Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月23日 水彩画の教室

 朝早くから電話がかかり、大原の朝市へのお誘いだった。新鮮な野菜がほしいので、一緒に出かけることに。ナスビ、オクラ、ちりめんじゃこ、じゃがいもといつものものを購入。

 昨日購入したバラなどをベランダのポットに植える。少し賑やかになった。

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 午後からは、8月の水彩画の教室が今日に変更になったので、早めの昼食をとり、出かけることに。先生から変更の連絡を受けていた。時間がいつもとは違うことは覚えていたが、1時からだと勘違いしていた。実際は2時からだった。この1時間、この前に書いた下絵を仕上げることにした。細かな線をいくつも重ねながら、全体像はできた。今日は先生が水彩していくのを観察して、各自が実践していく。なかなか思うような色が作れない。途中までしかできなかったが、無心になって向き合えるのが楽しい。(バロセロナの路面電車 

8月22日 

 いつも行く園芸店は、お盆休みが開けて今日から営業再開。毎日の暑さで萎れてしまったお花を取り替えたくて、園芸店にでかけた。花の栄養剤と、リンドウと菊と百合を買った。少しでも気分転換になればいい。ついでにミニバラの鉢も購入した。この前に植物園で購入したミニバラはだめになった。水やりも怠らなかったが、何がいけなかったのか、よくわからない。葉っぱを全部落としたあと、一本だけ新しい葉が出てきたが。暑さに負けて我が家には馴染まなかったようだ。今日買ったバラは、2週間前にみていたときには、小さくて蕾もつけていなかった。お店の人が言うには、ちょっとした栄養を与えたので、元気になったと。

 ベランダにおいてあるバラは、毎日新しい葉っぱとシュートが生まれ、元気よく育っている。黄色くなった葉っぱは手でとり、虫がついていないか、葉っぱを裏返してチェックしているので、元気に育っている。

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午後からはフランス映画をみた。1952年の映画「愛情の瞬間」と1937年の「望郷」をみた。どちらもジャン・ギャバンが出演。フランス語はわからなかったが、日本語の字幕を楽しく読んだ。どちらも白黒でなかなか風情があり、昔の映画の良さを感じた。

 菅官房長官テレビ朝日の番組に出演して、‘Go To キャンペーン」は成功したと言った。キャンペーンに参加した人は200万人で、そのうち感染した人は10人で、地域の活性化に役にたってきた。経済を回していかなければ、国が成り立たないというのが政府の考えだと言った。少なくみて、感染した人が10人だけであっても、その人たちが地域にコロナ・ウィルスを撒き散らしてきたわけだから、影響力はさらに拡大している。沖縄がいい例である。

8月21日 久しぶりに買い物にでる

 久しぶりに買い物に出る。家の前のバス停からバスに乗り、ターミナルまで10数分。そこにイオンモールが入っているので、買い物をするのには便利。主に牛乳と卵が必要。野菜が異常に高騰しているのにびっくりする。いつも買う九条ネギは198円程度だったものが、350円にもなっている。収穫時期ではないので、高騰しているとはいえ、こんなことは一度もなかった。キャベツも半分が250円もする。娘が住む大津市と、京都市では同じチェーン店でも品物の値段が違うらしい。

 地下鉄の駅国際会議場のお隣にあるお花屋さんに行くが、今日まで盆休みになっていた。木曜日は定休日なので、今日は開いている思ったが、残念だった。ネットで調べればよかった。紫陽花やバラや椿の花に栄養を与える薬品を買いに行ったのだが、それができなかった。ネットで購入することに。配達料は無料で、配達されてくるので便利だ。

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 最近、パンの種を作っておいて、ナンのようにフライパンで焼いたり、小さなパンを作ったり、オーブンでちぎりパンを焼いたりしている。必要な分量だけを取り出して、簡単にパンが作れるので、便利だ。お米大好きだった私は、血糖値を抑えるために、お米に含まれる炭水化物をとらないように努力している。白米大好きだった私は、その白米にもち麦を入れて炊いている。もち麦には植物繊維が多く含まれており、糖質の吸収をおさえる・オクラや野菜、ワカメなどもいいというので、三食に取り入れている。オクラは2〜3袋分を湯がいて、ガラスの容器に入れておく。小さく刻んでワカメと合わせ酢で食べている。写真はちぎりパンと、味付けした鶏肉を一緒にオーブンで焼いたもの。

