Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

高校の同窓会と母の日のプレゼント

5月15日、高校の同窓会が神戸で開催された。私は高校時代に放送委員会に所属していた。そのメンバーは折につけ集まり、おしゃべりを楽しんでいる。メンバー15人中、連絡が取れなくなった人と集まりがお嫌いな人が一人いて、13人はよく集まる。旅行に行ったり、神戸に出張してくる機会や、親の家に帰ってくる際に声がかかり、集まる。

 今回の同窓会では、放送委員会の女子会5人は参加せず独自の行動をとることにした。同窓会に出ている6人は終わり次第、元町で合流することにしていた。私たち5名は、朝10時半に神戸駅で集合し、そこからハーバーランドメリケン波止場を散策した。お天気が良く、遠く明石大橋が見えたり、六甲山が緑に萌えていた。神戸港巡りをした。わずか45分のクルーズで、川崎重工三菱重工の造船所などがよく見えた。同窓会場と成っているポートアイランドにある神戸空港の近くのウェデイング会場が船から見えていた。海側から見る六甲の山並みや新しくなったビルなどが、一層美しく見えた。23年前に神戸を直撃した地震で、神戸の港は岸壁が崩れ、その惨事の大きさがわかる場所を記憶のために残している場所がある。そのところを通りながら、地震の大きさを改めて感じた。神戸の街が美しくなっているのは、地震からの復興だと改めた感じた。

 

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 神戸の海を見るたびに、ケープタウンを思い出す。よく似た港町だからだ。人々の往来、人々の生活が織りなす港町独特の雰囲気は、懐かしい故郷だ。神戸では格式の高い有名なオリエンタル・ホテルでイタリアン料理をいただいた。予約していたので、別室が用意されていて、神戸の街を見ながら楽しいお食事ができた。それぞれが家族の問題を抱えながらも、元気で暮らしている様子がそれぞれから伝わってきた。

 二次会は元町にあるにしむら珈琲でお茶をした。延々とおしゃべりが続き、楽しいひとときであった。遠方は千葉市岡崎市から2人、京都と大阪からの2名を除いては7人が神戸に在住している。今回横浜に住む人と、埼玉に住む人が参加できなかった。

誰もが元気で楽しく暮らしていることが何よりだと思った。誰もが高校時代の頃を思い出していた。

 私がこうして神戸に来ている間に、娘が母の日のプレゼントを我が家に持ってきてくれていた。赤と黄色のバラが花瓶に生けられていた。ありがとう。

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アフリカ文学会の原稿準備

 5月に入ってから、アフリカ文学会で発表する原稿を書き始めた。今年はワシントンDCで5月23日から26日まで開催される。27日から30日までニューヨークに移動する予定。アフリカ文学会には、28年間出席しつづけてきた。南アフリカに滞在していた時に一度だけ不参加だったことがあるが、お陰でいろんな人と知り合いになり、同じ研究分野の人たちからは、教えられることが多くあった。なんとか研究を続けてこれたのも、こうした仲間がいたからかもしれない。その意味では、日本には同じ研究をする人がいなかったのは、すごく孤独だった。

 今回は、いつものようにテルマ・ピントと"Intersectionality of South African women's writers"について議論する予定。もう一つ頼まれたのは、ナイジェリアの女性作家ブチ・エメチェタさんが昨年1月に亡くなられたので、ブチ・エメチェタを偲ぶパネルに登壇することになっている。これは私とエメチェタとの関係と、日本での受容について報告する予定なので、これまでにエメチェタについて書いてきたことを英語に要約する。すでに原稿は8割がた完成しているので、あとは文章を丁寧に見直すだけでいい。

 いま書いている原稿は、およそ半分くらい出来上がっているつもり。ここ数週間はまじめに思考を巡らしている。自分一人の世界に没頭できる充実した時間だ。

 以前には、友人の車でニューヨークからサウス:カロライナで開催されたアフリカ文学会に参加するために、ワシントンDCを通過したことがある。彼女はアメリカ大学で教鞭をとっていたので、ワシントンDCは長年住んでいたので、よく知っていた。だが長距離の車での移動だったので、あまりゆっくりと街を見て回ることはしなかったので、今回のワシントンDC行きは楽しみ。ホワイトハウスやその前の広場にも行ってみたい。リンカーンマーティン・ルーサー・キング牧師が演説した場所にもたってみたい。

