Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

高野川沿いの草花たち

 少し涼しくなってきたので、朝食後に下鴨神社から高野川沿いを歩いている。夏の暑さをくぐり抜けて、川辺にいろんな花が咲いている。結構つる性のものが多く、ヤブガラシヘクソカズラ、ヒメアサガオなどが愛らしく咲いている。クズの大きな葉っぱの間にはキクイモも黄色い花を咲かせている。キクイモ学名は、Heliantusといい、ギリシャ語で「太陽の花」。荒れ地で元気に育ち、他の草たちを押しのけてしまうらしい。川の中州に黄色い花が揺れている光景は活力を与えてくれる。
 土手にはミソハギセンニンソウツユクサなども可憐な花をつけて、散歩道をゆく人たちを迎えてくれる。ようやく秋の気配を感じる。
 ウォーキングでは四季折々の花たちの出会いがあり、季節の移り変わりを肌で感じる。ヤブガラシの小さな花は朝にしか咲かないという。そして午前中には花弁とおしべを落としてしまうらしい。ヘクソカズラは、可憐な花をつけるのに、かわいそうな名前がついている。匂いがひどいらしいので、触ったこともないが。