 西アフリカのマリ国でクーデターが起こった。大統領は拘束され、辞任をよぎなくされたようだ。アフリカ諸国ではコロナ感染症が拡大している最中の出来事である。政情が不安定であることは、それだけ一般の人たちの生活が大混乱に直面していることを意味する。フランスから独立した1960年以来、何度もクーデターを経験してきた。権力闘争の背後では、犠牲になるのは常に民衆。ひどく貧しい状況に置かれているごく普通のマリの人たちだ。

8月20日 コロナ感染症の重篤者数のあやつり

 コロナウィルス感染症対策分科会の尾身会長は、沖縄の感染者拡大について、「下火になっている」と主張した。どの部分をみて「下火」なのか。しろうとでも、決して下火とは言えないし、沖縄でなぜ感染者が増えたかを無視しての発言には驚きを禁じえない。沖縄県知事玉城さんは、「そのような認識はない。下火かというと違うと思う」ときっぱり発言している。

 西村経済再生担当大臣はいまの状況を「第二波の定義があるわけでない」と主張し、あくまでも現状を「第二波」と認めたくない。日本感染症学会の舘田一博理事長は「今、日本は第二波真っただ中にいる」という見解をだした。

 大阪と東京では重篤者数の数え方が違うという。何のための数字なのか理解に苦しむ。

 尾身氏にしろ、西村大臣にしろ、どうして「第二波」あるいはコロナ感染症の拡大を素直に認めないのか。背景にどんな政治的駆け引きがあるのか。緊急事態宣言を政府が出せば、財政的保証をしなければならない。それをやりたくないだけなのか。責任のがれをしたいだけなのか。

 政府側が頑なになればなるほど、嘘臭くなる。Go To キャンペーンや「経済再生政策」で外出を解禁したことで、感染症が拡大したことは事実だ。それを認めて、新たな対策をだせばいいのに、何もしないのに、どんな得策があるのか。

 今日も外に出たくない。冷房の効いた部屋にこもっているが、温度は36度。湿度は45%。どういうことかと思うが、外はもっと暑いのだろう。

 今日はフランス語の勉強に励んだ。こういう時には頭の体操にいいが、覚えた言葉もすぐに忘れてしまう。

ベランダに置いているバラが咲いた。三番花でだんだん小ぶりになっていく。色は相変わらず綺麗な赤。他にも三つ蕾がついている。次々と新しくシュートがでている。生命力旺盛。

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8月19日 CDの整理 

 Macのコンピュータに入れていたフランス語の音声資料や文書などが全部消えてしまった。Macを初期化したためで、この5年間のものがすべて消えた。iPad, iPhone, Macbookなどに入っているデータは相互記録しているので、助かったものもある。特にiCloudに入れていたものは相互に利用可能なので、救われた。いま日仏会館で4年間学んだフランス語の教科書を復習しているので、iPodに入れていた音声資料が必要だった。

f:id:mwenge:20200819174040p:plainこの25年使っていたiPod classicにはたくさんの音楽や音声資料などを蓄積していたのだが、間違ったボタンを押したために、一瞬にして音楽や音声資料が消えてしまった。もう元にはもどらない。たくさん入っていても最近に使うのは限られている。整理してもいい時期にきているのかもしれない。iPodにはCDから入れているので再インストールすればいいので、あまりショックではない。それにiPodも寿命が近づいているので、この機会に整理ができていい。めんどくさいが、好きな音楽をMacに入れることにした。tracy chapman、高橋真梨子イブ・モンタンベートーヴェン交響曲4、5、6番、 Beatlesなどを入れた。70年代、80年代によく聞いたもので、なつかしい。

 今日も一歩も外に出なかった。大阪のコロナ感染者数が187人だという。200人を切っているが、重症者が増えているという。大阪はどう対策をとるのだろうか。高齢者の施設内や病院内での感染が広がっている。熱中症で病院に運ばれる人も増えている。

