Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

日本の女子バレーと安倍首相を出演させた読売テレビ

 毎晩、バレーの試合に釘付け。何も手につかないで、じっとテレビをみている。日本はよく闘っている。ただただ声援をおくるのみ。1対3でアメリカに負けたが、今日のアメリカとの闘いはすごかった。最後に力がつきたのは残念だったが。日本チームはこの間素晴らしい闘いをみせてくれた。トップを走る中国との闘いがまだ残っているが、最後まで頑張ってほしい。順位などもう気にしないでもいいから。

 昨日、安倍首相は読売テレビ番組「ミヤネ屋」に出演するため、国会を欠席した。首相は参議院の国会審議にはでなくてもいいという勝手な思いで、一般市民向けのテレビ番組に出演した。明日放送予定の「そこまで言って委員会」の収録にも時間を割いたという。どちらの番組も、もっとも酷いメディアだ。

 身内の自民党内部からも、この安倍首相の行動は批判を受けている。憲法第63条によれば、内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかはらず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。》

 いま、国会では重要な案件を議論しているし、説明責任が安倍政権にある。安倍首相が国会に出席しないで、民放のテレビに出演しなければならないほど、国会はどうでもいいのだろうか。国会では、最近も「そんなのどうでもいいじゃん」とヤジを飛ばしたそうだ。安倍首相にとって国会などどうでもいいのでしょう。どんなことがあっても、どんなに国民が安保法案に反対する声をあげようとも、「そんなのどうでもいい」のだろう。

 本当に安倍首相はどこを向いているのだろう。NHK国会中継もしないし、安倍首相を応援する読売グループを味方につけ、国民を欺むこうとしているのか。こんな安倍首相などいらない。あまりにもひどい奢りだ。