Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ドコモの不親切と不愉快メール 日本防衛の「哲学」は何か?

ドコモの携帯はここ20年ほど使っている。ずっとドコモだ。下鴨に住んでいた頃から、高野川の向こう側にドコモのお店があった。ドコモのお店になる前は電電公社の建物だった。最近迷惑メールが毎日入ってきて、すごく嫌な気分だ。もちろん、無視しつつけているのだが、迷惑メールが入らないように設定していたのに、いつの間にか最近増えているので、なんとかならないかを聞くために立ち寄った。たまたま近くにある元「カナート」に昨日もらうのを忘れたコーヒ豆をもらいに行った。ついでにちょっと尋ねようと思った。いつまでも放置されたまま、待たされた。30分以上はただ黙って待っていた。何分待たなければならないのか、順番はどうなっているのか、何の情報もなく、「そっちで待っていたください」と言われただけだった。あまりにも不親切な対応だった。何回か北大路のドコモショップに行って、教えてもらったことがある。「あなたに1億円が当たりました」というメッセージを受け取った。あり得ない話だ。ドコモとしてもどうしてそんなメッセージが入るのかを知るのは重要なことだと思う。個人のメールから発信され、ドコモの携帯からではなかった。なぜそんな悪戯か、詐欺メールなのか、ドコモとしても認識しておく必要がある。今日、たまたま通りかかったので、ちょっと訊こうと思った。あまりにもひどい扱いに腹立たしくなった。高野支店の店長だと言ったが、自らの対応のまずさを棚に上げて、「では、北大路の支店で尋ねてください」と居直った。最近では、若い人の対応があまりにもひどいことに嫌な思いをした。「年寄りで、女性である」ことに対する侮蔑のような気さえした。家に帰り、ネットで調べれば、どうすれば私の問題が解決するかを詳しく書いてあった。ネットに対するリテラシーが求められた気がした。だが、どんな器具、機械でも、説明書がついていて、それを見て理解しなさいという。特にApple社の製品は説明書すらない。Mac関連機器でそのことは十分に理解している。iPhoneもそうだ。ドコモはiPhoneを売っているのだから、その説明はお客さんに対して、親切に教えてもいいのではないかと思うのはわがままな要求なのだろうか。安易に尋ねた私が悪いのだろうか。

 ネットにある情報に基づいて、迷惑メールをブロックしたが、依然として迷惑メールが届く。開封は絶対にしないが、しつっこく、不愉快なメールを送り続けてくる。悪質メールだ。

 昨日近所のスーパMGでお肉を購入した時にくじ引きがあった。お店の人に勧められて、くじ引きに参加した。そのお肉屋さんは本店が銀閣寺の近くにあり、京都で一番美味しいお肉を売っているお店として知られる。バーベキュをする時には、わざわざ銀閣寺のお店に買いに行くが、西賀茂生協でも西賀茂にあるMGさんでもお肉はそのお店のものが売られている。くじ引きに当たったという電話の知らせが午前中にあった。高野から西賀茂までバスを乗り継いで、当たりくじの商品(アサヒドライビール6缶)をいただきに寄った。思いがけないお客へのサービスをいただいた。ドコモの対応にはまだまだ腹立たしい思いをしていたが。

 「報道1930」では、日本防衛の“哲学”は何かについて、ゲストの小泉悠(東大先端科学技術研究センター専任講師)、香田洋二(元自衛艦隊司令官、元海将)らと、意見が交わされた。日本は、安全保障にどんな「哲学」があるのか。日本防衛の“哲学”は何かを議論していた。国民が政府を信頼していなければ、うまくいかない。信頼しうるだけの説明が政府からはなされていない。例えば、日本の南西諸島で米軍のミサイル配備を着々とすすめている。宮古島の保良訓練所にミサイル弾薬庫が作られ、ミサイルの搬入が進められているが、沖縄県にも、宮古市にも事前に説明もなく、行われたという。当然住民にも十分な説明もない。こうしたことが政府への不信感を招いている。政府を信頼できない国であるので、日本の防衛の「哲学」など誰も信頼できないという結論か。

 明日から核兵器禁止条約の初めての締約国会議がオーストリアで開催される。ベルギーはオブザーバーとして出席する。核兵器の開発や保有、使用などを禁止する核兵器禁止条約は去年1月に発効し、これまでに60を超える国と地域が批准していて、初めての締約国会議が開催される。日本は批准するどころか、加盟もしていなければ、オブザーバーとしても出席する意思はない。日本は唯一核兵器の犠牲国であるにも、関わらず核兵器禁止条約に加盟していない。そして岸田首相は、「まず、唯一の同盟国であるアメリカとの信頼関係のもとに現実的な核軍縮・不拡散の取り組みを進めるところから始めるべきだ」と述べ、アメリカを第一に置いている。日本政府はまさにアメリカの属国であることをいつも主張する。「双方の橋渡し役」を担いながら、取り組みを進めていきたいと述べる。「橋渡し役」などできるわけはない。なんとも情けない。

 ようやく梅を塩漬けした。しばらく梅酢が上がってくるのを待つことに。昔ながらの梅漬けの方法で、塩加減は梅の20%。左が小ぶりの南高梅3キロ。右が南高梅大粒2キロ。どちらも和歌山産。これまで失敗したことはない。昨年つけた梅をようやく食べ始めた。とても柔らかくて、美味しくできている。今年もうまくいきますようにと祈りつつ。重石は水を入れた袋。ネットで学んでここ何年かやっている。うまい具合に重しになっている。