Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

父親は、なぜわが子を虐待するのか。

2月5日(火)娘が朝早く来てくれて、持ち込みゴミを処理場へ持っていった。今回は台所で使っていた食器棚と本棚など。使わなくなった台所用品など。解体していたので、素早く処理ができた。全部で130キロ。大型ゴミで出す場合は、前もって、ゴミに出すものを届け出て、手数料を払ったりしなければならない。出す場所と時間が決められているので、大変なこともある。自家用車で持ち込みゴミの場合は、その場で届け出て、廃棄できるので、手間がかからない。

 連日、小学生四年生の10歳の女の子が父親から殺されたことが報道されている。母親も父親と共謀したとして、逮捕された。母親は夫から家庭内暴力を受け、母方の親族から被害届が出ていたという。母親は夫が娘に暴力を振るっている間、自分が助かるとして、娘を助けられなかったという。小学校で絶対秘密にするので、なんでも書きなさいというアンケートに、父親から暴力を受けていること、先生に父親の暴力を「どうにかなりませんか」と訴えていた。しかしこのアンケートを父親に見せている。しかも父親は、娘に暴力がなかったこと、家族が一緒に暮らしたいことなどを、娘に強要して書かせている。児童相談所も学校も父親の圧力に屈してしまった。その結果、この娘は父親に殺されてしまった。

 なぜこの父親は、妻や子供に暴力を振るうのだろうか。家庭内暴力は外からはなかなか見えにくいが、妻や子供に対する虐待や暴力は明らかに支配と被支配の関係にほかならない。こうした関係の原因がどこにあるのかを解明しない限り、なかなか解決しない。この父親の外の顔と内の顔に大きなギャップがあるという。その根本原因は何なんだろうか。学校も児童相談所も子供の叫びを知りながらも、父親の暴力に屈してしまったことだ。