 

 

 

 

柳瀬元総理秘書官の嘘とごまかしに

先週は、柳瀬元総理秘書官の答弁に日本中が注目した。こんなにも嘘が平気でつけることに、あきれた。

 誰もが感じたように、安倍総理を守るために嘘に嘘を重ねる。総理秘書官が総理になんの相談も、報告もなく、総理の代理として面接したり、意見を述べたりできるのだろか。そこまで権限は与えられていない。どんなことだって、報告義務はあるはずだ。そうでなければ、職務怠慢となるのではないか。だが、それらは放置され、あくまでも総理は加計学園獣医学部設置の大学申請を昨年の1月までしらなかったという言質をサポートする。だが、柳瀬氏は総理とは関係なく、設置申請をめぐって過去3回も面接している。こんなことは絶対にありえない。

 もし、安倍首相が本当のことを語れば、首相も国会議員もやめなければならない。嘘つき総理ははやく事実を明らかにし、引退してほしい。

 とにかく、嘘をついて、国民の信頼もないのに、総理を続けることに心の痛みを感じないのだろうか。なぜ多く(?)の人が安倍首相を支持するのだろうか。

 同時に麻生財務大臣の無責任な発言、問題発言がめにあまる。セクハラがどういうものか全く理解していないし、財務省の文書改ざんは、組織ぐるみであったことは明白にもかかわらず、個人の責任にしたり、どの組織だって文書改ざんはあると居直る。こんなことを大臣たるものが口にしていいのだろうか。まったくの無知と傲慢な態度に怒りがこみ上げる。他の大臣たちの言葉なら即刻「首」なのに、麻生氏に忠告するものもいないのだろうか。「裸の王様」国家=日本に憂いを覚えるのは、私だけではないだろう。

 最近は帽子作りにこっている。リバティの布でシャツを作り、その残り切れで帽子を作っている。サッラとした綿布で作る帽子はあまり蒸れないので、とても気持ちがいい。

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植物園の春の花

 


最近の散歩は、鴨川沿いを歩き植物園内をブラブラすることが多い。春になって色とりどりの花が咲き始めた。植物園では花々に名前をつけてくれているので嬉しい。今はバラ園のバラが美しく、種類が多い。虫もつきやすいので、手入れが必要。わが家のバラも毎年咲いているが、花が終わったあとの剪定、肥料や水やりと、手間がかかるが、それを裏切らないので愛おしい。花の女王様。

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キングサリとハンカチの木。

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朝の散歩に加えて、筋トレジムへ週2〜3回通うようになって4ヶ月がたつ。わずか30分ほど道具を使った筋トレなので、ジム通いがあまり苦にならない。うっすらと汗をかき、身体が軽くなったような感じがする。衰えていた筋肉が復活していく感触にやや満足。意識してタンパク質の食べ物をとるようになったのも、健康を維持するための戦略。

 

5月6日大原の朝市に

朝の6時前に電話がなり、近所に住む友人が大原の朝市に誘ってくれた。10年以上も日曜日の朝市に通い続けたが、車を手放してからは、なかなか朝市には行けなくなった。たまにこうして友人が車で連れて行ってくれるので、ありがたい。

いつもの花屋さんでお花を買った。いつものように、親切に花の名前をいろいろ教えてくれる。紙に花の名前を書いてくれたように思ったが、帰ってみると花の名前がない。ドウダンツツジの類と、ホワイトレース、矢車草、トルコ桔梗はわかっていたが、なんだか知らない花の名前を教えてもらったのだが、やっぱり忘れてしまった。

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もと学生だった人が朝市でコーヒを売っていた。ひとしきり近況を聞きながら飲んだコーヒは美味しかった。バジルの苗が安かったので購入。

