Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

民進党党首前原氏に思う

 衆議院が28日の午後の国会本会議で解散となった。先の安部首相の所信表明ですでに国会解散することを知らされていたので、驚かない。森友、加計学園の問題に関して説明責任を果たさず、まるで問題は解決したかのような態度だ。さまざまな問題を曖昧にしたままの解散とは何なんだろうか。消費税をアップした分、幼児教育の無償化、高齢者社会の保証などの補填すると、バラ色の幻想を撒き散らす。

 いつもピンチに立たされると、「子供、女、年寄り」をダシに使う。一度たりとも実現されたことはない。弱者の味方のようなふりをして、現実には弱者を切り捨ててきた。もう誰も騙されてはいけない。

 東京都知事小池百合子が設立した「希望の党」がメディアで取り上げられている。小池さん自身は、政治的立場は極めてウルトラ・ライトで、安部首相と同じく憲法を改悪しようとしているし、原発ゼロの社会を目指してはいない。

 民進党も解党し、希望の党に合流する。京都出身の前原民進党代表は民進党をつぶした。一度は政権をになった民進党の体たらくだ。希望の党民進党の人材と資金を手にした。こんなひどい駆け引きに飲み込まれた前原党首をどうみればいいのだろうか。

 これまで、京都で安部政権に異議申し立てをするさまざまな行動集会には、一度も顔を出したことがない前原氏にはがっかりしてきたが、今度はもっとがっかりだ。