Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2011-01-01から1年間の記事一覧

4月29日 ガーデン・ミュージアムに春の花がいっぱい

比叡山の頂上にあるガーデン・ミュージアムに久しぶりに行く。冬の間、数ヶ月休園していたが、4月の半ばに開園した。先週の日曜日に出かけたが、突然の雨で比叡山の途中で断念した。 今日はタケノコご飯のおにぎりとお茶を持って出かけた。赤、白、黄色、紫…

4月26日 節電はできる

最近、夜町を通り抜けるとき、少し薄暗く感じることがある。以前のように、ギラギラした明かりに吸い込まれそうになることはない。こころなしか、穏やかな気持ちにさせてくれる暗さだ。ボツワナの町を訪れたとき、真っ暗闇の中でみた星の輝きに感動したこと…

4月16日 ゼイクス・ムダにランチを招待される。

1991年、南アフリカのヨハネスブルクで開催されたNew Nation 作家会議で、ゼイクス・ムダに出会った。この会議は亡命作家が大勢南アフリカに帰国して、一堂に会して「文学の果たす役割」について語る場だった。幸運にも私もその会議に招待され、ゼイクス…

4月15日 アフリカ文学会で

第二セッションで、African Literature in the Western Academyのパネルで、友人のテルマ・ピント(南アフリカ出身、アメリカの大学で教鞭をとる)と、フマ・イブラヒム(パキスタン人、現在カタールのドーハの大学で教鞭)と私が研究発表。私は日本のアフリ…

4月22日(金)仁和寺の観桜

仁和寺の桜を観に行く。みごとな遅咲きの桜に出会えた。10数年前に立命館大学で非常勤講師をしていたころは、よく見に行っていたが、ここしばらくは行く機会がなかった。桜の木はあまり高くなく、地面を覆うように、桜の傘のようになっているが、桜の花び…

4月14日 アフリカ文学会で

朝早くからセッションが始まる。2年ぶりのアフリカ文学会だ。昨年は東・南アフリカを旅していたので、参加できなかった。初日の学会発表をまじめに聞く。ゼイクス・ムダが、家にくるようにと誘ってくれる。明日のお昼にブックスタンドで会うことにした。 午…

4月13日 オハイオ大学へ

4時に起きる。タクシーは6時15分に来るというが、フマはオハイオ大学での学会が終わったら、現在勤めているカタールのドーハに帰るというので、もうこの家にしばらく戻ってくることはない。1週間ほどここで過ごしていたので、食料やゴミや洗濯物、家の戸…

4月11日アメリカへ

ニューヨークのJ.F.ケネディ空港に現地時間の12時に到着。快晴で気温も高く、土手のあちこちにラッパ水仙やレンギョウの花が満開。2年ぶりのアメリカだが、あまり変化はなく、マンハッタンは相変わらずの交通渋滞と人の動きが激しい。威圧されそうな高層…

4月10日 ニューヨーク、オハイオへ、

地震と原発事故の影響でニューヨーク行きを、成田経由からソウル経由に変えた。関西のものにとっては絶対便利。 ソウルからニューヨークまで毎日3便もある。明朝11時にニューヨーク行きの飛行機に乗るので、空港近くのベスト・ウェスタン・インチョン・ホ…

4月9日 世界中から励ましのメールが

ケープタウンの友人からメールがくる。地震後の日本のニュースを読み、そのひどさに驚いて近況をたずねてきた。日本中が地震で沈没してしまっているのではないかという心配と、原発の放射能の影響だ。日本中が放射能に汚染されてしまっているというイメージ…

4月4日 春がやってくる

東日本大震災の影響の大きさが日々わかってくるにつれ心が沈む。メディアは懸命に被災地の現状を伝え続け、さまざまな人たちが、被災地への支援の輪をひろげている。 今朝も高野川沿いを歩く。確実に春がやってきて、レンギョウ、ハナニラ、ムスカリ、ホトケ…

3月23日 ひさしぶりに水泳をする

左の腕が痛くて、動かせない。筋肉が膠着しているらしい。整体の先生が腕が動くように筋肉をのばしてくれるが、自分で痛さをこらえて腕を動かすことはなかなかできない。そこで久々に水泳スクールに行った。何年も前から、コナミスポーツのメンバーなので、…

3月21日 卒業式に思う

卒業式。4年間の学業を終了したことを記念する日である。ゼミ生の中には一人留年が決まったので、8名のゼミ生が卒業する。うち3人は就職が決まっているが、あとの5人は就職先がない。そのうち3人が専門学校に進学するという。私たちの大学で学んだこと…

3月13日 城南宮の梅

春のお彼岸を前にお墓参りに行った帰りに、再び城南宮に梅を観に立ち寄る。日曜日とあって、大勢の人が梅を観に訪れていた。春の到来を伝えるしだれ梅は満開で、それはみごとに咲き誇っていた。ここは別世界。 [ 城南宮をとりまく木々たち ] 離宮のお庭にし…

3月11日 東北・関東大地震

11日、会議中に地震情報が携帯メールであった。コンピュータ上で確認すれば、えらいことになっている。津波の恐ろしさは、インドネシア沖の地震を思い出させる。テレビ報道で刻々と知らされるが、その度に被害のひどさが明らかになる。テレビの前に座って…

