Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

4月30日 朝の散歩とあれこれ雑感

 今朝の散歩は上賀茂神社から加茂川沿いを南下して、植物園の中を通り抜けた。北大路ターミナルで、コーヒを飲み、再び自宅まで加茂川沿いを歩いた。今日一日の歩数は13,793歩。よく歩いた。

 植物園の中は、フタリシズカ、ウマのアシガタ、クリンソウタツナミソウなどの春の小さな花たちがいた。川や山などで見かける春の野花だが、これまで気づかなかった。

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 お昼からは、冬の服を整理した。クローゼットの中のものを全部出して、洋服の入れ替えをしようと思ったが、一度にはできない。洗濯をしてしまわなければならないもの、春物の薄ての服などを取り出して、種分けをした。部屋中に衣類が散らばっているが、とにかく、明日は一日洗濯日になりそうだ。

 秋篠宮家の長男悠仁さんの机の上に果物ナイフが置かれていたというニュースが何度も流れる。防犯カメラに写っている容疑者の行方を追っているという。天皇家に対する恨みでもあるのだろうか。何の罪もない子供に対してこんな卑怯なことをするのは許せない。

 この連休が始まってすぐに、安倍首相はアメリカでトランプ大統領とゴルフに興じた。そして5月末には日本にトランプ大統領を招待するという。アベノミックスは破綻しているにも関わらず、莫大な防衛費を使ってアメリカから戦闘機を購入し、10連休も作り、国民の生活を窮屈にしている。実際に4月から様々なものが値上がりした。連休に入って、ガソリンの値上げも目に付く。あるところでは、月末払いの4月分の給与が5月7日に支給されるという。その給料をあてにして、連休を迎えようとした人たちにとっては、大きな痛手だという。国が決めた10連休で、非正規雇用の人は収入が大幅に減少するという。国が何らかの保障をすべきだという。なるほどと納得。本当に10連休を喜べる人は全体の3割程度だという。

 

4 月28日 焼肉パーティ

 娘家族がやってきた。連休中はそれぞれに予定があり、家族が揃うことがないという。日曜日、上の孫は夕方からアルバイトがあるというので、お昼前に家族が揃って久しぶりにやってきた。お天気がいいので、ベランダでバーベキューセットを使って、焼肉パーティをした。

 南アフリカではバーベキュの時には、お肉を焼く係の人がいて、全員の分のお肉を全部焼き終えてから、食事が始まる。火起こし、焼肉まで約2〜3時間かかる。その間、やってきた人どうしでワインや飲み物を飲みながら、雑談を楽しむ。日本のスケールは家族単位なので、お肉を焼きながら、食べる。ここには文化の違いなど、大きい。

 我が家流では、娘婿が焼肉係で、他の人たちは次々に焼けてくるものをあっという間に平らげ、また次が焼けるのを待つ。みんなでワイワイ言いながら食べるのがご馳走。食後、上賀茂神社のナラの小川にメダカを取りにいった。娘の家ではメダカを飼っていて、卵から小さなメダカに孵化していく様子がたまらなく可愛いという。メダカを入れる鉢を持ってきてくれた。メダカの飼育は私たち年寄りにはいいからと言って、上賀茂神社の川のメダカを取りに行った。時々この川から水を汲んできて、メダカに入れるといいと教わった。メダカにとって馴染みの水が何よりのご馳走のようだし、住み心地がいいのかもしれない。

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 ちょうど月末の第四日曜日なので、上賀茂神社手づくり市をしていた。最近では奈良や大阪などからも出店している人がいる。亀岡で蜂蜜を作っている人から、百花蜜の蜂蜜を購入する。お天気もよく大勢の人たちがいた。ちょうど5月5日に催される競べ馬競争の練習を馬たちが芝生の上でしていた。迫力あり。

