さんの糸。先日東京に出かけた時、別の野呂さんの糸で編んだセーターを着ていた時に、名古屋の方から野呂さんの糸のことを知っておられて、そのセータを褒めてくださった。嬉しく思った。野呂さんの糸にはシルクをより合わせて入れ、手染めで様々な色の濃淡を出していて、編んでいて楽しいし、じっと見ていてもなかなか飽きない。あと、ドイツのマルティナ梅村さんの糸も好きだ。こちらの糸は細いので、3号針で編まないといけないので、なかなか時間がかかるので、手袋やマフラーのような小物しか編めない。

 今シャツブラウスを作っている。出来ればブルグにアップします。ではお楽しみに。

 昨日来のニュースは、相撲の土俵に看護師さんが上がって、くも膜下出血で意識不明になった市長さんの応急処置をしたことが問題になった。「伝統」か「女人禁止」かが議論された。場内アナウンスで「女性の方は土俵から降りてください」と言った。看護師さんの懸命な応急処置で市長さんの命は救われた。市長さんが担架で運ばれた後、土俵は大量の塩を撒かれ、「清め」られたという。

 こんなことは、何十年も前に議論済みで、女性の身体を「穢れ」とするのは、女性差別の思想の根底に刷り込まれたものである。こんなことを口にし、また実践する状況があることに愕然とする。今回の出来事は、「緊急を要する人名救済」の特殊な場合という捉え方で、根本的に「女性の身体が穢れている」という思想からは一歩も進んでいない。すべての人類は母親から生まれてくる。「穢れた身体」から生まれるのではない。女性を蔑視しなければならない男性優位思想が問題なのである。

 かつての大阪府知事が女性だったことから知事杯を土俵で渡せなかったことや、土俵と女性との関係が様々物議を醸したが、一歩も進歩していない相撲界に唖然とする。「国技」を理由に何をしてもいいわけではない。

 

 

4月2日 新学期に思う 

市バスに乗っていると、黒い服を着た若者が目立つ。新入社員、新入生らしき人たちだ。黒か紺のスーツはこの時期の「制服」のようなもの。我が家の近くに大学があるので、ようやくバスも増便され少しは便利になったが、それでも大勢の学生さんたちが乗るので、いつも満員。予定の時間通りにはバスは来ないのと、優先座席は若者が占領しているので、少し不愉快だが。新社会人になったり、大学生になったなら、高齢者や子どもたちに優しい社会作りに参加する眼差しを向けて欲しい。

 最近外国人観光客もバスや地下鉄を利用して市内観光をしているが、大きな荷物を抱えての移動は大変そうだ。そして日本語が通じない観光客は優先席に率先して座っている。優先席のロゴマークはUniversal Designなので、言葉がわからなくても、理解できるだろうと思うが、誰も注意しない。少し前まで、ヨーロッパを観光する日本人のマナーの悪さが世界の「嘲笑の的」にされたが、同じようなことがこの京都でも起こっている。

 それでも、桜が咲き、新社会人や新入生が街にあふれ、新たな決意を秘めて新生活に向かう姿は清々しい。

 今フランス語の授業は冬学期が終え、3週間のブレイク。しばらくぶりにフランス語の教科書を開く。あ〜あ、覚えるより忘れるスピードが速いのに、愕然とする。地道にコツコツが重要なのはわかっているが、なかなか実行できない。来週から春学期が始まるので、軌道修正しよう。

 

4月1日 大原の朝市と、市民デモ。

 早朝に友人の車で大原の朝市にでかけた。2年ぶり。車を乗らなくなって、大原に出かけることがなくなった。それを知っていた友人が誘ってくれたので、早起きをして、おお喜びででかけた。

 いつものお花やさんも元気で変わりなく、お花の説明を交えて接客に余念がない。私自身、大原の朝市に通い始めて、お花や木々の名前を知るようになった。季節季節の野の花たち、木々たちに愛しさを感じるようになった。切花のクリスマスローズは、かわいいが、花が下を向いているので、顔をあげてほしいなあといつもつぶやく。ベランダの大きな鉢にクリスマスローズを植えてあるが、なかなか花が咲かない。園芸店でリンの入った肥料をやりなさいと教えられて、土にいれてやると、ようやく数輪の花をつけるようになった。

 ハナズオウ、桜、桃、ラッパスイセン、紫ハバナ、バイモ(アミカサユリ)などを花瓶に生けてみた。それぞれに赴きがあっていい。

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朝市で白菜の新芽と人参を購入した。白菜の新芽は始めてだった。それを食べることなど考えたこともなかった。薄揚げとみずみずしい人参とで炊いた。とても柔らかくてあっさりしていた。