あちこちに春が到来

歩くと春の発見ができ楽しい。心も軽やかになる。 鳥も寒桜に呼び寄せられてやってきた。 梅も空に向かって咲き誇る。 みつまたがこんな花を咲かせるとは知らなかった。力強いですね。

3月1日 尾道へドライブ

NHKの朝ドラ「てっぱん」の舞台となった尾道にでかけた。長い急な階段が家と家の間を縫うようにつづき、山からすとんと海にまで落ちて行くような道を歩いてみたいと思った。千光寺のまわりに文学者の詩が刻まれた碑があちこちにあり、しばし感動がつづく。林…

3月2日

あいにく小雨が降るようなお天気だったが、思い切って尾道と今治を結ぶ「しまなみ海道」をゆく。全長60Km。新尾道大橋を渡ると向島。向島大橋の向こうは因島。大学の先輩はこの因島出身で、村上水軍の話はよく聞いた。ここで海賊と戦ったのだろうかと思い…

水仙を描く

長い冬が終わり、春の到来を告げる黄色いラッパ水仙は華やかだ。小さな花をつける水仙もかわいいが、私はラッパ水仙が好きだ。土を持ち上げ、青い葉っぱが植木鉢の淵から出てくると、毎日毎日大きく成長し、やがて花をつける。そんな愛おしい水仙は、春を待…

2月27日 ふたたび北野神社に

この暖かさで一気に梅は8分咲きとなった。先日気づかなかった蝋梅が本殿近くの入り口に咲いていた。蝋梅はロウバイ科ロウバイ属植物で、梅はバラ科サクラ属だそうで、種類は違うがどちらも梅という名前を使い、同じ時期に咲くことから、親戚のような関係な…

2月25日 北野さんへ

京都の北野天神は毎月25日に露天がたつ。菅原道真公を祀り、京都の人たちは「北野さん」と親しみを込めて呼ぶ。「東風吹かばにほひをこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」と詠った道真公を偲び、市がたつ。とくに2月25日は、梅花祭で賑やかだ。高校時代…

2月24日 植物園へ散歩

今日は一日中どんよりとしたお天気だったが、春の陽気を感じる。ときどき時雨れていたが、傘を必要としない程度だった。午前中にあれこれたまっていた仕事をすませ、なんとなく外に出ていたい気分だった。 3時すぎに加茂川沿いを南に下り、植物園まで歩いて…

2月20日 城南宮に梅と椿を観に行く

日曜日の朝は大原の朝市から始まる。少し寒さが和らいだとはいえ、大原はまだマイナス2度。早朝のせいかもしれない。いつもよりは出店も少なく、いつものおばさんの顔が見えないのはちょっぴり寂しい。 先日、城南宮の観梅のニュースがあった。梅が観頃だと…

2月12日 お江の里、長浜に行く

NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」の舞台となった長浜に行く。NHK大河ドラマ効果で、町おこしなのか、長浜駅前は「地産地商」を売りにして、どこの店にも観光客が群がっている。昔なつかしいものがあちこちの店先に並べられ、江の時代を彷彿させるものがあ…

2月3日 吉田神社節分祭に行く

例年のごとく、吉田神社に行き、一年の無事と健康を祈る。寒さが少しやわらぎ、大勢の人で賑わう神社の沿道には800程の夜店が出て、なかなか先には進まない。本殿から先の吉田山の上に行くにつれ、珍しいものが売られていて、つい店をのぞきたくなる。奈…

1月23日 上賀茂神社手作り市

本当に久しぶりに上賀茂神社の手作り市に出かけた。以前よりは出店が増え、かなりのスペースに多くの人たちが集まってきていた。ドイツ人のマルティナの手編み帽子に圧倒された。ドイツの糸で、オパールというそうだ。糸や布が大好きな私は、いろんな色がま…

1月24日、誕生日の日

私の誕生日。南アフリカ、チュニジア、アメリカ、中東、日本から誕生日のメッセージが届く。Facebookの友人の輪からだ。Facebookがこんな役割をしているとは驚き。メールのアドレスがいつもそこにあり、いつでも顔が見える形でつながっているのは、嬉しい限…

1月19日 関西外大で講義

関西外大穂谷学舎で「異文化コミュニケーション」の授業でアフリカの言語に関して話す。 はじめに、サラ・バートマンが植民地支配のもとに、アフリカ人に対するステレオタイプ像をヨーロッパで振りまく道具にされ、人間以下の扱いを受けてきた歴史的事実につ…

1月16日 旧成人の日の会

今日の京都の寒さはひどく、恒例の大原の朝市には行けなかった。雪道を車で走る自信がないためだ。 神戸にも車では行けないので、JRで住吉まで行き、六甲ライナーに乗る。雪のために快速も、新快速も15分程の遅れだが、神戸は快晴で、雪の気配はないが、浜…

2011年新年に思う

[[]] 2011年になった。1月1日に、例年の行事として下鴨神社に一年間の健康と家内安全を願う。雪の正月。夫と二人で、おせちとお神酒で正月の朝を静かに迎える。知人の年賀状からこの一年間の生活を知り、うれしくなる。普段はなかなか書けないことも、…