Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月17日 五山の送り火

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 16日夜は、京都では五山の送り火。今年はコロナ禍の影響で五山の送り火は縮小して行われた。大文字山は5点、その他は1点の送り火となった。我が家の前には舟形が灯る。定刻の8時10分には一点のみの点火となった。寂しい火だが、それでも灯ったので、ほっとした。日本のあちこちで、様々な地域の行事がキャンセルになり、非日常が続いていることを実感する。いつになったら、日常にもどるのだろうか。京都は日中39度にもなるという異常な夏で、コロナ禍がなければ、京都を脱出しているのに。

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 早朝6時過ぎに友人の車で大原の朝市に出かけた。野菜はこの夏は不作で何もかも高騰している。オクラ、ナスビ、万願寺唐辛子、じゃがいも、ちりめんじゃこなどを購入。家に帰って早速に唐辛子とナスビの作り置きを作る。三食準備するのに、とても便利な副菜となる。トマトは、湯むきして出汁醤油につけておく。冷たくて喉越しにいい。彩りもきれい。

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お昼すぎに、友人がブルーベリーを配達してくれた。守山のファームで育てているブルーベリーを収穫して、この時期になると友人やお得意先に配達してくれる。とても新鮮で甘くて美味しい。なによりも暑い最中の作業に頭がさがる。久しぶりの再会だったが、とても元気そうでなによりだった。

 17日午前中のトップニュースは、安倍首相が慶應病院に検査に出かけたというもの。健康診断の一貫だというが、またもや病気を理由に首相としての役割を投げ出すのだろうか。すべての疑惑を払拭するための行動ならば、とてもひどい。

 とくに沖縄でコロナ感染者が増えている。明らかにアメリカ軍駐留者からの感染拡大と、Go To キャンペーンで沖縄を訪れた人たちがコロナを持ち込んだ。医療設備が十分にない地域で、感染者が拡大している。沖縄は日本の縮図でもある。だれもが想像できたことではあるが、政府はGo Toキャンペーンを奨励し、日本経済を優先して、コロナ感染対策を十分に行わない結果だ。東京のお医者さんたちも、東京医師会は「逼迫している」と警告を発している。自宅療養者がいること自体が医療体勢ができていないことの表れでもある。政府も東京都も、そのことに目をつむり、毎日感染者が増えているというのにまるで危機感がない。