 世界卓球選手権試合で、日本の伊藤美誠選手と早田ひな選手はよく戦ったと思う。銀メタルを獲得した。メディアは金メダルを逃したことを残念がる。どんなスポーツ番組でも、来年のオリンピックで日本がどんな成績を上げるか、金メダルをいくつ取れるかに目を向ける。メダルが取れなければ、何んの値打ちもないかのような報道の仕方が気になる。

 卓球をずっと見ていて面白いと思ったのは、ものすごいスピードでどこにくるかわからない球をどう打ち返すか、一瞬の判断とすごい能力が問われるスポーツだからだ。すごい身体能力と猛烈な訓練と、強力な精神力を要するのだろう。翌日のニュースで、伊藤美誠の打った球がネットに引っかかっていなかったので、判定ミスを卓球連盟は訴えたようだが、取り入れられなかったようだ。テニスでも、バレーボールでもビデオ判定を要求することができ、ボールがどこに落ちたか記録されている。卓球もテレビ放映され、映像として記録されているのに、どうしてビデオ判定をしないのか。

 もし、その時の判定が覆っていたら、その後の試合展開は大きく違ったかもしれない。とても残念な試合だった。

4月27日 「スーダンの日」に参加

 京都の堺町画廊で第二回「スーダン・カフェ」が開催されていた。夫から珍しく堺町画廊にスーダンのコーヒーを飲みに行こうと誘われた。堺町画廊のオーナー伏原納知子さんには久しぶりにお会いする。30年以上も前に、伏原さんたちと一緒に「スワヒリの昔話」を読む会などを始めて、ほぼ毎月のように集まりを持っていた。アフリカ関係の展覧会や催しがあると、出かけていた。しばらくご無沙汰していたので、コーヒーにつられて久しぶりに出かけた。

 スーダンからの留学生のお話を聞いた。つい最近2019年4月7日のスーダンの首都ハルツームで500万人のデモがあったという。日本ではほとんど報道がされていないので、知らなかったが、BBCアルジャジーラなどでは報道されていた。日本政府は2011年にスーダンから分離独立をした南スーダンを支援してきた。自衛隊PKOとしてスーダンに派遣した。現実には戦闘地域に自衛隊員が配置され、戦闘状況を体験した。だが、その時の自衛隊の活動日報が隠蔽されたが、しばらくして出てきたと政府は発表した。政府として隠さなければならない事情があったのだろう。

 スーダンからの留学生によると、スーダン国内では南スーダンとも協力して国づくりに力を入れている。その表れの一つが、昨年12月から始まった現政権への退陣要求だ。ある種の現代の民衆革命が国内で起こっているという。

 南スーダンは国連を通じてアメリカなどの国によって分断された。日本は絶えず国連の名の下に、アメリカに追随して南スーダン自衛隊も投入し、他国の分断に手を貸し、莫大な援助をしてきた。日本は多くのアフリカの国で、莫大な援助金を餌に、日本の国連常任理事国入りを狙っているのは明らかだ。アフリカ諸国やアフリカの人々への理解は全く感じられないのに、莫大な援助をしている。安倍首相のアフリカ諸国に対するパフォーマンスにはうんざりする。

 こんなにも大勢のスーダン人が関西にいるのかと思わせるほど、スーダン人が集まってきていた。こうしてアフリカの人たちに「一つに集える場」があることは心強いことだろう。

 

4月26日 フランス語講座に出る

 京都外国語大学生涯教育プログラムのフランス語講座(中級)に出席した。これまで日仏会館のフランス語講座に4年間出席してきたが、そこはやめた。私の能力の限界もあるのだが、十分に基礎的なことは学んだつもりだ。あとは自分の力で進めるしかない。だが講座に出ることをやめてしまうと、勉強しなくなるので、友人の勧めもあり、京都外大の講座に出ることにした。何よりも授業料が安い。私が参加する講座は三箇所で開催されていて、私にとって一番便利な京都駅に近いキャンパスプラザで行われる。他にも京都の他大学が提供する講座もある。

