Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

11月23日 小学校の同窓会

11月23日、この18年間2年に1回小学校の同窓会をしてきた。そのうち、私は今回が3度目だと記憶している。初期の頃は大勢の友人たちが参加していたが、亡くなったり、遠方だったりで参加する人が少なくなってきた。今回は19名。クラスは5クラスあり、およそ230人ほどいたと思うが、今では連絡が取れるのは60人ほどだという。男性にも女性にも、お連れ合いを亡くした人が増えていた。私たちの友人の中でも、今年に何人か亡くなっている。こうして古い友人と会えるだけでも、幸せだと思った。

 私たちは、昭和32年3月23日に卒業した。当時の校長先生酒井朝五郎先生が卒業式の祝辞にこう言った。「昭和32年3月23日は、前から読んでも、後ろから読んでも同じなので、本当に珍しい記念する日に卒業することになった。おめでとう」と。確かに忘れることはない。校長先生も卒業し、退職された。私の小学校の校歌は酒井朝五郎先生が作詞された。「朝日輝く高取に、気高き姿、仰ぎ見て、紫明の丘の学び舎に、正しく強く 育たなん」。久しぶりに、みんなで合唱した。さまざまな行事ごとに歌った。何十年も前に歌った校歌を誰もが記憶していた。