Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

5月17日 友人と電話で近況報告 ベランダでのガーデニング

 先日から高校時代の友人から一斉メールが送られてくる。誰もがコロナ感染に注意しながら不自由な暮らしを強いられているが、明るく元気に過ごしていることが伝わってきて、うれしい限り。クラブ活動は別だったが、長年の友人と電話で話した。元気そうだった。夫さんは相変わらず、体が不自由で彼女の手が必要だという。とりわけコロナの中お互い寄り添うように暮らさざるを得ない。夫婦の関係が悪いと最悪だろうが、お互いを見つめ合う時間が与えられたと思う。

 フマの本を読了した。とてもいい本で、久しぶりにしっかりと勉強をした気分になった。私は南アジアの文学作品は読んだことがないが、フマの解説から十分に理解と共感できた。文学作品の中に描かれる女性の生き様、身体の表象から現代社会を読み解くという作業に拍手を送りたいと思った。早速フマから感想を聞かれた。率直な感想を書いて送った。フマは6月から7月上旬までモロッコに行く予定だという。アメリカは、ワクチンも終え自由に移動できる状況になったことを羨ましく思った。日本はコロナ対策が遅々として進まない。いつまでこんな状況が続くのだろうか。籠の中に閉じ込められた鳥のような気がしてきた。

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 イスラエル軍パレスチナ側のガザを攻撃した。ロケット弾や空爆がつづき、ビルや住居が破壊された。テレビ画面で映し出されていたので、恐ろしさを感じた。無垢な子供を含めて多くの死傷者を出している。なぜイスラエルは人の命を軽視して、こんなひどいことをするのか。またアメリカ大統領バイデン氏も副大統領のカマラ・ハリス氏もイスラエルの爆撃を支持する。アメリカの傲慢な大国主義が世界で通用すると思っているのだろうか。私自身はイスラエルパレスチナとの関係はよくわからない。手元にあった森戸孝次著『パレスチナ人とイスラエル』(第三書館)を読むことにした。

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 バラの花が咲き始めた。近畿でもおよそ一月はやく梅雨入りしたそうだ。ニオイバンマツリが咲いた。南アフリカでは「Yesterday; Today, Tomorrow」と呼ばれる。紫色、薄紫、白色と変化する。とてもいいニオイがする。ケープタウンに住む友人の玄関口に大きなニオイバンマツリが植えてあった。居候している時に、帰ってくるとこの花の香りが出迎えてくれた。私にとっては南アフリカの思い出を引き出してくれる花なのだ。