Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

夫の痛風騒動

 朝の5時半に夫におこされた。足が痛くて歩けないという。数日前は親指あたりが痛かったが、なんとか朝の散歩もできたが、今度はかかとが痛くてたまらず、歩けないという。ネットで調べてみると、どうも症状からして痛風ではないかと判断しているようだが、病院に行って診察を受けたいという。いままでも何年も高血圧の薬をもらっている。その病院は総合病院なので、いろんな患者さんが来ているので診察をうけるのにも何時間も待たなければならない。何年も薬だけを処方してもらって、薬局で薬をもらって済ましていた。これからはいろんな病気が出てくる年齢になっているので、病院選びは重要。

 私は総合病院に行くことをやめて、地域社会にある個人の小さな病院に通っている。丁寧に診察をして、日常生活の有り様を尋ねてくれ、薬の効き目もチェックしながら、薬の量を減らして経過を見守ってくれる。

 大手の病院で長時間待たされることにストレスを感じて、治る病気もなかなか治らない気がして、思い切って病院を変えたのだった。

 私が通っている病院に夫を連れて出かける。痛風のようだが、痛風の症状が出ているときに、血液検査をしても尿酸値が出てこないことがあるそうだ。この尿酸値と痛風とが関係しているそうだ。

 とにかく、ビールや酒類をやめること、水分を多く取り、とりあえずは薬で痛みを和らげることになった。男性に多く見られる病気のようだ。

 できるだけ水分を取り、安静にして、薬をのみ、アルコール類をやめた。それだけで、すでに痛みは半減したそうだ。やれやれ。

 

 

 

バスの中での会話

いつも乗るバス路線に学生が乗っていた。新学期が始まったばかりなので学生がたくさん乗っていた。優先座席に学生が座っていたので、老齢の男性が乗り込んできたときに、その学生の横に座っていた少し年をとった女性がたちあがって、老齢の男性に席をゆずった。学生は耳にイヤポンをつけ、音楽を聴きながら、しきりに携帯をいじくっていた。

 その男性が学生に向かって、「ここは優先座席だから、大勢のお年寄りが立っているので、席を代わりなさい」といった。すると学生は「優先席でも、代わるか代わらないかは、その席に座っている人の自由意志だから代わりません」といった。老齢の男性は、席を替わってくれた女性に「だから日本社会の将来が危ぶまれる」と言った。それを聞いた学生は、「僕のことですか。」と、くいついた。老齢の男性は、「こんな風に口論になるとナイフで刺されるかもしれない恐怖がある」と言った。学生は「僕に刺せというのですか」と。話はとんでもない方向に進んで行く。

 その学生の隣には明らかにその大学の教員らしき人が座っていた。まったく関係ないかのように、寝たふりをしていた。

 若い人は自己中心の世界で生き、人の注意や声に耳をかさない。年寄りを尊重せず、まったく無視し、社会の邪魔者のように扱う。どうしてこんな社会になってしまったのだろうかと悲しくなる。

 この路線のバスは大学生や教職員のお客さんでもっているのか、地域住民の利便を優先することがない。1時間に3本しかない路線だが、大学の授業がはじまると、学生で満員になり、駅でバスを待っている人を乗せないで通過することもある。

 こんな風に思うのは、私も年をとったせいなのだろうか。

今村復興大臣の発言

今村復興大臣は4月4日に福島の自主避難者に対して『自己責任」と断言し、物議を醸した。その意識はとんでもない。さらに記者の質問に対して、「うるさい」「出ていきなさい」と暴言を吐いた。こうした態度は、大臣としての資質が問われ、なんということかとびっくりした。福島の住民たちが、地元で暮らせない状況が続いているのは、原発事故に対する東電、安倍政権の無責任な方針にある。自主避難者は犠牲者なのだ。

 さらに4月25日に、自民党二階派のパーティでまたもやひどい発言をした。東日本大震災の被害について、「東日本大震災の損失は25兆円と言う計算がある。まだ東北で、あっちの方だったから良かった。首都圏に近かったりすると莫大な、甚大な額になった」と。

  東北で被害に遭った人たちをまるで数字としてしか見ない非人間的な態度に驚いた。日本中の人たちの気持ちを逆なでにした。そしてすぐさま、同席していた安倍首相はスピーチで「東北の方々を傷つける極めて不適切な発言があった。私からも率直にお詫びをさせていただきたい」と謝罪したが、今村氏を大臣に任命した安倍首相の責任は大きい。

 あまりにも無責任な人たちが国家の運営に携わっている。こういう人たちを選挙で選んでいる私たちに責任はある。どうすればこうした状況を変えることができるのだろうか。暗い気持ちになる。