帰りに、貴船神社の新緑のもみじを見てまわった。久しぶりに貴船神社の境内にあがってみた。早朝で誰もいない静寂の自然のなかで美味しい空気をいっぱい吸った。

ベランダの鉢植えのバラが咲いた。真っ赤なバラは元気をもらえそう。黄色いバラも蕾が膨らんできた。手前の百合は朝市で購入したわけありだという。どう咲くのだろうか、咲かないのだろうか。いっぱい蕾をつけているが。。。

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ベランダ菜園の植え替え

 冬を越しで春には水菜や壬生菜は花をつけた。菜の花と同じような花なので、食することはできるはずだ。柔らかいので、御浸しにした。チシャは大きな葉っぱをつけていたので、これもお肉などを包んで食べたり、生野菜としてサラダに重宝した。

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 唐辛子とトマトを植えた。バジルとコリアンダーの種を蒔いておいたら、結構早く発芽している。1ヶ月前に種を蒔いておいたコリアンダーは新しい葉っぱをつけているので、サラダや野菜炒めの締めに使えそうだ。

 セリもお店で買ってきたものを料理に使った後、根をプランターに植えていたものが成長して、食べごろになっているので、10数本をとってお昼のお料理に使った。

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ランチは、こんにゃくうどんにセリを湯がいて入れて食べた。独特との味がして美味しかった。ランチに、できるだけ炭水化物をとらないようにして、タンパク質類や野菜を食べるようにしている。作り置きのハンバーグにチーズをのせてオーブンで温めた。サイド料理に玉ねぎを添えて食べる。

 今年の冬は野菜が高騰していたが、ようやく暖かくなり、春物野菜が豊富に出回っているので、毎日の食卓が楽しい。以前に1年間野菜を作るために畑を2畝借りていたことがあった。場所があまり良くなく、粘土質だったので、唯一うまくいったのは玉ねぎだけだった。山間の土地で、猿に荒らされることもあり大変だったが、時々そこに出かけて楽しい野菜作りをした。車がないと出かけられないので、長続きはしなかった。確かに土地の借り賃、野菜の種子代などを考えると、年間にたくさんの野菜が購入できるが、自分で作ったものを食べる楽しみはあった。

 そうした反省から、今ベランダで少量の野菜作りをしている。トマトなどはサラダの彩りに欲しいときには、夏の間じゅう重宝する。ピーマンや唐辛子なども薬味として役立つ。何よりも身近で野菜の成長していく過程を見守れるのが楽しい。

 最近に凝っているのは、パン作り。食パンは夜寝る前に仕掛けておくと、翌朝に出来上がっていて、焼きたてパンが食べられる。

最近、パンの生地を作っておいて、ハムやチーズや果物などを練り込んだパンも作っている。結構簡単に美味しく作れる。

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ランチにチーズサラダと、作ったパンとヨーグルト。ようやく自分の体と向き合い、食べるものに、気を配りながら色々工夫できる時間ができたことをありがたいと思う。

 

セクハラ報道

 財務省の次官が女性記者にセクハラの暴言をはきながら、「言葉遊び」だとか「自分は言っていない」とか嘯く。基本的に女性に対してどんな言葉を履こうともそれが人を傷つけるとは思っていない鈍感さがある。それがセクハラなのだと気づいてほしいが、麻生大臣も財務次官も意識が低すぎる。セクハラとパワハラが一体となっているようにも思う。

 財務省が「解決」を図ろうとしてとった手段は、「被害者」は名乗りでて、財務省管轄の弁護士に申し出るように言った。これもパワハラであって、セクハラ問題の解決にはもっとも酷いもので、セカンドセクハラになることを理解していない。

 さらに驚いたことは、女性の国会議員超党派財務省に抗議に出かけたときに、警備員のバリケード財務省に入れないように阻止した。なんということだろう。もうすべてが狂っているとしかいいようがない。

 小泉純一郎氏でさえ、安倍総理は国会でまともに答弁しないで、言い逃ればかりしているとまで言った。「言い訳」も「言い逃れ」も真実を隠蔽する手法にすぎない。加計問題も、森友問題もともに「安倍首相」が関わっていたことは自明のことだが、なぜ安倍首相を内閣も財務省も守り続けるのだろうか。どんな得策があるのだろうか。誰もが嘘をつかずに正直に話してほしい。ますます怒りが募るのは、私一人ではないだろう。