Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

オンライン会議、高野山参り

 13日(月)午後4時からオンラインでアフリカ文学研究会の仲間4人で雑談をした。もっと早くにやればよかった。オンラインで皆さんのお顔をみて、お話ができたのが、なによりだった。コロナが産んだ新しい形式の人とのコミュニケーションの取り方だが、お一人は埼玉県、もうお一人は東京と、遠く離れているが、コンピュータの画面にそれぞれがいて、近くにいるように感じた。この4人は若い頃には京都で出会って、一緒に読書会をやってきた「仲間」だ。それぞれの近況が直接聞けたのが一番だった。

 14日(火)妹と二人で高野山に行った。母の7回忌にあたる。前回に行ったときは、ケーブルカーの線路周辺が台風で崩れたために、不通になっていたので、橋本駅からバスで山道をグルグルまいながら高野山町まで登って行った。今回はケーブルカーも運行し、山頂でバスとの連絡もうまく行った。外国からの観光客が多くいた。秘境の信仰の場には憧れがあるのだろうか。千年の杉が並ぶ道を通って弘法大師がおられるという奥之院で読経を奉納した。厳かな気持ちになった。

 帰路バス道がクネクネと曲がっていたので、気分が悪くなった。帰りの電車の中では吐き気をもよおした。体調がすぐれなかった。思いのほか京都ー高野山は時間がかかった。夜ご飯はほとんど食べる気がせず、そうそうに寝たが、2時間おきに目がさめた。とくに何もしていないのに、疲れがたまっていたようだ。

 急に春めいてきたので、強く剪定したバラから新芽と葉っぱがたくさんでてきた。知らない間に溢れた種から桜草が咲いていた。ビオラも咲いている。春がそこまできている。

     

 高市早苗氏の国会答弁で、放送法に関して「補助的に説明した」だけだと主張しているが、それでは誰も納得がいかない。高市氏は総務省から「レクを受けた」ことはないと主張し続けるが、これも無理がある。そして、高市氏の事務所にも、総務省にも当時の大臣日程の記録が残っていないとして、「レク」はないという。最近では裁判記録も簡単に廃棄処分される。重要な裁判記録が消されていく。1966年の袴田事件は裁判のやり直しを求めて、ようやく高裁での再審開始の決定がなされた。56年も経過している。検察や警察が証拠をでっち上げた可能性が問われている。人権が侵害された冤罪事件である可能性がでてきている。袴田さんがどう主張しているかの、正しい記録は大事だ。高市氏も自己の正当性を主張するなら、大臣日程の記録はきちっと保管しておくべきではないのか。そこが最もずるい言い逃れのような気がする。責任ある立場の人の行う行為ではない。