NHKの朝ドラ「てっぱん」の舞台となった尾道にでかけた。長い急な階段が家と家の間を縫うようにつづき、山からすとんと海にまで落ちて行くような道を歩いてみたいと思った。千光寺のまわりに文学者の詩が刻まれた碑があちこちにあり、しばし感動がつづく。林芙美子、徳富蘇峰、志賀直哉、緒方洪庵、中村憲吉等など、多くの文学者を生み出したことをしのばせる。高校時代に戻ったように、一つひとつの詩を読みながら、しばし言葉の世界を楽しむ。
風光明媚な尾道がすばらしい文学を生み出したのだと納得。
商店街の入り口にある林芙美子像。その後ろにはJRが走っていて、ここからどこにでも旅立てるのだ。とても惹かれる。