Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

孫の留学先、久留米絣、ウクライナ大統領演説、植物園の桜

 23日(水)朝10時過ぎに四条烏丸で下の孫と待ち合わせて、語学留学を斡旋する会社に行った。孫はいろんな国の中からカナダのトロントへ行くことにした。韓国の友人もそこに行ったことがあるのが一つの決め手だったようだ。どこの国でも、短期間ホームステイして語学を通して外国文化や生活を知るのはいい機会だと思うので、応援したい。この孫には、小学校6年生から高校3年まで英語を教えてきた。語学が嫌いにならないよう、楽しく学ぶ方法は教えたつもりだが。あとは本人の努力でどんな問題に興味を持ち、単語力を増やすだけ。会社からはいろいろ説明を受けて、孫は納得したようだ。ひとりで世界に飛び出して自立していこうとする若いエネルギーは輝いて見える。

 ランチを一緒にした後、伊勢丹で開催している久留米絣の専門店の「春の新作フェア」を見に行った。久留米絣の魅力に見せられてここ30年近く専門店に出入りしている。思い切って購入したのは草野栄さんデザインのコート。とても高かったが重宝している。草野栄さんは森英恵さんと同じ時代に活躍した人で、久留米絣にこだわったという。久留米絣は木綿で、先に染めた糸で織っていくので、少しかすれた文様が出てくるので、大きな人気をはくした。今回は何も購入しなかったが、見ているだけでも嬉しくなるようなお洋服がたくさんあった。

 同じ階で「パンフェスティバル」が開催されていた。美味しそうなパンがたくさん並んでいたので、ついついあれこれを購入。ケーキは甘すぎるので、最近はほとんど口にしないが、パンはよく買うし、自分でも作る。おいしいパンはもはやパンの域を出ていて、多くの人が工夫凝らし、パンをどんどん進化させている。

 夕方の午後6時すぎにウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン形式で演説をした。主には、日本の対応を評価したうえで、今後も引き続きウクライナを支援するよう要請と、ロシアに対する制裁を呼びかけた。全文はNHKのサイトで読める。

衆議院議長細田博之参議院議長山東昭子の挨拶は、それぞれにゼレンスキー大統領を称えるもので、参加していた国会議員は総立ちになり連帯の拍手を送った。ウクライナが大きな犠牲を被りながら、ロシアの暴挙に晒されている。民間の人びとの生活が破壊され、教会、学校、病院、文化施設、商業施設、原子力発電所、工場などへの無差別のロシアの攻撃はあってはならない。こんなことを許してはならない。ウクライナの大統領が世界の影響力のある国の国会や議会に演説をして訴えていることをどう考えればいいか、戸惑っている。日本の政府の式次第に従って、国会が一丸となって、「スタンディングオベーション」をしたということを恐ろしいと思うのは、私だけなのだろうか。何か、しっくりしない違和感を感じた。毎日テレビや新聞で報道されるウクライナ情勢を国民全体が見ながら、同じ方向に向かっていく状況作りが恐ろしい。

 

24日(木)朝の散歩をした。いつものコースで、植物園を歩いた。園内のあちこちに桜の園がある。まだまだ桜は固い蕾のところもあれば、満開に近いところもある。確実に春がやってきた。春の花たちには心が癒されるが・・・。いつものように筋トレジム・カーブスで、運動をした。こうして半日が過ぎていった。

 京都では「まん延防止」が解除されたので、かなりの人出があちこちで見られるようになった。子供たちも春休みに入り、卒業式やらで若い人たちも大勢外に出ている。今日の京都府のコロナ感染者数は963人。京都市内は525人。東京でも先週よりは増えていて、8875人。コロナはどうなっていくのだろうか。個人に感染予防を呼びかけるだけでなく、科学的データに基づいた具体的対策を示してほしい。ズルズルと、もう2年も過ぎた。これ以上時間を失いたくない。

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