8月18日 暑さが増すなかで雑感

 このコロナ禍が与えた影響は大きい。思考が停止したような状況が蔓延しているような気がする。家の中に閉じこもり、社会とまったく関わらない生活がこんなに長く続くと、社会がどうなっているのかも、どうなっていくのかもわからなくなる。テレビや新聞からのニュースだけに振り回されているような気がする。こうして社会から無関心になっていく怖さがある。

 社会が変わるには、野党に期待するしかないが、立憲民主党と国民民主党が合流の瀬戸際でもめている。もともとは民主党を分裂させ、小池百合子氏に裏切られ、自民党を倒せなかった。社会を変えることができなかった。その張本人である前原誠司氏は立憲民主党との合流には反対だ。前原氏は京都左京区出身なので、ある時期期待したことがあるだけに、情けない気持ちになった。

 京都出身の福山哲郎氏が立憲民主党内で頑張っている。前原氏とはともに松下政経塾で学び、ともに同じ会派で活動してきたが、こうも歩む道が違ってきた。誰に選ばれた政治家なのか、誰とともに歩む政治家なのかという最も基本的な足場を忘れてはいないか。自己の利益のみに走る政治家はいらない。

 Go To キャンペーンの勧誘メールがたくさん来るようになった。政府が後押ししているキャンペーンだとはいえ、いま旅行にいく気にならない。旅行業者や交通機関、ホテル・旅館、飲食店などが、コロナ禍で大変だということはわかるが、こういうところへ政府は財政的支援をして、旅行する人に財政的支援をしなくてもいいのではないか。大体旅行などに行けるのは裕福層であり、3月から職を失った人たちは生活に困っているし、一回限りの10万円の支援金だけでは何の助けにもならない。

 安倍政権のコロナ対策はことごとく間違っている。安倍首相はいくら健康を損ねているからと言っても、国会もひらかず、医療体制を整備することもせず、コロナに対しても無策では、誰も支持しない。

 写真は、メキシコ花柳という花だそうです。可憐で健気に咲いています。加茂川沿は真夏です。

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8月17日 五山の送り火

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 16日夜は、京都では五山の送り火。今年はコロナ禍の影響で五山の送り火は縮小して行われた。大文字山は5点、その他は1点の送り火となった。我が家の前には舟形が灯る。定刻の8時10分には一点のみの点火となった。寂しい火だが、それでも灯ったので、ほっとした。日本のあちこちで、様々な地域の行事がキャンセルになり、非日常が続いていることを実感する。いつになったら、日常にもどるのだろうか。京都は日中39度にもなるという異常な夏で、コロナ禍がなければ、京都を脱出しているのに。

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 早朝6時過ぎに友人の車で大原の朝市に出かけた。野菜はこの夏は不作で何もかも高騰している。オクラ、ナスビ、万願寺唐辛子、じゃがいも、ちりめんじゃこなどを購入。家に帰って早速に唐辛子とナスビの作り置きを作る。三食準備するのに、とても便利な副菜となる。トマトは、湯むきして出汁醤油につけておく。冷たくて喉越しにいい。彩りもきれい。

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お昼すぎに、友人がブルーベリーを配達してくれた。守山のファームで育てているブルーベリーを収穫して、この時期になると友人やお得意先に配達してくれる。とても新鮮で甘くて美味しい。なによりも暑い最中の作業に頭がさがる。久しぶりの再会だったが、とても元気そうでなによりだった。

 17日午前中のトップニュースは、安倍首相が慶應病院に検査に出かけたというもの。健康診断の一貫だというが、またもや病気を理由に首相としての役割を投げ出すのだろうか。すべての疑惑を払拭するための行動ならば、とてもひどい。

 とくに沖縄でコロナ感染者が増えている。明らかにアメリカ軍駐留者からの感染拡大と、Go To キャンペーンで沖縄を訪れた人たちがコロナを持ち込んだ。医療設備が十分にない地域で、感染者が拡大している。沖縄は日本の縮図でもある。だれもが想像できたことではあるが、政府はGo Toキャンペーンを奨励し、日本経済を優先して、コロナ感染対策を十分に行わない結果だ。東京のお医者さんたちも、東京医師会は「逼迫している」と警告を発している。自宅療養者がいること自体が医療体勢ができていないことの表れでもある。政府も東京都も、そのことに目をつむり、毎日感染者が増えているというのにまるで危機感がない。