Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

シンクまわりの大掃除 編み物を仕上げる覚悟

26日(火)台所のシンクを掃除した。とくにコロナ禍の中、毎食後丁寧に洗っていたが、それでもどこかスッキリしない所がある。今日は重曹液をふりかけて、しばらく置いてから、洗ってみた。すっきりとした。重曹の効果は大きいと実感。お菓子用の重曹も常備しているくらいなので、身体には悪くないはずだ。食器やお鍋類は、できるだけ家庭用洗剤は使わないで、熱いお湯で洗えば、ほぼ油物でも落ちる。最近は、食洗機を修理してもらったので、食器類は少しだけ専用の洗剤を入れて洗っている。食洗機は高温のお湯で洗って乾燥させる構造となっているので、お湯の効果は大きい。

 南アフリカの友人宅で、食事が終わったあと、お皿洗いの仕方をみて、びっくりしたことがある。洗剤をいっぱい使って、そのあと水で洗剤を流し落とさないでいた。お皿はピカピカだが、食べ物に影響しないのかなあと思った。

 日本でも、川の排水溝のところで、化学薬品で作った洗剤が、泡のかたまりとなっているのをよく見かけることがある。ぞっとして、恐ろしくなる。川に住む生き物たちにもよくない。以前に琵琶湖のすぐ近くで暮らしていたことがある。琵琶湖は関西の水源地で、滋賀県住民は琵琶湖の水源を守っている。有リン合成洗剤の使用・販売禁止など、さまざまな規制があった。汚水処理を徹底して行い、水環境保全に県民あげて取り組んでいる。「命の水」を守る覚悟が違っていた。滋賀県ではゴミの分別も徹底していた。今私が住んでいる京都では、ゴミの分別は非常に曖昧で、家庭ゴミと燃えないゴミの分別がある程度で、他県から引っ越してきた人たちは驚いている。

 趣味の編み物。一年のうち冬の間は編み物が楽しい。昨年はまったくやる気がしなかった。指が痛かったのもあるが、着て出かける予定がなく、意欲がわかなかった。途中編みかけのものが3つある。一つは、マルティナさんのOpal 毛糸(ピンク色)で、3号針で編んでいるベスト。ドイツの毛糸で、次つぎに現れる色が美しい。普通の平編みでも出来上がると、自然に美しい模様ができるのが嬉しい。編み物は根気が問われるが編んでいてもあきない。もう一つは、野呂英作さんの糸。8号針でよく編む。野呂さんの糸は天然素材で手作りの豊かな色彩がすばらしい。野呂さんの糸を知っている人は、すぐに私のセータを見つけてくれるのもうれしい。もう何枚も編んできたが、昨年からベスト(紫色の段染め)を半分まで編んでやめている。三つ目は気持ちのなかでイメージはできているが、糸の状態で残ったままのもの。ユザワヤの毛糸MONA(青の段染め)。10号針でカーディガンを編み始めた。ほぼ見頃は出来上がったので、あともう一歩。

 27日(水)毎日新聞は、アメリカ軍が2億円もする超ミサイルで、イエメンの親イラン武装組織フージ派が発射したミサイル5発とドローン12機を撃墜したと報じていた。わずか28万円だという。アメリカでは「費用対効果」の観点から疑問の声がでているという。戦争は莫大な費用を投入して、殺戮の現場となっている。ウクライナもロシアも多くの人命を犠牲にし、莫大な費用を投入している。メディアは現状を報道しているのだろうが、戦争をやめさせる力にはなっていない。最近の「報道1930」もウクライナ・ロシアの戦況を報じるだけだ。戦略とか戦闘機とかの知識や情報は必要なのだろうか。