Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

アトランタでアフリカ文学会開催

今年は、アフリカ分学会がアトランタで開催される。4月6日から9日までだが、早めの5日に到着。関空〜なりたーアトランタ直航便だったので、かなり楽だった。しかし、時差が13時間もあるので、そうたやすく時差から抜け出せない。毎年一年に一回、知人たちと会うのも楽しみの一つ。会議はいくつものセッションに分かれて行われる。会場がマリオット・マーキーで部屋が1200以上もあるので、エレベーターも下の階、中程の階、上段の階と三つに分かれていて、とても複雑。

 こんな大きなホテルでの会議となると、人たちがゆっくりと座って一年の、あるいは2−3年のご無沙汰を交換する場もない。駅ですれ違うようなものだ。

 食事も適当に時間の合間を見てテイクアウトの店を見つけなければならない。

 私たちがいるホテルの周辺はホテル街でハイアット、リッツカールトン、ヒルトンなどが立ち並び、都会の高層のビルばかりだ。それぞれのホテルが地下でつながり、地下鉄にもつながっているので、空港へは便利だが、無機質の町。

 アトランタは、マーティン・ルーサ・キング牧師が誕生した町で、公民権運動が盛んだったところだ。また『風とともに去りぬ』の舞台だったところだが、全くその景色は中心地から見えない。

今回のアフリカ文学会からは何も感じられないが、唯一オープニングセレモニーで黒人霊歌を聞いた。心に沁みるものがあった

 私の発表も無事終わり、学会での参加の半分以上を済ませた。

詳しいことは次回に書く。