Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

10月28日 お掃除と片付け

 昨夜のラグビーは、南アフリカウェールズの闘いだった。どちらも強かったが、19対16の僅差だった。1995年に南アフリカで開催されたワールドカップでは、南アフリカが初参加で初優勝を果たした。その場にいたマンデラ大統領は大喜びで、南アフリカが人種差別を克服し、人種融合の新社会ができることを願った。この時のことは映画「インビクタス」で描かれた。とてもいい映画だった。日本でもラグビーのW杯開催国になったので、地上波テレビで全国ネットでこの映画「インビクタス」が放映された。

 ついつい南アフリカの国歌も選手たちと一緒に歌った。南アフリカの国歌は、1994年の新生南アフリカが誕生し、マンデラが大統領に選ばれた時から歌われているが、ここまでに来るまで、長年南アフリカの白人以外の人たち、アフリカ人やカラードやインド系の人たちは、アパルトヘイトのもと、人種差別を受けてきた。そうした社会構造との闘いの歴史の中で、南アフリカの国歌は歌われてきた、いわば闘争の歌なのだ。その歌とこれまでの南アフリカの国歌とが、まさに融合して歌われている。前半は、「神よ、アフリカに祝福を』コーサ語、ズール語、ソト語などの言語で、後半は「南アフリカの呼び声」をアフリカーンス語と英語で歌っている。

 さて、南アフリカは果たしてマンデラが求めた「虹の国」「人種融和」「民主国家」になっているだろうか。理想と現実のギャップは大きく、なかなか簡単にはいかない。南アフリカではラグビーは白人のスポーツ、サッカーはアフリカ人のスポーツとよく言われてきたが、しかし、最近の南アフリカラグビーティームはアフリカ人選手も多く、加わっている。むしろ日本のティームは海外の国籍を持つ人たちが大勢いて、日本人は少ないように思った。

 今朝は、洗濯ものを干して、しばらく植木の手入れをした。バラの葉っぱの裏にカメムシがいた。同じ緑色なので、じっと見ていないとなかなか見つけにくい。早速退治したが、嫌な匂いを発した。今日は二匹見つけたので、おそらく他にもいるだろう。

f:id:mwenge:20191028151550j:plain f:id:mwenge:20191028095621j:plain f:id:mwenge:20191028095601j:plain f:id:mwenge:20191028095608j:plain

山茶花が咲き始めた。 椿とは違って、冬が来る前に咲き出す。椿は冬を越してから、春を告げるかのように咲く。どちらもツバキ科なので、花の見分けがつかないが、いつか友人が教えてくれたが、椿は花ごと落ち、山茶花は花びらが落ちる。地面を見たらわかると。 

 午前中は掃除を丁寧にした。引き出しの中も整頓した。明るい光を受けて、あちこちに埃が溜まっているのが、気になった。埃をモップでとり、雑巾掛けをした。結構な運動量になった。最後に掃除機のロボットを動かしておいたが、埃もゴミもないので、かなり早いスピードで動いていた。

 午後からはゆっくりとし、筋トレジム・カーブスに行った。