 フランス語講座の講師は若い日本人の女性の先生だった。とても丁寧に教えてくれる。近接過去について学んだ。「彼はたった今出かけたところだった」=Il vient de sortir à l'instant. venirの活用と使い方について。15人がこの講座に登録しているが、ほとんどの人は以前からの続きで学んでいるようだ。

 講座が終了後、孫と京都駅の近くにあるヨドバシカメラで待ち合わせていた。孫に、iPhoneのイヤフォンを、私用にピアノの教本を照らす、首長の電気スタンドを購入。ピアノの練習効果が少し出てきたので、楽しい。

朝から散歩

 上賀茂神社を通り抜け、加茂川沿いをくだり、植物園まで散歩した。植物園の中は春の色とりどりのお花が満開。バラ園はようやくバラの葉っぱが出てきたところで花を見るまでには少し時間がかかりそうだ。ユズリハはちょうど古い葉っぱが新しい葉っぱに譲るところだった。世代交代を見事にやってのける。自然ってすごい。すぐそばにシャクナゲが満開だった。

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 お花の出店で、小さなニオイバンマツリの鉢を購入した。南アフリカでは「Yesterday, Today, Tomorrow」と呼んでいて、毎日花が咲き、色が紫色、薄紫色、白色に変化していく。とてもいい匂いがする。ケープタウンの友人たちの家にはこの木が植わっていた。私もしばらく鉢植えで育てていたが、いつの間にか枯れてしまった。いい匂いがするので、家の中でしばらく育ててみようと思う。

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 思いがけず京都の有名なお菓子屋さん、マーロンブランシュのお菓子が届いた。3月17日に友人と、京都文化力・プロジェクト2018−2020の「街にアートがPOP UP」を見に行った時に応募していた。それが当選したようだ。私はお菓子や甘いものは禁止なので、嬉しくないが、それでも高級なお菓子なので家族は大喜び。

眼科と筋トレジム


 今朝、ウエブ上で眼科の診察の予約をしてから烏丸御池まで出かけた。私の予約番号は24。10時半過ぎだったが、すでに大勢の方が診察室で待っていた。すぐに順番が来たので、診察室の中に入ると、6〜7人が待っていた。花粉の時期でもあり、白内障や老人性眼病による患者さんばかり。私の場合、瞳孔を開いて、眼球の硝子体をカメラでとって、問題がないかチェックしてくれる。毎月、片方づつの目を検査して、どのように進行しているかいないかをチェックしてくれるので安心。それにドライアイなので、目薬が必要。進行していなかったので、一安心。診察を終えたあと、受付の前の待合室には15〜6人もいた。予約しないで診察を受けにくれば、こうして2時間近く待たなければいけなかった。

 お昼からは静かにアフリカ文学会での発表用の原稿を書く。いろいろとアイディアが湧いてくる。午後に文学会のプログラムの素案がメールで送られてきたが、私たちのパネルは、初日の13時からの発表になっていたのを変えてもらおうように依頼していたが、変更されていなかった。同じパネルの友人のテルマとフマにccで大会委員長にメールを出す。500人近くが参加する大きな会議なので、なかなか手が回らないのかとも思うが。。。。アメリカとのやりとりには、まる1日かかる。こちらがお昼でも向こうは夜なので、次の日の午後にならないと事務は動かない。待つしかない。

 午後遅くから、筋トレジムに行く。身体を動かさないとカロリーも消化されないし、気分転換も必要。久しぶりにグラタンを作る。

ガマズミとコデマリの花が咲き始めた。

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連日、交通事故のニュースが絶えない。特に高齢者の運転事故が次々と起こる。つい最近の若い母親と3歳の子供の犠牲はあまりにも惨すぎる。信号を歩いている時に起こったのだから、もうどうしようもない。運転していたのは、87歳。高齢でとっさの判断も鈍っているだろう。アクセルが戻らなかったと言っているが、アクセルには問題がなかったとのこと。私はすでに運転はやめているが、オートマチックの車だと、ブレーキとアクセルを片方の足で踏むことになっているが、踏み間違いがよくあるという。私は片足しか使わないが、ブレーキとアクセルの上に両足を乗せている人がいた。マニュアルの車を使ってきた人は習慣的にそうするのだろうか。そしてブレーキを踏んでいるつもりで、アクセルを踏むことがあるとすれば、これは大きな事故につながる。

