Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

安倍元首相の「国葬」に疑問 毎日バラが咲く 機密文書持ち出したトランプ前大統領

    安倍元首相の国葬は、2億5000万円で行われる。警備やその他の様ざまな経費は計上されていないので、全体でどれだけの規模になるのかわからない。「国葬」の意義について、国外での安倍元首相に対する評価が高いために、国外からの来客を利用して外交がやれるとしている。6000人規模だという。国葬にすることに賛否両論があることを踏まえて、松野官房長官は 地方自治体にも教育委員会にも協力を求めないという。であれば、国葬にする必要はない。だが、後になって地方自治体や学校などで反旗をあげたか、あげなかったかを調査するのではないか。「自主的に」というのが全く恐ろしい、踏み絵となる。有田芳生さんは、「ミヤネ屋」テレビ番組に出演して、「なぜ自民党葬とか、国民葬ではいけないのか」と疑問を呈した。誰でもそう思っている。

 山際大志郎経済再生担当大臣は、「統一教会」との関わりについて、のらりくらりと逃げてきた。ネパールでの「教団」イベントに出席していたが、資料がないからわからないと、逃げた。一年毎に資料は処分しているので、わからないとも言った。もしそうであるならば、大問題である。資料や記録は重要であるし、どう議論を積み重ねているかプロセスを記した文書は重要。海外の会議に出かけることは、忙殺の中で忘れ去られるものではない。特別な機会である。それを「記録」がないから、わからないと誤魔化した。その誤魔化しがあまりにも幼稚で、悪質なものだ。だが、ついに「統一教会」との接点を初めて認めた。嘘をつくことで何を守ろうとしたのだろうか。

 今日も一日自宅にいた。午前中はお花の水やりと家中にある花瓶の水換えをした。夏のお花は花瓶の中で煮えているのではないかと思うほど、傷みやすい。冷たい水を求めている。仕事部屋にキーボードを移したので、毎日ピアノ曲を弾いて楽しんでいる。以前は弾けたのにしばらく遠のいていた曲は、指が忘れている。昨日筋トレジムに行く途中で、ふと掛け算が頭をよぎった。7X8=?とか9X6=?と咄嗟に出てこなかった。頭を使っていないと、脳が老化しているのではないかと不安になった。九九をゆっくりと思い出しながら、口ずさんでみた。子供の頃のようにすらすら出てこない。一人暮らしになった母の友人が、新聞のコラムを声を出して読んでいるという話を聞いたときのことを思い出した。夫とは食事の時にテレビを観ながら、あれこれと話をすることがあるが、1日の大半はそれぞれの部屋で、声も出さずにコンピュータやテレビと向かい合っている。キーボードを弾く時も声を出さない。声を出さなければ、脳が衰えていくかもしれないと、少し不安になってきた。

 「報道1930」では、トランプ氏の私宅からFBIが機密文書を押収したことについて議論。捜索のための宣誓供述書がまもなく公開される。ほぼ黒塗りで出てくるのか、誰にも予想ができないが、アメリカ国民の世論の多くは、「宣誓供述書」を明らかにすることを望んでいる。この報道の5時間後にそれが明らかになるようだが、トランプ支持者たちが何をするかわからないと警戒する。すでにトランプ前大統領の周辺で内戦を仕掛けているという。なぜトランプ氏は、暴力を肯定したり、煽ったりするのか。政治的問題の解決に、民主党共和党支持者共に、「暴力を使っても良い」、「国や民主主義を脅かす政治家を暗殺してもいい」に賛成が、40%超えだった。(「暗殺」賛成は共和党支持者は34%。)恐ろしい結果だ。SNSで強い言葉で憎悪、暴力、内戦などを煽る結果につながっている。そうした状況を作り出したのがトランプ前大統領。議会などでの民主的な議論をベースにして政策を決定していくのではなく、SNSでトランプ氏は独自の意見を流して、若者の行動を煽ってきた。トランプ氏の狙いは次期大統領選挙に出馬して、返りざくストーリだ。こんなめちゃくちゃな人を大統領に祭り上げようとするアメリカ国民の異常性を疑う。法治国家ならば、FBIが押収した機密文書の持ち出したトランプ氏に対して法的処罰をしてしてほしい。それができるアメリカかどうかに期待したい。