Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

7月26日から、ようやく梅雨明けと真夏の暑さに向かって

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  7月26日、  ようやく梅雨が明けたかと思ったが、台風が発生した。行路は大きく逸れたが、一時期雨が激しく降った。先日信楽で購入したお気に入りのお皿を洗っているときに、手を滑らしてお皿を落とした。案の定真っ二つに割れた。それで再び、同じお皿を求めて信楽に娘の車で出かけた。

 先日信楽で購入した素焼きのメダカ入れには上賀茂神社のナラの小川から水を汲んできて、赤玉で水を綺麗にして、メダカを入れてやった。広々としたところで、メダカは元気に泳いでいる。人が近づくと、水面に上がってきて餌をねだる。可愛いし、面白い。

7月27日。大原の朝市。オニユリミソハギケイトウなどの夏の花を購入。野菜はなす、トマト、きゅうり、じゃがいも(インカのめざめ)、万願寺唐辛子など。どれも新鮮で畑から取り立てのものばかり。早速万願寺唐辛子とおじゃこで箸休めを作る。ついでに人参と明太子の炒め物も。

下の写真は、購入したばかりのオニユリが、翌日には一斉に咲きました。暑さを吹っ飛ばしてくれる元気な花たちに感謝。

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午後は娘家族と京都駅周辺をぶらぶら歩き。伊勢丹で大好きなBasile 28の長めの上着がバーゲンしていたので、ついつい購入。バーゲンという言葉に弱い。

 絶えず飛んでくる鳩公害のために、ベランダで天日干しができないので、窓際で干していた梅をようやく元の瓶に戻した。これでしばらくはこの梅たちちお別れ。梅干し作りは手間がかかるが、結構楽しい。今年はシソふりかけを作ろうと思う。

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今食べている梅は去年つけたもので、夏はやはり梅干しが必要。昔の人たちが長年続けてきた保存食の知恵はすごいと思う。

 パンメーカーに、寝る前に必要な材料だけを入れておけば、翌朝食パンが焼き上がっている。全く手間いらずだが、何となく楽しくはないので、手作りパンに挑戦中。時々、パンの生地だけをパンメーカーで作っておいて、オーブンで焼き上げることがあるが、あまりうまくいかない。

 パン作りに凝っている人たちのブログを読んでいると楽しそうなので、挑戦してみようと思い、パンの本を購入した。それによると、プラスティックボックスの中に材料を入れ、その中で粉をこねて、冷蔵庫に入れておくだけで済む。パンを焼くときには必要な量だけを取り出して、オーブンなり、トースターなりで焼けばそれでいい。プラスティックボックスのアイディアは目から鱗だった。チーズを中に入れて、丸くまるめてトースターで8分焼いてみた。うまくできた。ナンのようにフライパンで焼くのも簡単。

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若いということは、可能性が無限にある

 

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20日祇園祭の後祭の鉾が京都の街に戻ってきた。10基だけだが、写真はその中の一つで、役行者山。夜空に浮かぶ鉾は荘厳。WANの理事長上野千鶴子さんがフィンランド大使館から、6月に日本の男女平等の推進に貢献した長年の業績に対して感謝状が贈られた。そのお祝いを京都の仲間たちで行った。女同士だからこそ、長年助け合い、励ましあってきた絆は強い。久しぶりに京の町家で美味しい食事をいただいた。二次会はいつものお宅でダラダラとおしゃべりが続いた。

 23日(火)お昼頃、スワヒリ文学で博士号を取った元大阪大学大学院生が遊びにきた。夫が教えていた学生の学生に当たる。おそらくスワヒリ文学で博士号を取った第一号に当たる。ちらし寿司とそうめんの簡単な昼食を用意しておいた。ちらし寿司は作りたいと思いながらも、老夫婦二人のためには、なかなか作りづらいので、大勢人が集まる時や、来客があるときには作っている。アフリカ文学の講座も担当するというので、私がやってきたことを引き継いでくれる人がいるのはとても嬉しい。若いということは、可能性が無限にあるので、輝いて見える。