 今国会では「共謀罪」に関する法律について議論されているが、メディアはあまり報道しない。それどころか「北朝鮮」に対して、まるでアメリカ、日本、韓国の軍事戦略の必要性を強調し、一発触発的な報道ばかりだ。まるで「共謀罪」に関する法律の必要性を暗に匂わす。戦争への道を選ばない方向で議論はできないのだろうか。トランプ政権になって、ますますアメリカの軍事力を誇示する政策が世界で闊歩し始めた感が強い。さらに元CIA職員のスノーデンが持ち出した機密文書によると、日本がアメリカの諜報活動に資金を提供していたことを明らかにしている。とんでもないことだ。日本政府は黙っているのだろうか。

 

肉団子を作る

 朝食後、毎朝ベランダの花たちに水やりをする。お天気続きなので、ポットの土が乾燥しているので、水やりは欠かせない。毎日、ベランダには鳩がやってきて、巣を作ろうとしている。私は鳩が運んできた枝木を取り除き、できるだけ卵を産まないようにしている。それでも時々卵を産んでいることがある。卵を取り除き、きれいに掃除をする。毎日鳩がベランダにやってきて、ところ構わず糞を撒き散らしているので、たまったものではない。時々、クレゾールで消毒したりする。クレゾールのようなきつい匂いは鳩が嫌うのではないかと期待するが、それでもダメで、毎日鳩と格闘しなければならない。

 マンションの前が賀茂川の広い河原になっているので、鳩の格好の場所だ。時々、パンの切れ端を持ってきて、鳩にえさやりをする人がいる。やめてほしいと思うが、鳩は人間が与えてくれた食べ物をいったん口にすると、その美味しさが忘れられない。餌をくれる人のところに寄ってくる。そしてマンションのベランダで鳩たちが遊び、卵を産む。マンションの住人はたまったものではない。毎日、鳩公害に悩まされている。

 午後から肉団子を作った。小ぶりのものをたくさん作った。肉団子はそのまま食べても美味しいように、様々なスパイスやケチャップソースなどを練り込んで、一気にオーブンで焼き上げる。たくさん作るときには、便利。

今日は孫に英語を教えに行く日なので、お弁当用に肉団子をおすそ分けしよう。他に千切り大根としいたけ、にんじん、こんにゃく、ちくわを入れて炊く。

 

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4月24日 日曜日 のんびりゆっくり

朝の散歩。日差しが優しい。のんびりした気分でゆっくりと賀茂川を北大路まで下る。桜はあっという間に終わり、若葉をつけ始めた。

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今日はシャツブラウスを仕上げる。ソレイアードの布で作る。ソレイアードは、南フランスの有名な布。イギリスのリバティも大好きだが、ソレイアードの布はもう少し厚手なので袋ものやドレス、シャツにはいい。丈を少し長めにしたので、春先にいいかも。

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春の花々

 朝の散歩道に春の花々が顔を出し始めた。子供の頃には空き地があちこちにあり、春の花々で一日じゅう遊んだものだ。よくタンポポの綿毛を飛ばしたり、四葉のクローバを探したり、ツメクサで首飾りや王冠を作ったり。

 賀茂川の土手にもタンポポナガミヒナゲシタネツケバナムラサキカタバミなどが顔を出している。踊子草も可愛い。

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今日も植物園を抜けて歩いた。様々な桜たちが次々と咲き誇っている。桜も種類が多いので、いつまでも楽しめる。淡いピンク色がいい。

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フランス語の授業の日

 今日は血液検査をしてもらうので、朝食を抜きにして、病院に行く。生活習慣病は毎日の生活への心構えが一番大切だというのはよくわかっているが、なかなかうまくいかないことがある。ストレスを抱えないことが大事で、毎日適度な運動をすること、食生活に注意することが大事だ。

 朝食は7時半、昼食は12時すぎ。夕食は6時。そのあとは何も食べない。ほぼこうした規則ただしい生活を送っているが、たまに外食やパーティなどに誘われて、食生活が乱れることがあるが、あまり気にしていない。お医者さんの立場からすると、私への注意事項になる。それがストレスになっていくこともあるが、お医者さんの言うことはきちっと守らなければならない。

  娘からLineが来て、午前中時間があるのでお昼を一緒に食べようとなった。四条烏丸で出会い、四条通り、新京極、寺町通りをブラブラする。娘にとってこんな時間も必要なのだと思う。新京極の中にできた新しいお店でランチをする。天ぷら丼のお店。ボリュームがあった。別に注文したアサリのお汁も大量にアサリが入った大きなお椀で出てきた。ちょっと食べすぎ気味だったが、それほど油もたれはしなかった。別のお店で飲んだコーヒが美味しかった。

 午後1時半から3時半までフランス語の授業に出る。新しい受講生が加わった。若い人なので、フランス語をなめらかに発音し、かなりフランス語の上達者のように見える。刺激を受けて、私も頑張らなければと思った。まる2年も経っているのに、まだまだ難しい。記憶する分量をはるかにうわまわって、忘れる分量が多くなってきたようだ。