Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

フランス語の授業に  反戦歌を沢田研二が バラが咲いた

 午後2時34分のバスに乗り、地下鉄に乗り継いで、京都駅まで。10分ほど歩いて、キャンパスプラザ京都まで。3時半からのフランス語の授業に出る。今日はディクテをした。配られたプリントに、空白部分があり、そこに聴き取った単語を入れた。3〜4回聞いても、音から文字にかえる作業はなかなか難しい。文字を読む作業は英語からも類推できるが、音はそうはいかない。いい刺激のある授業だった。もう一つの教材は、先週にもらっていた、ムルージの「逃亡者」の内容を理解するために、一文一文を読んだ。元々、ボリス・ヴァンが、インドシナ戦争に対する反戦歌として歌った。大統領に呼びかけ、はっきりとした反戦内容になっていた。ムルージは「大統領」ではなく「立派だと呼ばれる人たち」と変えた。「戦争は馬鹿げたこと」と変えているが、どちらも反戦歌には変わりはないが、ムルージが歌った頃はアルジェリア戦争があり、フランスでは発禁となった。沢田研二は、ボリス・ヴァンの歌詞を忠実に日本語にして歌っている。「大統領閣下、手紙を書きます  もしお暇があれば読んでください 僕は今戦争に行くようにとの 令状を受け取りました いわゆる赤紙です 戦争するため 生まれたのではありません 勇気を出してあえて言います 僕は決めました 逃げ出すことを」 とてもスローテンポで心に染み込むように歌う。沢田研二は歌を通して社会的メッセージを伝えようとしたのは、ポリス・ヴァンの影響が大きい。

Le déserteur    Mouloudji

Messierus qu'on nomme Grands  / Je vous fais une lettre  / Que vous lirez peut-être  / Si vous avez le temps  /  Je viens de  recevoir  / Mes papiers militaires  / Pour aller à la guerre   /  Avant mercredi soir. 

 バラが大輪の花をつけている。一つの枝に三つも大輪をつけた。頭が重くなっているので、枝を切って花瓶にさした。プリンセス・ドゥ・モナコが咲き始めた。とてもいい匂いで花びらの周りのピンク色が可愛く、優雅だ。手入れをした甲斐があった。これからも虫と病気対策に心がけねば。バラを育てている人は、異常なほどバラに愛情を注いでいると思う。愛情がなければ、綺麗なバラは咲かないような気がする。