Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月6日 今日のテレビも自民党総裁選について

「報道1930」の出演者は、自民党石破茂氏、立憲民主党福山哲郎氏、与良正男氏(毎日新聞専門編集委員)。自民党総裁選について取り上げた。世論調査では河野太郎22%、石破茂21%、岸田文雄14%。石破氏はまだ出馬を言明していないが、これだけの数字を「期待値」と受け止めている。石破氏は、「嘘ごまかしのない、説明責任ができる人」が選ばれることができることをねがっていると述べ、総裁選挙に出馬するとも、出馬しないとも言わない。石破氏の発言はどれも正しいが、あまりにも自己満足しているような印象を受けた。例えば臨時国会を開催しべきだと主張する。ご自身では「自己満足していてはいけない」と言うが、「勝てるという見通しがない限りは出ても意味がない」と断言した。結局は彼が言っていることと、行動は相反している。これまで反政府的な発言もしてきたが、彼がめざす自民党ではないのではないか。

 立憲民主党福山哲郎氏は与党政府が国会を開かないことはひどいことだと指摘した。与良氏も同じことを述べた。石破氏でも国会重視論者だった。菅首相はなぜ国会を開かないのか。総裁選は、国会を開かないことの理由にはならない。「嘘のない政治」「説明をしない政治」をどう変えるかということが議論になった。石破氏は納得いく説明が必要だと言ったが、この9年近く、それを放置してきたではないか。

 安倍氏も麻生氏も過去の不正がバレると困るので、これまでの政治を問うような人を総裁選挙で押すようなことはしないことだけは明らかだ。歪んだ権力構造を作り上げてきた人たちを安泰にしておくような政治に国民は辟易している。

 そして、岸田氏を総裁にすれば、まず広島の河井杏里問題が再浮上する。それでは安倍、麻生、菅、二階の策略が露呈する。それでは困ると考える政治力が働いている。だから、わざわざ岸田氏は「森友問題を再燃させるつもりはない」と公表している。

 愛知県常滑市で行われた音楽フェスに参加した人からコロナ感染者がでている。5000人規模で許可が下りていたものの、8000人もの人が県内外から集まっていた。東京からも大勢の人が参加していた。そしてそこでは酒類も提供されていた。こうしたことは愛知県知事は許可をしていないと述べている。この「緊急事態宣言」下のもとでこうしたイベントが行われたことの是非が問われている。オリンピックやパラリンピックが行われていたり、観客を入れた野球が行われていたりの状況下でなぜ音楽イベントはいけないのかという問いがある。だが、予定以上の人たちが集まってきたことへの問題がある。チケット販売状況から、何人が参加するかは主宰者側は知っていたはずだ。そして酒類などを提供すると、参加者たちの間で大声で声援を送ったり、一緒に歌ったり、踊ったりするだろう。こうしたグループがあるから、これまで自粛してきた音楽集団や演劇関係者たちなどの努力は無になる。どうしたものなのか。

 レモンの挿木がうまくついた。よくみているとアゲハチョウの幼虫がレモンの葉っぱについていた。そしてカポックも元気よく再生している。

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