Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

城南宮の梅と椿、ウクライナへの攻撃は

今日もいいお天気で、コートは要らなくなった。お昼ご飯を食べた後、城南宮の枝垂れ梅を観に行くことになった。バスに乗り、北大路から竹田駅まで地下鉄で行き、徒歩20分ほどの所にある。今までは車で行っていた。名神高速の乗り口京都南から国道1号線を少し南に下がったところにある。歩いて行ったことはなかったが、方向としてはよくわかっていたつもりだった。京セラの大きな建物を通り過ぎても、名神高速が見えないのでおかしいと思っていたら、やはり行きすぎていた。少し戻り、西の方向に進むと城南宮の木々が見えてきたのでほっとした。第二京阪の城南宮南口を通り越してどんどん南に進んでしまったのが、行けなかった。帰り道で確かめたら、南に進まず、西に進めが、すぐだった。この次からは間違わない。

 何回もきたことがあるのに、枝垂れの梅は見事だった。いつも初めて見るような驚きがある。大勢の人たちが来ていた。誰もが写真を撮っているので、順番が来るのをすこし待ちながら、紅白の梅を見つめていた。月ヶ瀬の梅は上に向かって花が咲いていたが、城南宮の梅はほぼ枝垂れ梅なので、地面近くまで垂れ下がった梅を目の高さで見ることができた。

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 椿も有名な所で、神苑に50種類、約300本もある。有楽椿をたくさん観た。有楽は太郎冠者とも呼ばれていて、私の好きな侘助椿の原種とも言われるそうだ。京都では有楽椿と呼ばれ、江戸では太郎冠者と呼ばれていたそうだ。有楽は織田信長実弟織田有楽斎長益が茶花として愛用したことに由来する。植物園の椿園で1番に咲いていたのが、有楽椿だった。また蝦夷錦と呼ばれる椿があった。一本の木の枝に白色や赤色や、紅白が入り混ざったような花が咲いている。蝦夷錦の生地に例えたもの。椿は日本原産なので、ジャポニカ・カメリアと呼ばれたり、ジャパニーズ・ローズとも言われる。誇らしい。

 ロシアは何のためにこの戦争を仕掛けているのか。一般の人びとの生活を破壊している。今日のニュースでは、キエフ近郊の爆撃により大手の鶏肉生産会社の倉庫が炎上して、約10億円相当の損失を被ったという。ウクライナ の人びとの食生活の供給網を攻撃している。何と非人道的な攻撃か。ウクライナからの避難者は300万人をこえた。なぜ国を離れなければならないのか、納得できない人ばかりだ。他国に避難しても生活のメドがたたない人ばかりだ。

 日本国内では、政府・与党内で年金生活者に一律5000円を支給するという案が取り沙汰されているが、年金生活者はそんなわずかなお金をもらって喜ぶとでも思っているのだろうか。参議院選挙を前に自民党への票集めのためだと考えているのなら、あまりにも高齢者をバカにしているとしか言いようがない。それならば、年金を減額するような政策が間違っているのだと気づいてほしい。