今朝の散歩は西賀茂橋の南側から賀茂川沿いを南下して、植物園を通り抜けるコース。久々にコサギがいた。ダイサギはよく見かけるが、なかなかコサギには出会わない。見分け方は、頭の後ろに長い冠があるのがコサギ。植物園ではショウガの花が咲いているあたりを歩いた。こんなにも美しい花を咲かせる。
林を抜けて行く途中でハナイカダの実が赤く熟しているのを発見した。ハナイカダの葉っぱを天ぷらにしたり、炊き込みご飯に入れる地域があると聞いたことがあるが、食したことはない。この木の名前を知ったのは、京都の樹木を見て回るという大学の授業があり、その授業を担当されていた先生のお許しを得て、参加させてもらった。雲母坂という比叡山に抜ける古道でこのハナイカダと出会った。葉っぱをイカダに見立て、そのイカダにのっているのが花。その花が実になり、秋に赤くなる。驚きと感動があった。それ以来ハナイカダという言葉を聞く度にわくわくする。この時期のハナイカダを見るのは初めてだった。
今日も国会の中継はなかった。何が審議され、安保法案はどういうものか知りたいと思う。夕方のニュース番組でほんのわずか、安倍首相はホルムズ海峡を想定するストーリ、(これまで何度も説明してきた)は反故にしたという。次からつぎへと国会答弁はいきづまり、問題が続出している。
一方国会前では、安保法案に反対の人々は大きく膨れ上がっている。13日には、全国で多くの集会が持たれた。京都の集会はほとんど地元の新聞以外ほとんど取り上げられていないが、大阪では2万人も集まったという。安倍内閣はこうした国民の声を聞かず、また国民に安保法案の中身を知らせず、何をしようとしているのだろう。ヒットラーになってもいいと思っているのだろうか。