Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月17日から19日まで韓国旅行

 8月17日、京都で娘と二人の孫と合流し、7時13分発、関空特急「はるか」で関空まで行く。アシアナ航空10時50分発、1時間40分ほどで、ソウル着。時差なしなので、まるで国内旅行とあまり変わりがない。韓国へはこれまで難度も行っているので、余計にそう感じるのかもしれない。

 最初に韓国に行ったのは、アメリカへ行くのに、ソウルで飛行機を乗り換え、アンカレッジを経由し、何時間もかかったことを覚えている。なぜそういう行き方をしたのか、はっきりとした記憶はないが、ほぼ30年前のことだった。韓国をよく知る友人の勧めで、韓国のホテルで一泊した。現在のように高層ビルがまだそれほど立ち並んでいない時代だった。日本が朝鮮半島を植民地支配し、韓国側に歴然とした反日感情が強くあったようにも思う。

 それから、韓国内の政治状況の変化、日本の変化のなかで日韓の交流が盛んになり、人と物の往来がある。私自身、すでに韓国には10回も足を運んだ。梨花女子大で開催された国際女性学会には大挙して日本からの多くの参加があり、研究交流があった。夕方から始まった公園のような広場で全体集会があり、当時の大統領の妻がこの会議を歓迎し、女性の活動を支持したスピーチがすばらしかったことをいまでも覚えている。日本では絶対に国際女性学会などはできないと思った。政府も誰も、女性に関わる研究も活動も支援しないからだ。

 イイサドンでは、キムチ・ミュージアムに入った。キムチと韓国伝統文化や生活様式との深い関わりに触れることができた。イイサドンの中にある国際刺繍店を覗くのが好きで、女性たちの手作りの刺繍作品やポシャギ(パッチワーク)をみる。すばらしい布の組み合わせや、色糸で刺繍した模様は、さまざまに想像を巡らせてくれる。

 女性たちのキムチ作りにしても、ポシャギ作りにしても、日常生活を豊かにする手段であり、伝統文化を継承する女たちの意思力だと思った。

 韓国の食べ物をできるだけ食べた。東天問のタッカンマリ通りと言われるところで、タッカンマリを食べた。4人なので、鶏を2羽丸ごとを大鍋に入れ、ネギ、トッポギ、ジャガイモなどをスープで炊き出す。なんとも言えない優しい味。大胆な料理でしかも栄養満点。大勢で食べるのにとても賑やかでいい。韓国のどんな料理を注文しても、必ずキムチとお漬物類が付いてくる。しかもお代わりをお願いしてもいい。

f:id:mwenge:20170825112427j:plain