Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

お習字  知人を訪問 「政治とカネ」は?

 6日(火)午後からはお習字の教室に出かけた。「貽厥嘉猷(イケツカユウ)勉其祗植(ベンキシショク)」の後半部を書いた。意味は「(よい考えを子孫に残す) ただそのために慎み深く勉める」。なかなか難しい漢字をバランスよく、うまく書けないが、心を込めて書くだけでも心が落ち着く。

 90歳になる知人にお花を持って、訪ねていった。昨年サービス付高齢者住宅に越していかれた。娘さんの話では、ご自分からサ高住に移られたが、家に帰りたいとよくいうらしい。私は何度か訪ねているが、「ゆっくり過ごしている。ありがたい」とおっしゃる。本心はわからないが、小さな台所やお風呂などもあり、自立的な日常生活をお一人でこなしている。それまでは、いつもいろんな人たちが集まってきて、いつも手作りのお料理でもてなしてくださっていた。長年女性たちのリーダー的な存在だった。今日もそうした心遣いに感謝していることを伝えた。知り合って30年ほどになるが、一緒にいろんなことを考え、行動をし、たのしく時間を過ごした。あっという間のことだった。

 今日もまた、「政治とカネ」の問題が衆議院予算委員会で追及されているが、岸田首相の答弁はもうひとつはっきりしない。会計報告書の修正だけでは済まされず、「課税のがれ」の疑いが浮上している。そして盛山文科大臣と、旧統一教会関連団体との関連を示す写真が暴露された。盛山大臣は苦しい言い逃れをして、「記憶にない」「依頼したことはない」と言い続ける。これらはすべて、安倍晋三氏がなくなったことによって明らかになった事実だ。だとすれば、安倍政権時代には、ずっと慣例としてやってきたことが今明らかになりつつあるのではないかと思う。「モリカケ問題」も、「桜を見る会」の問題も同時に明らかにしなければいけないと思う。誰もがおかしいと思いながらも、公文書を改竄してまで、つじつま合わせをしてきたことも、やがて明らかになることを期待したい。