Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

大阪ガスの点検  フランス語の授業 福島原発事故の責任は国にない?

 午後から大阪ガスの点検があった。すでに今日の午後2時から4時の間に訪問するという手紙をいただいていた。2時半ごろに来られた。この間大阪ガスを名乗る電話が2回もあったことを伝えておいた。あり得ない話なので、私は電話はすぐに怪しいと思った。引っかかってしまう人もあるのだろう。

 フランス語の授業に出かけた。リスニングとディクテがあった。だんだん慣れで聞く耳ができてきたかもしれないが、それでも文字にするのはなかなか難しい。発音しない文字がたくさんあるからだ。女性形には語尾(e)をつける場合がある。ここは一つのネック。そのうちに、考えなくてもすんなりとできるようになるかもしれないことを期待して。島根から往復9時間もかけて、この講座に参加している人がいる。その人にはとても相性の良い講座とのこと。素晴らしい熱意だと思った。授業の後、上の孫とヨドバシカメラで会った。彼女は大学の授業の帰りで、京都駅で途中下車。大型スーパで買い物をした後、小川珈琲屋でお茶をした。卒業論文に「少子高齢化社会」を取り上げたという。就活と大学最後の年の勉学とのバランスは難しいが、丸々2年間はコロナ禍のために大学似通うことはなかった。とても大きな損失だったと思うが、世界中がそうした状況だったので仕方がないとはいえ、若い人たちにとって社会や人生と向かい合う機会が奪われたように思う。

 女子バレー日本代表は今日は対タイ戦だった。7連勝で、日本あっぱれ。大拍手。よく戦った。観入ってしまった。

 東京電力福島第一原発事故で被害を受けた住民たちが国を相手取り、損害賠償を求めた。最高裁菅野博之裁判長は国の責任を認めない判決を出した。「現実の地震津波は想定よりはるかに大規模で、防潮堤を設置させても事故は防げなかった」と判断した。裁判官4人のうち3人の多数意見で、1人は国の責任を認める反対意見を述べた。国に責任が及ぶのを極力避けた言い訳でしかない。原子力政策を進めてきたのは、国の方針であったわけだから、その責任はないとは言えない。法体制が政府の支配下にある日本は狂っている。