Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

京都に水族館がオープン

 3月14日に梅小路公園内に京都水族館がオープンした。全国にある水族館の数は116。そのうち京都府には丹後 にある「魚っ知館」だけ。ここは関西電力宮津エネルギー研究所にある水族館なので、どれほど一般的な水族館なのかはよく知らない。

今回京都市内にオープンした水族館は日本最大級の内陸型水族館で、近くに海水がないために、館内で海水を自家生産されるという。鴨川に生息する国の特別天然記念物オオサンショウウオやケープペンギンなど約250種、総数約1万5千匹が展示されているという。結構鴨川にはさまざまな種類の魚たちがいることを知った。娘が小さいときには、春になるとよく鴨川でメダカをすくってとり、家で育てていたこともあったと思い出した。

 オープンから3日目なので、大勢の人や幼稚園児などの団体がきていた。ちょうどイルカショーが始まるところだったので、先にそちらに行った。1500人以上は観客がいたように思う。もっといたかもしれないが。出口近くだったので、出口で手の平に再入場のスタンプを押してもらい、再び入り口の方から魚たちをみていく。水族館は、梅小路公園内にあるので、お天気の日はお弁当を持参して、のんびりと過ごせるとも思った。


 私は水族館が大好きで、旅行先で水族館があれば必ずのぞいている。神戸で育ったせいか、よく須磨の水族館には行った。沖縄美ら海水族館は雨の中訪れたのだが、巨大なジンベイザメやマンタや多くの魚さんたちを見ながらランチを楽しんだ。まるで海底の竜宮城にいるような気分だった。ケープタウンでも、ショッピングモールの近くにある水族館にはよく出かけた。年間会員になり、買い物のついでに行き、のんびりと魚さんやクラゲをながめて、ストレスを発散させていた。とくにクラゲのふんわりとした動きがいい。

 京都水族館のあとは、梅が満開になった城南宮にでかけた。昨年につづいて今年も城南宮の梅をみることができた。城南宮は方除けの神社として知られるが、最近では平安の庭、室町の庭、桃山の庭に咲く草木を見学に来る人が大勢いる。かつて貴族が四季折々の風情を楽しんだ様子が伝わってくる。とくにこの時期は、春の山でみごとな枝垂梅と椿をみることができる。