 梅雨明け前に、激しい雨が降った。久しぶりの雨だった。今年は九州や四国では大雨が降り、多くの場所で被害があった。自然災害を食い止めることはできないかもしれないが、それでも防災事業や耐震強化の整備など、様々な国家対策はできるだろう。

 4月末の連休の際に、押入れの所が雨漏りして約3ヶ月がたち、ようやく押入れの雨漏りをした部分や穴を開けた天井部分の補修が終わった。長い間、押入れのものが和室に出ていた。鬱陶しい毎日であったが、梅雨明けと同時にスッキリするだろう。

7月22日 あっという間に一週間

 21日は参議院選挙の投票日だった。あいも変わらず、投票率は半分をきった。信じられない。真剣に政治と向き合わないことは、自らの社会に対して、無責任・無関心に他ならない。少なくとも意思表示だけはしてほしかった。反自民で、野党連合を英断した姿勢には拍手を送りたい。

 朝6時過ぎに大原の朝市に出かけた。マンガンジ、チリメンジャコ、トマトなどを購入。いつもの花屋さんからは初夏の花を購入。ルドベキアとワレモコウ、西洋ニンジンボクなどを。西洋ニンジンボクは、不思議な薄紫色をしている可愛いお花を咲かせていた。シソ科の花のようだ。買ってきたのは花が咲ききったので色が褪せてしまったので、隣のがネットからお借りしたもの。

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 朝食後、朝の散歩のついでに近くの小学校へ選挙の投票に出かけた。結構たくさんの人たちが来ていると思ったが。。。京都は一人区ではないので、少しはましだが、他では一人区が多くある。小選挙区制が問題だとかねがね思っている。全て比例代表制にして、得票数を政党に割り当てをすれば、今のような結果には絶対にならない。南アフリカの場合は、政党に投票するので、政党間の政策の違いがしっかりと浮き彫りになり、投票者にはわかりやすい。

 午後は娘家族と、メダカの鉢を買いに久しぶりに信楽に行った。上賀茂神社のならの小川から来たメダカたちは、元気で大きく成長している。住まいをもう少し大きくすれば、もっと自由に泳げるだろうか。

 22日。参議院選挙の結果を受けて、今後の政治がどうなるのか議論する場がメディアではあまり見受けられなかった。午後からは吉本興業の社長の記者会見が延々と続いていた。先日の宮迫博之さんと田村亮さんの記者会見があったのを受けて、吉本興業としての釈明会見だが、釈明にもなっていない。反社会勢力に利用され、お金を受け取ったとされる件に関しては、宮迫さんと田村亮さんが反省もし、謝罪をしている。

 結末はどうなるのだろうか。会社組織のパワーを振りかざした、首切りは世間が許さない。仲間も許さない時代になってきたことだけは確かだ。

 

7月11日 元ゼミ生とランチ とアブドゥーラ・イブラヒム

 もう7年も前に卒業したゼミ生が電話をかけてきてくれた。北大路ターミナルで出会った。二人のゼミ生と久しぶりにランチを食べながら、おしゃべりをした。一人は、この数ヶ月ヨーロッパを旅行してきたという。1ヶ月はマルタ島で語学学校に通い、フランス、イタリア、ドイツ、オランダ等など、13カ国を旅して、その中でもエストニアがとてもよかったという。確か、卒業と同時に歯科医院で働いたが、不当な労働条件だったので、退職し、のちに派遣で5年間、ある研究所につとめ、データ処理に携わったという。その間貯金を貯め、今回ヨーロッパを旅行してきて、新たな出発を願っているという。派遣会社に登録し、臨時の仕事などをしているが、そのうちに定職を見つけたいという。

 もう一人は、就職試験を受けとところで2年働いていたが、目指すところと少し違ったので、今はレンタル着物店で働いているという。海外からの旅行客が京都の街を着物を着て歩きたいという人たちへの着物の着付けなどをしているという。外国語を生かしていたり、着付けの資格をとったり、さらにはエステの資格をとって、仕事への意欲を湧かせているという。

