Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

食糧危機が? 戦争犯罪裁判、ロシアと中国の接近は? 

  今朝8時過ぎに電話がかかってきた。印刷屋さんにお願いしていたアフリカ文学研究会の雑誌の合冊ができたので、自宅に持ってきてくれるという。印刷屋さんは京大の近くで事務所を構えているのだが、自宅が我が家から車で10分ほどのところにある。何度も足を運んでいただいて、ようやく原本の合冊ができた。厚さが5センチもあり、金文字の背表紙。

 国連で開催されたされた食糧安全保障の会合で、セネガルの外相が「飢餓、栄養失調、貧困、死、武力紛争、気候変動、新がコロナウィルスのワクチン不足と戦わなければならない。」「これらの惨状の他に、ウクライナにおける戦争を加えなければならない」と訴えた。ロシアやウクライナから、小麦粉などの輸入ができなくなると、たちまちのうちに飢餓と栄養失調に直面する。日本でもじわじわと小麦粉の値段が上がっている。ウクライナもロシアも経済的困難に直面している。ロシアのウクライナ侵攻はどちら側にとっても何のメリットにもならないのに。

 ロシア兵に対する戦争犯罪裁判が始まり、21歳のロシア兵がウクライナの62歳の非武装の民間男性を射殺したことを認めた。おそらく終身刑になるという。若いロシア兵も戦争の犠牲者であるが、民間人を射殺したことは正当化されない。ジェノサイドも、戦時中の殺人、強姦、集団処刑などは「人道に対する罪」で裁かれる。戦争による集団殺戮は絶対許されるものではない。

 「報道1930」で、ロシアと中国の結託はなんとしても「避けなければならない」という議論があった。ロシアと中国が結託して、欧米社会と対決すれば、大変なことになるという。中国は、アフリカや南米への影響力が強いことをその理由の一つに挙げる。中国が安易にロシア側につくような状況を作らせないことが、重要だという。外交力により、戦争状況に突入することを避けるべきだという。アメリカの出方次第なのかと思った。

 午後から歩いて、西賀茂にあるスギ薬局まで行った。20分ほどの散歩のつもり。消毒綿を購入。帰りにスーパMGに寄り、牛乳、卵、キャベツ、じゃがいもなどを購入。機会がある時には、毎日食べるものや日持ちのするものを購入することで、安心感を得ている。

ニオイバンマツリが満開となった。花は濃い紫色から薄紫、白への変化していく。南アフリカでは、友人の家には大きな木に育ったこの花がいっぱい咲いていた。Yesterday-Today-Tomorrowと呼んでいた。毎日花の色が変わることから、このような名前がついていて、誰もがそう呼んでいた。それが面白いと思った。知らない間に、シンピジウムに花が咲いていた。ほとんど手当てもしないで放置していたのだが、花が咲くと嬉しい。