野菜のたいたん

午後は「安倍政権打倒」を訴える市民デモに参加した。「シニアの女たちの会」のノボリ旗と横断幕を私が預かっているので、それを久しぶりにもって京都市役所前から河原町通りを四条まで下り、そこから祇園に向けてのわずかな距離をデモ行進した。規模的には参加者は少なかったが、それでも道行く人たちにもアピールできた。最近の「森友問題」について、財務省の公文書改ざんや佐川氏の国会証人喚問での無責任な発言、麻生財務大臣の国民を舐めきった態度、安倍首相の不愉快な答弁、どれをとっても問題解決にはなっていない。嘘とごまかしの政治に嫌気がさす。

 とりわけ安倍首相の「妻に代わって夫である総理」が答えるという構図も、とてもいやだ。「女性の活躍」をしきりにうたっている総理ならば、妻の人格を無視し、抑圧する構造に立って自身が発言することに自己矛盾を感じないのだろうか。ご自身が女性への抑圧者であることに気づいてほしい。

 

 

何故にか忙しい日々

 ここ2週間ばかり、これと言って特別な予定があるわけではないのに忙しい日々だった。

 3月24日と25日は東京に出かけていた。私自身はWANの会議があった。下の孫がこの4月から高校生になるので、春休みを利用して旅行をしようと前々から予定していたが、なかなか予定が合わなかった。私の東京行きを利用して、一緒に東京に行くことにした。京都駅で待ち合わせをして、高校三年生になる上の孫と、高校一年生になる下の孫と一緒に7時12分の新幹線で東京に向かった。彼女たちは、ディズニーシーに行き一日中遊ぶという。母親の、我が娘は午後に彼女たちに合流し、千葉のホテルで宿泊。

 翌日の25日、私はWANの会議を終えてから、渋谷で娘・孫たちに合流した。若者たちの街そのもので、新しいファッションやグッズがきらびやかに並べられている。孫たちはスポーツ系に興味があり、全く新しいファッションに興味がないようだ。小学校の頃は二人とも空手をやり、下の孫は6年間滋賀県代表で全国大会に出場した。上の孫も何回か全国大会に出場経験はあるが、すっかり空手を卒業し、テニスに明け暮れた。滋賀県大会にも出場するほどの力の入れようだった。そんなわけで、トレナーとかスポーツウェアーに興味がある。

 渋谷からスカイツリーのある押上駅まで地下鉄で移動した。遠くからスカイツリーは眺めていたが、そばに行き、その巨大さに驚いた。久しぶりに東京の街を楽しんだが、人の多さにも圧倒された。

 ここしばらくは暖かい陽気に恵まれ、同時に桜が満開となった。植物園内の「桜の園」は、様々な種類の桜が競い合って満開となっていた。鴨川沿いの桜も満開。どこもかしこも桜が咲き誇る。京都は結構桜が植わっている。つい最近まで冬の空気だったのが、一気に春になった。雪柳、レンギョウ、桜、ビオラ、チューリップなど、春の色が鮮やかに目に飛び込んでくる。

 3月31日(土)。あまりにも暖かく、穏やかな日なので、外を歩きたい気分になる。二条城の桜を見に行く。帰りは高野川沿いの桜を見る。

写真は上賀茂神社の古木のしだれ桜、二条城のしだれ桜。高野川沿いのソメイヨシノ

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母の一周忌に高野山へ

 母が亡くなってちょうど一年になる。妹と夫の三人で高野山にお参りに行く。実家は真言宗なので、その総本山に当たる高野山で法要をしてもらうことにした。昨年11月の父の17回忌の法要に妹と高野山で法要をした。母は信仰深く毎日仏壇に手をあわせる人だった。母が亡くなって以降、兄家族との間で色々ともめ事があり、交流が断たれた。その結果、母の供養はそれぞれのやり方で行ってきた。「きょうだいは他人の始まり」とよく言われるが、実際に自分の身に起こって初めてそう思うことがある。両親はそのように育てたことは一度もなかったと思うが、それぞれの生活の有りようの中で生じたことだと思う。

 いずれにしろ、今日はとてもお天気も良く、爽やかな日だった。家を早朝に出て、お昼に高野山に辿りついた。昨年の台風の影響でケーブルカーが休止しているので、南海電車で難波から橋本駅まで行き、そこから高野山山頂の奥の院までバスで移動した。山深い場所にあり、杉の大木に囲まれた霊験あらたかな別世界だった。弘法大師空海は今でも生霊として御廟でお勤めをされていると言われる場所をガラス越しに眺めながら、広大な奥の院で、納骨や供養に訪れた人たちとともに母へのお祈りを捧げた。

 帰路、金剛峰寺や大塔や金堂を回ってみた。ここは世界遺産に指定されているので、外国人観光客が大勢訪れていた。
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