Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

安倍政権が「安泰」な理由がわからない

自民党総裁選の最後の演説を、安倍首相は秋葉原を選んだ。自分の取り巻きや熱狂的ファンの異常なコールに酔いしれているかのようだった。しかし、動員をかけられて、集まってきた自民党員たちが哀れに見えた。何もかも作り上げられた異常な世界。

その前日の朝日テレビの「報道ステーション」に安倍氏と石破氏が現れた。石破氏は真っ当なことを言っていた。安倍氏の支離滅裂な論理に、こんな人を国家の長に長く据えていていいのかと怒りにも似た気持ちになった。

 一つは、石破氏は、森友学園の件で、財務省の職員が自殺した件を取り上げた。それに対する答えとして、安倍氏人間性を疑う言い逃れに呆れた。問題の本質をすり替えることに必死になっている姿に怒りを覚えた。さらに司会者が、公務員は利害関係者からの接待などは禁止されているという例を挙げ、加計理事長と頻繁にゴルフをしたことを尋ねた際に、安倍氏はとんでもない返答をした。「ゴルフに対する偏見」と捉え、テニスやら何やらならいいのかと詭弁をまくしたてた。テレビを見ていた人は唖然としたはずだ。問題のすり替え、子供じみた詭弁には呆れる。こんな論理の展開しかできない人が、なぜ総理大臣なのだろう。自民党も腐っている。そんな腐った自民党、腐った総理をよしとする愚民政治をどうすれば変えられるのだろうか。

 「外交に強い安倍総理」とメディアも囃し立てる。外国にばかりお金をばらまき、いい顔をさせてきた。50数兆円もばらまき、北海道の被災者にはたったの5億。昨年から被災している地域は全く再興されずに、苦しんでいる。早く自民党政治を終わらせなければ。安倍首相は、自らの詐欺行為、欺瞞をいつになれば気づくのか。「裸の王様」を操りたい極悪な政治家の高笑いが聞こえてきそうだ。

 

 時々、顔を出している「大人の小学校」で、バラの手入れがあった。先週と今週の火曜日に参加した。5階建ての建物の東側の壁面に様々な種類のバラがつるを伸ばして、開花期にはとても美しい。どのようにしてバラの手入れをしているのかを知りたいと思った。10名ほどの人が手の空いている時に、集まり、プロの花屋さんの指導を受ける。今回はどのような殺虫剤や栄養剤を調合して、噴霧するかということが主だった。

f:id:mwenge:20180921201446j:plain

 私もベランダで4種類のバラを育てているが、春に咲いたバラはその後しばらくして、葉っぱが枯れたり、虫に食われた。絶望的になっていたが、とりあえず、植え替えをして、新しい土を足してみた。丸坊主になったバラをしばらく観察していたら、元気な新しい葉っぱをつけ、今では毎日バラが咲いている。先日も、新しい葉っぱが虫に食われていたので、じっとその周辺を見ていると、枝にへばりつくようにして、また枝と同じような色に変化しているアゲハチョウの幼虫がいた。思わずハサミでつまんで、処理した。バラの手入れを指導している先生に報告すると、「アゲハチョウが成長するのを楽しむか、バラを大事にするかですね。」と言われた。ちょっとびっくり。

 写真は左が4月ごろに咲いていたもので、右が、今元気な葉っぱがいっぱい出てきました。

f:id:mwenge:20180728085155j:plain f:id:mwenge:20180906114006j:plain