 87歳の老人は足が悪く、出歩くには車が足代わりだったという。そして事故が起きた。ここにはいろんな問題が含まれている。家族が運転を止めるように言わなかったのだろうか。家族が助け合って外出に手を貸さなかったのだろうか。誰だって歳をとる。いつまでも若い時と同じような行動はできない。特に男性にはプライドが高く、人に頼ることはできないのかもしれない。人の言うことに耳が貸せないのかもしれない。だが、何の罪もない人たち、将来がある人たちの人生を奪っていいとはならない。何とか社会のシステム、家族の在りようをしっかり考えたい。

5日も経っていた

この5日間、机の前に座る時間もないほどに、忙しくしていたのだろうか。ただ時間が過ぎていた。何をしていたのかの記憶も乏しくなっている。一つはベランダのチューリップが満開となった。見ているだけで嬉しくなる。

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日曜日には地方議会選挙があった。京都は市議会と府議会は同時選挙だったが。沖縄では衆議院補欠選挙があった。自民党候補の 島尻安伊子さんを破って、辺野古移設反対の屋良朝博さんが当選した。これで沖縄の声がはっきりしたが、政府はどうするのだろうか。もう無視はできないだろう。素晴らしいニュースだが、どのメディアも天皇退位、新天皇の誕生、新元号、皇室の問題ばかりを取り上げる。10連休も作ってどうするのだろうか。連休を本当に喜んでいる人たちはどれだけいるのだろうか。 

 連休に備えて、今日はかかりつけの病院に薬をもらいに行った。明日は花粉症とドライアイの目薬をもらいに眼科に行こう。転倒して骨折などしないようにしよう。などなどと考えることは多い。だが、スーパーは開いているし、食料の心配はない。スーパーで働いている人たちには10連休はない。バスも地下鉄も動いている。普通の日常生活とほとんど変わらないのではないか。

 10連休で学校と病院と銀行と役所と会社が休みになる。子供も親も本当に喜んでいるのだろうか。親が連休中も働かなければならないと、その子供たちはどうなるのだろうか。来年のオリンピックの予行演習だろうか。 

 この間、電子ピアノをアマゾンで購入した。近くの楽器屋で電子ピアノを購入しようと思ったが、送料がかかるとのことで、ペンディングにしておいた。ネットで見ると送料無料で、価格は少し安くなっていた。翌日にネットで再検索すると、特別値引きがあった。早速購入することにした。これまでは40年ほど前に娘のために購入した電子キーボードを使って、ピアノの練習をしていた。鍵盤に触れるだけで音が出るので簡単だったが、電気の接触部分に不具合が出ることがあった。もう長年使ったので、新しく買い換えることにした。キーボードの鍵盤は61鍵のコンパクトなものだったので、飾り棚の上に載せていた。88鍵盤のものを購入したので、はみ出しているが、音はピアノの音に似ているし、指のタッチの感覚がこれまで使っていたキーボードのとはまるで違う。練習に励めるような気分になった。「愛の讃歌」をフランス語で歌いながら弾いている。ついでに鍵盤カバーを帯地で作った。

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 この間何をしていたか、次々と思い出した。筋トレジム・カーブスに2回行った。筋肉はなかなかつかないが。娘と孫と一緒に河原町でショッピングをした。娘が車で運んでくれたので、近くの生協で玉ねぎ、じゃがいも、人参、ごぼう、タケノコなど重たい野菜を大量に買い込んだ。ハンバーグと、肉とごぼうとこんにゃくの甘辛煮を作った。