Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

汚職とワイロ政治、アメリカの民主主義は? トランプ熱狂的支持者は?

今日の夕焼けは綺麗だった。こんな風に穏やかで、色彩豊かな世界いることに感謝した。人間社会はドロドロして、一向に清らかな水がながれない。オリンピックに絡んでワイロが飛び交い、利益誘導するグループ、金の亡者たちが暗躍していた。何が何でもオリンピックを推進なければならなかったグループがいたことで、いっそうがっかりした。決してアスリートのための大会ではなかったのだ。公式に発表したオリンピック予算が何倍にも膨れ上がってもお、だれも痛みを感じなかった。

 安倍氏国葬」が同じ構造の中にある。安倍氏の出身地の山口県でも「県民葬」を6300万円の予算でやろうとしている。なぜ安倍氏をそこまで奉るのだろうか。そうしなければならない「恩義」でもあるのだろうか。

「報道1930」では、いま中間選挙のさなか、アメリカのバイデン大統領はトランプ前大統領を公けに痛烈な批判をしたことを紹介。アメリカの世論調査では、「民主主義を第一に考える」率がトップにあり、経済や失業の問題は、その次。ジョン・ボルトン大統領補佐官は、トランプの支持を得て、予備選に勝てた共和党候補者も本戦でマイナスに作用するかもしれないと不安に思っていると指摘した。つまり、トランプ氏支持が選挙では裏目にでるかもしれないという。だが、候補者はトランプ氏の支持がなければ、選挙にはでられないというディレンマがあるという。トランプ支持者を熱狂的にさせているのは、政策や民主主義ではないことは明らか。番組の議論を聞いていて、「統一教会」のマインド・コントロールのようなものに通じるのではないかと思った。

 トランプ前大統領の自宅にFBIの家宅捜査に入り、持ち出し禁止の書類を押収した。トランプ氏はFBIを訴えているが、トランプ支持者は「FBI侵入事件」、「FBI関係者への暴力」事件を起こし、挑発行為に出ている。狂信的なトランプ支持者の行為をどう捉えるかが鍵になるようだ。

 トランプ氏は「再度大統領選挙に出馬するのか」が議論となった。ボルトン氏は出ないと見ている。トランプ氏は「敗者として歴史に残ることを何よりも恐れている」というが。パックン(パトリック・ハーラン、コメンテータ)はトランプ氏の大統領出馬はあるとみている。いつも彼のコメントには誠実な分析があり、説得力がある。トランプ氏が大統領に復帰すれば、いま訴追されている10件ほどの裁判も棚上げになるので、トランプ氏としては出たいのと、人びとを煽り、支持者を増やし、勝てる手法をとっていると分析。それに対抗するには、「民主主義をどう守るか」であるという。ミシシッピ州では49年ぶりに「中絶禁止」を最高裁判決で認めた。トランプ前大統領に指名された共和党派の判事が多数を占めた結果だった。

 杉山晋輔(前駐米大使)は威張っていて、司会者松原耕二の問題提起をことごとく反論した。アメリカ政治のことは何でも知っているというすごく傲慢な態度だった。