Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

日曜日の朝

 今朝も高野川沿いを下鴨から出町柳まで歩く。出町柳にある喫茶店「MAKI」でコーヒを飲む。日頃コーヒを飲まないのに、ここのコーヒーを飲み始めて、朝のコーヒーをおいしいと思う。かなり以前から、出町柳周辺で人と待ち合わせたり、休憩するときには、ここをよく利用していた。なんとなくレトロな感じもいいし、他のお客さんの存在があまり気にならない雰囲気も好きだった。
最近では、朝の散歩コースにしっかりと組み込まれた、静かな朝のコーヒータイムは、京都新聞日経新聞を併せて目を通すようにもなった。角田光代の『空の拳』の書評があった。角田自身がボクシングジムに通いながら、ボクシングの世界、男の世界が描かれているという。私は角田光代の女の生に対する深い眼差しが好きだ。『八日目の蝉』は圧巻だった。ある講演会で彼女が語っていた言葉もよかった。「午前9時〜午後5時の生活のなかで小説を書く」、「食べることを大切にしている」生活に納得した。そしてボクシングも。
 今日は締め切りの書評を書かないといけない。仕事として書評しないといけないのと、好きな本を読んで好きに感想を述べていればいいのとは違う。午後5時までには終えたい。 
「夕風や 水青鷺の 脛をうつ」(蕪村)ではないが、青鷺はいつもじっと水の中にたっている。いつ飛ぶのだろうか。左の写真がアオサギ、右の写真がダイサギ


南天の赤い実が毎日少しづつついばまれて、どこに運ばれたのだろうか。