 こうして大学で一緒に学んだことが、一つの励みになって、それぞれの人生設計を着実に実行している姿を見て、とても嬉しかった。

 その日は、元同僚にもバッタリと出会った。南アフリカ出身のジャズピアニストのアブドゥーラ・イブラヒムが京都の上賀茂神社にやってくるという。彼はすでに何度か上賀茂神社で演奏をした。とても京都のこの場所が好きなようだ。今年で85歳になる。ケープタウンで育ったが、アパルトヘイトが強化される中、人々への弾圧が強まった。彼は海外に亡命して、アメリカでデューク・エリントンに出会い、彼から認められて、ジャズピアニストとして、ダラー・ブラントとして音楽活動を始めた。のちに改名。

 私がアブドゥーラと初めて出会ったのは、1994年ケープタウンで暮らしていた時だ。日本料理店で出会った。日本大好きで、武道の心得もあるほどだ。ケープタウンで彼のコンサートに何度も出かけたことがある。美しいピアノの音色だけでなく、素晴らしいリズムと力強さに感動した。日本でも上賀茂神社での演奏を二度も聞いた。若い人たちと話しがしたいという彼の思いを受け止めて、京都精華大学で講演をしてもらった。南アフリカアパルトヘイトがどのようなものであったか、その中で彼が音楽活動をすることの意味を語った。

 9月に京都の上賀茂神社に来られるので、ぜひ彼のピアノ演奏を聴きに行こう。待ち遠しい。

 

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7日から9日まで韓国旅行に

 妹と二人で韓国旅行に出かけた。前の日に娘と孫が韓国に出かけているので、一日遅れで合流。孫は私たちが韓国に行くことを全く知らない。現地でびっくりさせる計画。7日は早朝5時10分に自宅を出発し、京都駅5時45分発のはるか1号で関空に向かった。飛行機は満席。チケットを予約した段階で、座席も予約しておいたので、全てスムーズに進んだ。日本でも出国手続きは機械化され、自分でパスポートと顔認証を行う。出国のスタンプが必要な人には別カウンターで行う。本人にとって、海外へ出かけた記録はパスポートに残らないが、全て機械化され、コンピュータの中に大量のデータが蓄積され、データも簡単に取り出せるシステムに変わった。

 トランプ大統領は、アメリカに入国する人のS N SのIDも入国の際に登録させると言っていたが、ここまでやると、個人がどのような思想や考え方をしている人かを簡単にチェックでき、何に反対し、何に賛成しているか、誰とつながっているのかまで調べることができる。情報化社会では、コンピュータ化は必要だが、注意も必要になる。消費傾向もわかるし、めんどくさいことだ。

 私の昔使っていたパスワードと今のメールアドレスを使って、私に奇妙なメールが海外から送られてきた。時間があったので読んでみた。もちろん身の覚えのないことだが、脅しと金銭の要求をしていることは明らか。つまらないことにいちいち反応する人がいるのだろうか。「オレオレ詐欺」と同じなのだろう。

 9時半の飛行機で韓国まで1時間半ほど。とても快適な空の旅。初めてリムジンバスで東大門の宿泊先のホテルの近くまで行く。いつもは鉄道列車を使い、ソウル駅まで行くのだが。

 娘と孫に合流。街をぶらぶら歩き、高速ターミナルのショッピングセンターで、あれこれ見て歩く。日曜日なので、ものすごい人が集まっていた。日本人も韓国人もほぼ同じ体型なので、洋服類は違和感がない。日本で売られているものも、多くは韓国から輸入しているのだろう。値段が安いので孫たちには、嬉しいことなのだろう。

 私は自分で作る服の参考にしたいと思いながら、ウィンドウショッピングをする。

 いつも感じることだが、韓国に来るたびに思うのは、街が明るく、綺麗に開発されていることだ。癒しの空間があちこちにあり、素晴らしい街づくりに感心する。

 翌日も、その次の日も街のあちこちを歩いた。一日、約24000歩も歩いている。東大門のすぐ近くにある、デザイナービルの内側は癒しの空間、別世界だった。韓国一のすたバックスのコーヒーショップは広いオシャレな空間だった。アメリカの人たちが仕事の合間のコーヒタイムのような立ち飲み文化とは違う。

