Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

サマーコート、冷房か節電か、地球温暖化

今日も一日中暑かった。テレビでは40度を超えた所があり、東京では35度あった。京都も35度。とても外に出る気にはなれず、部屋に篭りっきりだった。先日来取りかかっていたサマーコートを完成させた。あやめの刺繍が模様としてあるローンの薄い生地。コロナ前に購入していた。いつもなら、さっさと作って、着て出かけていただろう。この間なかなか作る気になれなかったのと、着て出かける予定もなかった。ようやくできて嬉しい。

 テレビでは、年寄りは熱中症で命を失うこともあるので、節電しないで、どんどん冷房をかけて、涼しいお部屋で過ごしましょうと呼びかけている。一方では電気使用量を放送し、節電を呼びかけている。節電のために電球を一つおきに消しているとか、できるだけ電気を使わない努力をしているとかを報道する。関電は株主総会で新社長を選出し、大阪市などによる脱原発の提案を否決した。そして今夏の電力需給対策として大飯原発の稼働を必須としている。東電の電気代は6月には平均1600円増しになった。確かに冷暖房器を使う真冬と真夏の電気代は極端に増える。年寄りにどんどん冷房器を使うことを勧めても、誰がその電気代を支払うのかを考えれば、節電してしまうのではないか。

 先のG7会議では、排出削減対策のない石炭火力発電所を「段階的に廃止」するとの共同声明を発表した。石炭火力の廃止には日本が反対しているので、「段階的」という言葉で合意している。日本は本気で地球温暖化を食い止める努力をしていない。フランスでは先週に40度を超え、地域によっては大洪水に見舞われたという。日本では北海道で記録的大雨に見舞われ、大洪水となった。明らかに、世界中で、地球温暖化による異常気象の影響を受けている。本気で何とかしなければいけない。