Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

菊の花 レモンを描く 吉村大阪府知事からの贈り物は米? 防衛費の財源は?

 日曜の朝は、大原の朝市にでかけることから始まる。早朝の空気がピーンと張り詰めていて、気持ちがいい。お花屋さんがきていたので、小菊をたくさん購入した。バラの実の木がまだ生き生きしているので、トルコキキョウを小菊と入れ替えた。他にもあちこちの花瓶に菊をさした。菊はいまでは年中咲いているし、もっとも普通の花だが、どんな花木ともあう。気持ちをほっとさせてくれる花のひとつ。

 先週購入した海老芋があまりにも美味しかったので、今週も購入。ほかにカボチャやニンジンも。これらを乱切りにして鶏肉と一緒に甘辛く炊いてみた。結構美味しくできた。根菜野菜が本当に美味しいと感じられるような年齢になった。子供の頃はあまり好きではなかった野菜が美味しくなった。

 土曜日には午後から「スケッチ教室」にでかけた。レモンを見ながらスケッチをして、彩色した。水彩画の基本はできるだけ透明感がでるような色の作りかたが一番重要。基本的には色は自分でつくるものなので、どの色とどの色を混ぜれば、どんな色になるかを学ぶ。

 色を作るところから学ぶ。色を変えることで立体感がでてくる。厚みやシワやくぼみなどを作りだすことができる。なかなか面白い作業だが、そう簡単には色は作れないし、立体感も出せない。今日の「スケッチ教室」に参加していた人は、私よりも古くから初めておられ、とても上手だが、同じ素材を描いていても、全員がそれぞれに異なる。色使いも違っている。それが個性なのだと思った。どれが良くて、どれが悪いというのがないのが、とてもいい。基本は学ぶところから始まる。なによりも楽しいのが一番。

 一日が過ぎるのが早い。朝は、朝ごはん(ほぼパン食)を食べて、洗濯物を干す。しばらくベランダの植物の世話をしていると、10時のコーヒタイムになる。それから台所の洗い物をして、片付ける。掃除が済むと、やっと机の前に座り、メールチェックをする。さらにFacebookなども眺めていると、12時になってしまう。お昼ごはんの準備をして、食べると1時前になる。1時から「徹子の部屋」を観る。黒柳徹子さんのテンポの早い質問に、ゲストが応えながらの対話が面白い。さまざまな生き方があり、その頃私自身はどうだったかと自問することもある。ほんの数時間が自由時間となる。縫いものをしたり、編み物をしたり、フランス語小説を読んだり、ピアノを弾いたり、やりたいことはいっぱいある。カーブスに筋トレに行くことも。時間があっという間に過ぎてしまう。

 大阪府吉村知事が18歳以下の140万人にお米10キロを配ると発表した。デジタルクーポンで配ることになったという。現金だと親が使ってしまう可能性を考え、お米ということになったという。本当に必要な人に必要な経済支援になるのだろうか。人気取りの施策のような気がする。

 岸田首相が突然言い出した防衛費の増額と、その財源については、自民党内でも反対がでているという。高市早苗氏ですら防衛費の財源について、岸田首相と対立した意見を述べた。岸田首相への支持率が下がり続けるなか、どさくさに紛れて防衛費を持ち出し、いろんな反対があることも承知で強引に押し進めている。その中で自民党の中にも反対意見があることを承知していると意思表示だけして、先にドンドン推し進めていこうとしているのだろうか。なにも信用できない。自民党内に反対意見をださせて、野党や国民の反対の声をかき消そうというのか。なにか芝居じみた駆け引きのような気がしてくる。茶番劇はいいかげんにやめてほしい。