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f:id:mwenge:20190709134109j:plain 国立博物館に行けてよかった。いくつかの博物館には行ったことがあったが、一堂に文化遺産を集めた博物館は素晴らしかった。

とても日本の文化と似ているところがあり、親近感を持った。日本は中国と朝鮮半島からの文化的に大きな影響があった。日本が植民地支配をしていた時代を示す様々なものがあった。植民地主義は世界のどの地域も同じで、文化を破壊したことが最も惜しまれる。

    韓国語の勉強もしなければと思う。ずいぶん前に、韓国からの留学生からしばらく韓国語を習っていた時期があるが、すっかり忘れてしまった。

6日 朝の散歩と筋トレジムに

 朝の散歩に賀茂川沿いを歩く。一斉に野の花が咲き乱れ、暑い夏の到来を告げる。シモツケソウ、ワルナスビ、ヒルザキツキミソウキンシバイヤブカンゾウタビラコヒメジョオンアカツメクサなど。

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これらの花たちとの出会いは、季節の移り変わりを感じ、こうして元気に歩けることへの感謝の気持ちがわく。

 午前中に筋トレジム・カーブスにいく。肩の筋肉が痛むが、筋トレをすることで多少は痛みが和らいだようだ。肩や腕を動かさなければ。

 午後からは、明日からの韓国旅行の準備。大して持っていくものはないので、気楽。

 雨が降らない梅雨で、蒸し暑いが、風があるので、なんとかしのげる。

5日 フランス語の授業

 お昼からフランス語の授業に出る。物語を読む。殺人鬼の話で、幽霊列車や骸骨やらが出てくるが、スリリングで面白い。半過去と複合過去を使った短い物語。

 同じクラスに出ている人は10人ばかりだ。お一人の人が、私と同じくフランス人の先生について勉強していたが、京都外大の生涯教育の講座にでるようになって、日本人の先生からしっかりとフランス語の文法が学べるので、フランス語がよくわかるようになったと言っていた。このクラスでは、何度も何度もテキストを音読する。こうしたことはフランス人の先生からは学ぶことはなかった。

 帰りに整体による。右肩が痛くて夜もよく眠れない。ここ数ヶ月、なかなか治らない。先生曰く、肩の筋肉が骨の中に食い込んで、機能していないという。かなり痛みがあったが、筋肉を引っ張りだしてくれたようだ。少しは楽になったが・・・・

f:id:mwenge:20190706160702j:plain 梅干し用の紫蘇を塩漬けした梅に漬け込む。すり鉢の中に紫蘇と塩を入れて、よく揉みこみ、紫蘇の灰汁をとる。2〜3回繰り返して、いよいよ梅の中に紫蘇を入れる。土用までに梅は赤く染まるだろう。それから土用干し。結構手間がいる。

 

 

 参議院選挙がいよいよ始まる。ツイッターFacebookで様々な情報が飛び交っている。先の沖縄知事選の時には、フェイクニュースが流れ、現知事の玉城デニーさんの選挙妨害があったという。若い人たちは携帯に流れてくるニュースを鵜呑みにする傾向にあるので、要注意だが、防ぎようがない。情報戦争のようなもので、しっかりとしたリテラシー能力を持たなければ、毒されてしまう。

 しかも安倍首相は先日の党首討論でも、制限時間を守らず、一方的に持論を展開した。議論をするどころか、早口で相手を負かさんとばかりに攻撃する。議論の論点をずらすし、すり替えるし、狡猾だ。多くの政党は、日本の経済の行く末を案じて、政策を論じている。だが、国会はそうした議論を避けてきた。議会制民主主義を踏みにじってきた。現実には、非正規雇用が増えて将来の生活設計が立たない若者が増えていて、それと年金の問題を議論している時に、安倍首相はアベノミックスが成功しているとしか言わない。雇用が増えているとしか言わない。どんな雇用形態か言わない。非正規雇用者が、雇い止めなどで、切り捨てられていく現状への理解はない。謙虚さが足りない。

 それでもメディアは自民党の圧勝を喧伝する。メディアのこうした誘導には疑問。嘘をつかない、誠実な議論、正確な状況説明を求めたい。