Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

大原の朝市、竜王のアウトレット、朝の散歩、バン作り、フランスの大統領選挙

24日(日)朝6時半にいつものように大原の朝市に友人の車で出かけた。空気が澄んでいて、気持ちがいい。菜の花とかわさび菜などの春野菜が主で、ちょうど端境期かもしれない。お花は大手まりと菊とバラを購入。大手まりは、頭が大きくてうまく水揚げができず、頭が垂れるので、思い切って短くした。大手まりは紫陽花とよく似ているが、花の分類では全く違う。大手まりはレンプクソウ科ガマズミ属。紫陽花はアジサイアジサイ属。

 

 朝食後、娘と上の孫と一緒に竜王のアウトレットにお買い物に出かけた。海外には出かけられないので、せめてこのショッピングモールで海外のブランドの商品を眺めているだけでも楽しい。私自身はほとんど何も購入しなくなった。コーチのバックなどは40年来のファンでありとあらゆるバックを持っている。いまだに時々40年前にニューヨークで購入したコーチのバッグを使うことがある。一枚皮のシンプルなスタイルで、働く女性向きに作られた。そしてモノグラムに変わり、また一枚皮のスタイルも復活しているが、少し以前のものとは違ってきた。今では二人の孫たちに私のバッグを譲っているが、二人とも気に入って使ってくれているので、嬉しい。

 化粧品はずっとクリニークを使っているが、コロナ禍のためにマスクをするようになり、口紅は全く使わなくなり、化粧もしなくなった。化粧品は全く買わなくなったが、若い人たちは一番の関心事で、孫は口紅を購入した。同じメーカの品物でも、アウトレットは工場から直売なので、市中よりは少し安く手に入る。大学4年生の孫は、就職活動があるので、あまり赤くない、肌の色に近い口紅を購入した。他には2点購入すれば値引き率がアップするという広告に弱く、春物の洋服を二枚購入。

 私はモンベルで雨の日に履く靴を購入した。アウトレットにあるモンベルのお店ではほとんど値引きをしないので、京都のお店価格と変わらない。雨の時には必ず履く靴は、もう10年以上も前に購入した。朝から小雨だったので、滑って転ぶのは嫌だと思って、履いてきた。お店の棚には私が履いているのと同じ靴しかなかったので、お店の人に尋ねてみると、ブルーと黒の靴を持ってきてくれた。いつも履いている運動靴よりは少し高いが、購入した。洋服の色に合わせて履きたいと思った。

 竜王のアウトレットの帰路、孫の就活用の服を取り寄せていたのをチェックに行き、娘の家に立ち寄った。コーヒを飲んで少し休憩した後、唐崎駅まで送ってもらい、湖西線で京都駅まで。地下鉄+バスで帰宅。長い一日だったが、久しぶりにのんびりとショッピングを楽しんだ一日だった。

25日(月)10時半から、夫と一緒に散歩に出た。賀茂川沿いを下り、北大路まで歩いて行った。桜はすっかり緑の葉っぱで覆われていた。小手毬が白い花をつけ、草むらはカタバミやつめ草やタンポポなどで色とりどりだった。まだ4月だというのに、とても暑い日だった。久しぶりに丸亀製麺でランチをした。多分一年以上もこの店に入っていない。ランチにうどんはよく食べるが、こうしてお店で食べることができるようになったのは嬉しいことだ。一人席を作り、アクリル板のパーティションが立っていた。感染予防を万全にしているが、黙食は変わりない。コロナによって、食生活や文化のあり方が変わりつつある。なんとも、人との接触、コミニケーションが切断されたことは大きいな痛手だと思う。どんなふうに回復していくのだろうか。

 少しあれこれと買い物をしたので、バスで帰宅することにした。大学生たちがいっぱいでバスに乗れそうにもないので、いつもとは違うコースで帰ることにした。途中で乗り換えなければならないが、満員のバスはさけた。今日も京都の感染者は586人で、京都市内は325人。少し減少しているが、日曜日の検査数なので少くなっている。なかなか減少傾向が見えない。

 パンを作った。最近ではどんどん腕をあげ、パン屋さんで購入してくるパンと同じくらい美味しいパンが作れるようになった。オーブンの温度やパン生地の発酵状態などの具合がようやくつかめてきた。パン作りは時間的余裕がなければ、必ず失敗する。

 

 フランスでは、マクロン大統領が再選された。マクロン氏は58.6%、ルペン氏は41.4%。ルペン氏はNATOEUからフランスが離脱すること、移民の流入を厳しくし、フランス国民化政策を掲げ、極右政党の牙を剥き出しにしていた。プーチン大統領とも手を組んできた人だ。いくらマクロン氏が中道であるとはいえ、ルペン氏を支持する人が4割以上もいたことは、脅威を感じた。日本の政治傾向も似たようなものだが、世界中が右傾化していくのは、なんと恐ろしいことかと思った。

    しかし、今回の大統領選挙に棄権した人は28%もいたという。日本では投票に行く人が30%程度の場合もあり、棄権する人の割合はフランスよりも高い。選挙で意思表示しないのは、無責任。